2017年8月25日 -PR-

夢は叶わないものなのか、叶うものなのか?やりたい夢を諦めてしまう前に知っておきたい大切なこと

あなたには、夢ってありますか?

ミュージシャンやアイドルになりたい。
お笑い芸人やサッカー選手になりたい。

子供の頃にワクワクしながらテレビを見ていて、自分もこんな風になりたいと思ったことってあるかと思います。

でも、こんな夢を抱くことに対して、大人たちは一様にこう言います。

「夢ばっかりみてないで、もっとちゃんとした仕事に就け!」

夢ばかり追いかけてもいけないし、夢がないのもいけない。

でも最後は虹色に輝くシャボン玉も、社会の冷たい強風によってパチンッ!と消されてしまい、夢なんて叶わないと諦めてしまう人がいます。

夢って諦めないといけないの?
夢って叶うもの?叶わないもの?

一体どちらが正しいのでしょうか?

パン屋の夢がいつの間にか「正社員」に変わっていた

私は小学校に入る前から、母と一緒に近所の焼きたてパン屋さんに行って、トレーにたくさんの焼きたてパンをトングで選ぶのが大好きでした。

店内は香ばしい香りでいっぱいで、ホカホカでアッツアツの焼き立てパンがズラリと並んでいて、奥の方でたくさんのパンを焼いている人達に興味津々!

「私が大きくなったら、パン屋さんになりたい!」

真っ白くて大きな画用紙に、色とりどりのクレヨンで色んなパンの絵ばかりを書いていた私の愛読書は、カラスのパン屋さんでした。


パンに好奇心いっぱいに溢れていた私でしたが、いつからふわっふわのシャボン玉が割れてしまったのでしょうか?

人生の中で色んな人と出会い、経済情勢の荒波に揉まれているうちに、22歳、25歳と進んでいるうちに、どんどん違うシャボン玉が出現していったのです。

「派遣社員を辞めて、正社員になりたい!」

正社員が夢って、一体どんな夢なんでしょう・・?職に就くこともできないような時代だったので、「正社員」という雇用形態が夢になってしまったのです。

人生の様々な転機によって、私の夢はどんどん変わっていってしまったのです。

「夢は正社員になること」だった。夢って一体なんだろう?夢を叶えるためにすべきこと

正社員という夢が叶っても、その仕事で成功できるわけではない

機械メーカーで正社員という夢が叶った私の次なる夢は「設計職のプロになること」でした。

未経験の仕事でしたが、熱い情熱を持ち、会社に忠誠心を持ち、どんなことにも果敢にチャレンジして、上司や後輩などどんな人とでも柔軟に対応して働いていました。

でも、なかなか思い通りにはいきませんでした。

「また昇格しなかった。一体何が足りなかったのだろう?」

5年、6年、7年とずっと働いているのに、一向に変わっていきません。

男性でしっかりと大学で機械工学を学んできたような人たちは、グングン昇級して係長、部長と昇格していきます。

でも私自身は、いつまでも男性のサポーター職。設計のスキル不足で工学部卒の新人にも抜かれていき、いつまでも底辺から抜け出すことができませんでした。

女性ということも、1つの原因にあったかもしれません。

社内の改善をしようとしてもまったく認めてもらえず、どんなに仕事を改善して頑張っても、資格を取ってアピールしても、まったく変わっていきませんでした。

一般的には、どの仕事においても、どの職場においても、その中の2〜3割しか成功しないと言われています。

天性のスキルを持つ人、その仕事に向いていて優秀な人がいる一方で、7〜8割の人は競争社会の中でやっぱり勝負に勝てない人もいるわけです。

「夢は諦めることも大切なんだ。」

入社当時から仕事内容も何も変わらなかった10年目にやっと踏ん切りがついた私は、次なる夢を諦めることにしたのです。

夢の多くは、偶然の出会いから生まれている

キャリアの理論家「クルンボルツ」という方をご存知でしょうか?

クルンボルツは、夢の多くは、偶然の出会いから生まれているといいます。

キャリアの8割は予期しない偶発的な事で決定されていき、偶然の出会いが人生を変えていき、それを前向きに受け止めることによって変化が生まれるというのです。

豊かな人生を手に入れるために、色んなことに好奇心を持ち、飽きずに続けていき、他人の意見を柔軟に聴き、クヨクヨせずに失敗を恐れず進むことが大切なのです。

私が26歳で正社員になれたのも、行く予定がなかったハローワークにフラフラ〜ッと立ち寄って、偶然最初に見つけた求人に応募したのがきっかけでした。

チャレンジして偶然にも正社員になれて、もうココは私が成功する場ではないと納得するまで働いたことで、夢へのこだわりを捨て去ることができました。

叶わない夢に執着しすぎてしまっていたら、今のワクワクと楽しい働き方をしている私はいなかったことでしょう。

いつまでもこだわりすぎずに、合わないと思ったら柔軟性を持って捨て去り、前向きに受け入れるのです。

そしたら次の夢は見つかることが、私自身の実体験として、本当によくわかったことでした。

夢は叶うけれど、しっかりと消化して次の夢に向かおう

夢は叶えられるのか?叶えられないのか?という疑問についての答えは、夢は叶うことはできます。100%じゃないけれど、結構な確率で叶います。

でもその夢の中で、成功するかどうかはまた別問題なのです。

正社員という夢が叶い、設計職のプロになるという次なる夢に10年間かけてチャレンジしましたが成功することはできませんでした。

いつぐらいで夢を諦めるか、それは自分自身で決めるしかありません。

ただ夢は夢で終わらせないことが大切です。

まずはピラミッドの頂点じゃなくていいので、その底辺でもいいから飛び込んでみる。最初からプロなんてなれないんですから、まずは夢の世界に入ってみるのです。

入ったら夢で成功するために、何でもかんでも目の前のことに挑戦してみる。

「もうここでは十分にやりきった。向いてないとわかった。」

実際にやってみて心と対話をし、自分の中で夢を十分に消化しきったと思ったら、次の夢に向かってみる。しっかりと消化すれば、また叶う夢にたどり着きます。

1回で夢なんて見つかることなんて、まず無理です。何度も何度も夢に向かって挑戦して、夢やぶれて消化して、次に進んでいくのです。

私の今の状態なんて、どうやってこうなったのかよくわかっていません(汗)

夢を叶えたいって強く思ってがむしゃらに頑張って探していたわけではなく、いつの間にか消化していったら夢が見つかった感じでしょうか・・?

夢はしっかりと消化!消化して昇華(笑)まずは、チャレンジして、実際にやってみないとわからないです。諦めるのはやった後にしないと、いつまでも後悔します。

叶わない夢なら、叶う夢に向かって行く。夢はきっちり1つ1つ消化していけば、いつか「叶う」夢にたどり着きます。

いつか行き着いた「場所」が、それが偶然にもあなたの「夢」なのです。

夢とは頑張って見つかるのではなく、偶然にも見つかるもの。出会った偶然を大切に、後悔しない人生を歩いていきたいですね。

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