2014年12月9日 -PR-

「夢は正社員になること」だった。夢って一体なんだろう?夢を叶えるためにすべきこと

最近とあるCMのキャッチコピーが気になりました。

「夢は正社員になること」

このCMを見た人達から、色んなメディアやSNS上で正社員になれない人を見下しているという声をたくさん聞きます。

多様な働き方を否定し、女性差別、待遇差別であるという声も聞きます。

正社員になりたくてもなれなかった人、正社員になんてなりたくない人など、色んな思考パターンがあるかと思います。

100%の人が、正社員になりたいと思っているわけではないです。

正社員になっても奴隷のように働いている人もいますし、期間の定めのない雇用契約と引き換えに、異動や転勤、残業などもあります。

正社員になりたくなんてないと思っている人がいる一方で、私自身は組織に入って「正社員の道」を選びました。

私はなぜ、正社員の道を選ぶことになったのでしょうか?

私の夢は正社員になることだった

世の中の多くの人が「夢は正社員になることだった」という言葉に違和感を持つのでしょうか?

恐らくですが、色んな働き方があることを否定しているかのように聞こえるからかもしれません。

それでも、私はずっと正社員と言うものになりたかったのです。これは私の過去の事実なので今さら否定することもできません。

これは自分のビジョンであり、価値観であるからです。派遣社員時代に血のにじむような悔しさで働いてきたからなのです。

派遣から正社員へなりたい執念が身を結ぶ。成功を妬むマイナス思考の人とは距離を置く

でも今回の文字を見て、私自身が疑問に思った事は「正社員」ではありません。

「夢」と言う部分です。

「夢」って、一体どういう意味なのでしょうか?

夢ってそもそもどういうものなのだろう?

「将来の夢は、結婚してお嫁さんになること。」

小さい頃から大好きなお母さんの後ろ姿を見て育ってきた子は、自分の身近なものからイメージしてなりたいものを選んでいきます。

私も素敵なかっこいい人と結婚して、「あなたー!おかえりー!」って、フリフリの白いレースがついたエプロンを着て、愛妻料理をたっぷりとテーブルに並べたいと思っていました。

玄関にスタスタ〜ッて小走りに走ってきて、家族を迎えるが「夢」だったなぁ・・・。

そんなほんわかな夢がパッチンってはじけて、いつの間にか夢が正社員になってしまった私です。

この夢って、一体なんだろう?

調べてみると、

  1. 睡眠中に持つ幻覚のこと
  2. はかない、頼りがたいもののたとえ
  3. 空想的な願望のこと
  4. 将来実現したい願い、理想

1と2は意味が違います。
大事なことは3と4です。

空想的な願望なんて、ずっと叶わないものになってしまうことでしょう。

でも将来実現したい理想とする願いとなると、願いを実現すれば夢は叶うことになります。

夢を空想で終わらせないで願いを実現させるためには、一体どうすればいいのでしょうか?

空想で終わる夢と実現する夢の違い

どうすれば夢は夢で終わらないで、実現できるのでしょうか?

まず1番やらなくてはいけないことは、現実と夢とのギャップを見つめることではないかと思う。

今の現実は派遣社員ですが、将来のあるべき自分は正社員など、まずはじめに雇用形態のギャップがあることを自覚することです。

そしてそのギャップを埋めるために、一体どうしたらいいのか?

自分自身が、スキルアップをすればいいのか?スペシャリストではなく、ゼネラリスト的な部分が足りないのか?

人間的な魅力が足りないのか?組織へなじむような人になればいいのか?

もっと勤務時間に柔軟に対応する人になればいいのか?

ぼんやりとでも良いので、ギャップを埋めるための戦略を練ることが必要なのです。

私は本当に夢は正社員になりたかったのか?

色々と考えてみると、夢が正社員であったわけではないことが最近わかってきました。

正社員とは1つの働き方であるだけで、正社員という職種があるわけではありません。

私は単純に、働いている人達の輪に入りたかっただけなのです。例えて言うと、その家の中で居候している人間が、血のつながった家族になりたかっただけなのです。

働く中でお金だけを目的にした働き方は、苦痛で仕方がありません。働く上でやっぱり人間に会いに行くことも1つの目的です。

それによって他人に承認され、自己承認欲求が満たされていきます。

私自身が、極端に寂しがり屋だっただけなのでしょうか?

同じグループに入れていない、仲間はずれのような心理になっていただけなのかもしれません。

正社員はあくまでも夢を実現したかっただけの手段であり、目的として別の意味があったことが、今頃になってようやくわかったのです。

正社員だろうと派遣社員だろうと、契約社員だろうとアルバイトだろうと関係ありません。

夢を実現してイキイキと働いている人は、こんな言葉にはきっと違和感を感じることなく、その夢を実現する人に向かって「頑張れ!」と応援する人になっているはずです。

それは自分に自信や余裕があり、人を応援する余力があるからできるのです。

私も今、自分がまだ派遣社員の時代にこのキャッチコピーを聞いていたら、ムズムズしてイライラして妬みと恨みのオンパレードだったことでしょう。

自己中心的になって、批判ばっかりしていたことでしょう。

でもなろう!って思って行動しなかったら、あのまま何もしなかったら、後悔という自責の念に囚われていたに違いありません。

でも今、夢って叶ったのでしょうか?

まだまだムズムズと悩むことが、実は多いのではないでしょうか?

正社員という憧れの夢が強すぎたのか?まだ見えていない夢があるからに違いありません。

人の輪に入ることが叶った今、私の今の夢って一体何なのでしょうか?

夢は見てはいけないと、自分を抑えているだけかもしれないし、実は次の夢を叶えることを私はどこかで恐れているかもしれません。

夢を叶えるために、何もしなければ何もはじまらない

それでは夢を叶えるために、一体どうすればいいのでしょうか?

それは、

まずは「行動」することです。

叶えるために、ただ行動すればいいのです。

とにかく動くこと。
行動あるのみです。

動かなければ、何も始まらないのです。

本気でやりたい事があって夢に向かっている人達は、途中で諦めてはいません。

高校を中退しようが大学を中退しようが、自分で会社を作ってまでして夢を叶えようとする人もいます。

そんな行動が出来る人が、本当はすごいと思うのです。

誰よりも早く行動し、早く学び、成長するからこそ夢をもぎ取ることができます。

だから空想で終わることなく、実現する夢となるのです。

行動することは、本当に大変です。すごい苦痛で重い体を動かさないといけません。

でも何もしないで夢が叶うなんてありえません。行動して失敗したら、またその時に違う夢の形にすればいいのです。

何もしないことが1番後悔します。

夢なんて叶わないってモヤモヤって思う人がいたら、ぜひ行動してみてください。

たとえその夢が実現出来なかったとしても、心配はいりません。

夢を実現したいと思っている人なら、うまく軌道修正して、別の新しい夢に向かって歩んでいけます。

夢と現実の軌道修正をすればいいのですから、私も今の生活が終わったら、次のステージへジャンプアップしてみようと思っています。

人生1度きりしかありません。本当に頑張ったと思える時期を作っていきたいです。

臨終の思いを抱いて毎日生きていこう。

これで人生を終わらせようとは、決して思っていない。

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