高額療養費制度の限度額適用申請だけした人は知らないと損するかも?!会社員であることのありがたさ

「桃ちゃん、オレ、1週間入院することになった。」

「え?いきなりどうなされたんですか?」

入社してからずっとお世話になっている先輩。
現在45歳の管理職の中堅サラリーマン。

先月一緒に仕事をしている時に突然言われたひとことでした。

どうやら長年の持病が悪化したらしいです。
入院して外科的な手術が必要とのことでした。

「全身麻酔初めてなんだけれど。死んだらどうしよう・・・。」

もう心配で心配でたまらないらしく。
全身麻酔歴有りの私に毎日のように相談です。

「入院費用って30万円ぐらい現金持って行けばいいのかな?」

そんな危ないことしないでくださいよ。

先輩は健康保険のありがたい制度を知らないようでした。

高額療養費制度ってご存じですか?

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医療費って高いですよね。

入院なんてしたら1ヶ月30万円とか請求されます。

「もうお金なんてないから入院なんて無理だよ。」

そんな方に一定額を超えた額を後からキャッシュバックしてくれるありがたい制度があります。

それが「高額療養費制度」というものなのです。

高い金払ったらお金が戻ってくるなんて。
なんて素晴らしい制度なんでしょうね。

報酬月額によって自己負担限度額が変わります。
2015年1月にこの制度が改正されました。

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高額な医療費を支払ったとき

70歳未満の人で年収770万円以上の人は負担が増えました。
反対に年収約370万円未満の人は負担が減りました。

自分の給与と照らし合わせてしっかり確認しましょう。

「あ?おれ、8万円以上も払う必要があるの?」

そっか先輩の給料は月収28万円以上って事ですよね。

う、うらやましい限りです-(T_T)

手持ち金がない場合は事前に申請が出来る

「いきなり30万円も最初から払えないよ。」

もし1ヶ月の医療費が100万円もかかった場合。
窓口負担は3割なので30万円も払わないといけません。

手元にまとまったお金なんてない。
それでも入院する必要がある。

そんな時は事前に申請をすれば一定額を払えばいいことになっています。

医療費が高額になりそうなとき

貯金がない人への救済処置ですね。

窓口では30万円支払う所が8万円ぐらいで済みます。

「え?そんな制度あるの?知らなかった!」

この制度を利用するためには事前申請が必要です。

先輩は入院4日前にも関わらず慌てて健保にTEL。

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この用紙に記入しました。

速達で「限度額適用認定証」を送ってもらえることになりました。

この認定証を窓口で見せればお姉さんがなんとかしてくれます。

これは知っているのと知らないのとでは雲泥の差があります。

サラリーマンの特権!付加給付があるとさらに戻る

付加給付ってご存じでしたか?

今回先輩の入院をきっかけに初めて知りました。

高額療養費の上乗せ保障のことを「付加給付」と言います。

対象者は「大企業勤務者」または「公務員」です。
え?私の会社って大企業だったっけ?

組合健保の加入者は3000万人。
健保だけは大企業の保険に入っているみたいです。

中小企業のくせに健保だけは恵まれておりました。

私はおととしの8月に甲状腺腫瘍摘出手術を受けています。

限度額適用は事前に申請しておりました。
それなので8万円で窓口負担は済みました。

付加給付を申請すると窓口で払った額から2万円を引いた額が戻ってくると言うではないですか!

私の場合8万-2万=6万円も戻ることに。

うれしいぃーー!
臨時おこづかい!

実際に健保の窓口に問い合わせをしてみました。

「それは戻ってきますね!早く気がついて良かったですね。」

申請の時効は2年。
危なかった・・・。

入院した金額を書いて用紙を送ればいいとのこと。

こんな紙1枚の申請で6万円のキャッシュバック。
どーして誰も教えてくれないのさ?!

各健保によって金額が違うようです。
ぜひ確かめてみて下さい。

知らないと余計なお金を払うことに

医療保険には加入していない我が家。
民間保険の必要性がさらに不要に。

公務員やサラリーマンは実は手厚い保険に恵まれています。

付加給付もあまり知られていないお宝保険のようなものです。

いつも会社の文句ばっかり言っておりますが。

「社畜で頑張っていて良かったー!」

こんな時はありがたやーって思いますよね。

心配で手厚い入院保険に入っている方いらっしゃいませんか?

こういった制度を知らないばかりにお金を捨てている事があります。

民間の医療保険のCMを見て心配になる前に。
自分が加入している健保の内容を調べましょう。

誰も教えてくれないから自分のお金は自分で守るのだ。

知らないとことが1番損をします。

余計なお金を取られないようにしていきたいですね。

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