冬の函館山夜景を満喫できる最適な時間帯はいつ?駐車場やロープウェイの混雑状況やスマホで撮影するコツ
冬の真っ白い北海道が大好きな私です。
札幌に続いて今回は函館に行き、GLAYのTERUさんが行きつけのJR函館駅前にある「函館朝市」でおいしい塩ラーメンを堪能してきました。
GLAYファンの聖地!函館ラーメン「かもめ」で塩ラーメンを食べてきた。温かい店主さんに心がほっこり
函館でおいしいグルメもいいけれど、函館に行ったならロープウェイに乗って函館山の夜景を見に行きたいですよね。
しかし、函館山は海外旅行客の方たちで大混雑!時期と時間帯によっては、ロープウェイの前で30分以上並ぶこともめずらしくありません。
「一体、何時に行ったらいいのかしら?」
12月下旬の大雪が降りしきる中、ロープウェイで山頂まで行き、実際に混雑状況を確かめてきました。
夜景鑑賞を楽しく満喫するために、駐車場の混雑状況やロープウェイに乗る最適な時間帯とスマホで上手に撮影するコツをご紹介したいと思います。
冬の函館山の山頂まで行くアクセス方法はたった1つしかない!
函館山の山頂まで行くおもなアクセス方法は、ロープウェイ、バス、タクシーの3つです。
しかし、ここで冬に行くときに注意点が!
函館山の山頂まで行く山道「函館山観光道路」は、冬期(11月中旬〜4月中旬)はすべての車両が全面通行禁止なのです。
マイカーやタクシー、レンタカーなど一般車はおろか、路面が凍結する冬期は、バスでさえ運行することができません。
中国人の方などが多く利用する観光バスも、ロープウェイ山麓駅周辺の駐車場に停めてからロープウェイに乗って向かうため、ロープウェイはさらに大混雑!
冬期は山頂に行くまでの手段はロープウェイ1本のみに限られてしまうため、ロープウェイは長蛇の列で大混雑してしまうのです。
しかも、大雪や強風になると、ロープウェイの運行が中止になることがあります。
ロープウェイの先が雲で見えませんよね?ここまで大雪が降ってしまうと、あきらめざるを得ません・・。
冬場は天候によって見られないことがある点も知っておいた方がいいでしょう。
冬の函館山はメチャクチャ寒い。しっかりと防寒対策を
函館山の山頂に登るまでに時間がかかる可能性がありますし、日没の山頂は風が強く吹きつけて寒いので、防寒対策はとても大切です。
北海道の山の寒さをなめてはいけません。
マイナス7〜10℃ぐらいの極寒の世界は、少しでも肌を露出していたら刺さるように痛いです。特に手袋とマフラーは必須とも言える重要アイテム!
体を温めてくれる下着に、セーターや長めのコート、マフラーや手袋、耳あてやホッカイロなど、できる限り防寒対策をしていくことをおすすめします。
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函館山ロープウェイの駐車場が満車になる時刻はいつぐらい?
ときは12月下旬の16時15分、ロープウェイ乗り場である「ロープウェイ山麓」駅にレンタカーでやってきました。大雪が降った翌日だけに、辺り一面銀世界です。
駐車場ですが、無料の市営観光駐車場が2箇所、もう一箇所は駅の上に「函館山ふれあいセンター駐車場」があります。
しかし、市営観光駐車場の第一駐車場はすでに満車状態に。
第二駐車場があと2〜3台入れるかどうかというところで、なんとか入ることができました。時間に余裕を持ってきたはずでしたが、やや遅かったかも。
無料の駐車場を利用する場合は、遅くとも16時00分前後に到着することをおすすめします。
函館山ロープウェイに乗って山頂展望台に着くまでの時間
ロープウェイは営業時間を10分間隔(混雑時は5分間隔)で運行、約3分で山頂にたどり着きます。このぐらい視界が良好ですと、登ることができます。
ロープウェイのチケットは発券機で購入します。現金のほかWAONやEdyなど電子マネーにも対応しています。
チケットを購入したら、階段を使って自動改札機の前まで並びます。
時刻は16時35分。自動改札機にチケットのQRコードをタッチして中にはいるのですが、すでに長蛇の列ができていました。
ロープウェイは125人乗りですので、比較的スムーズに乗ることができます。
こんなに並んでいても、たった5分弱でロープウェイの中に入ることができました。
日没直後の16時40分、こちらはロープウェイから見える景色です。
まだ外の建物が確認できるのがわかります。「ちょっと登るのが早いかな?」と思えるぐらいに向かうのがちょうどよいタイミングです。
キレイな夜景をスマホやデジカメでうまく撮るコツ
約3分後、函館山の山頂に到着しました。階段をグルグルと登って、展望台まで向かっていきます。
展望台に到着しました。まだ17時前なのに、こんなにも多くの人だかりができておりました。
自撮り棒を持って撮影している人がいっぱい!外は寒いのにものすごい熱気ムンムンです。
最前列に行くまでに、だいたい10分弱並んで待っておりました。
カメラを固定して撮影するのがいちばんですが、これだけ混雑していると、三脚を立てて撮影するのは他の人の妨げになるので避けたいところ。
大混雑時でもキレイな夜景を撮るときは、スマホやデジカメで撮るのが便利です。
夜景の撮影でいちばん難しいのはブレが出てしまうこと。手すりの上にカメラを置けば、カメラが固定されてブレずにキレイに撮影することができます。
シャッターを押すときにカメラが動かないように、下に落とさないように細心の注意を払いながら撮影しましょう。
100万ドルのキラメキはまぶしいぐらい美しい!頑張って来てよかったと思えた瞬間です。
スマホでも、こんなにキレイな夜景を撮影することができます。
反対側の夜景もこんなに美しいです。
ただし、風が強くメチャクチャ寒いです。カメラを持っていられないぐらい手がかじかんでしまいますので、風邪を引かないうちに早めに中に入るようにしましょう。
山頂駅にはレストランやお土産さんもありますので、夜景以外も楽しむことができますよ。
山頂からロープウェイで降りてくるのもまた大混雑
山頂展望台にいた時間はわずか10分。キレイな夜景も撮影できましたし、再びロープウェイに乗って下に降りることに。
しかし、登るのも時間がかかれば、降りるにも時間がかかります。
行きは5分弱並べばOKでしたが、帰りはなんと約25分かかるとのこと。体はブルブルと冷え切っていますので、帰りの方がとても長く並んでいるかのように感じました。
だいたいこの混雑が、21時頃まで続くそうです。
行列に並び始めてから、結局降りるまで約25分ほどかかり、ようやく麓まで降りてくることができました。
いや、メチャクチャ寒かった!
冬の函館山夜景鑑賞は日没までに駐車場に着くのがコツ
12月下旬の寒い時期に、函館山のロープウェイに乗って山頂に登ってきましたが、空気が澄んだ中で見る函館の夜景は、息を呑むほど美しかったです。
海外からの観光客を乗せた方たちのバスも、日没前には駐車場に到着していることが多く、駐車場に停めて快適に見るためには日没前10〜20分前には到着しておくことが望ましいでしょう。
夜景だけではなく、時間帯でまったく異なる表情を楽しめるのが函館山の魅力です。
冬場はとても寒いですが、日没前に山に登り、昼間の景色、夕景、夜景の3つを楽しむのも1つです。
函館の夜景を1度見たら、一生忘れられない思い出に残ることでしょう。
行く時間を予め計画しながら、キラメキを堪能できる函館夜景鑑賞を楽しんできてくださいね。
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