イオンのうなぎ味がする近大開発「なまずの蒲焼」を食べてみた。土用丑の日の節約のミカタとなるのか?
「土用の丑の日にうなぎを食べたいけれど、高いからどうしよう。」
甘辛いタレに、ふっくらと柔らかいジューシーなうなぎって、最高においしいですよね。
うなぎは栄養価がたっぷりありますから、暑すぎて夏バテしたときこそ食べたくなります。
で、でも!
うなぎって、高すぎじゃないの!
国産うなぎなんて食べたら1匹2,000円はしますから、4人家族で食べたら8,000円に!
1週間分の夕食代が軽く超えてしまうほどお高いのが、うなぎ様です。
しかし!ここで節約主婦にはうれしいニュースが!
なんと主婦が大好きなスーパー「イオン」で、うなぎ味の「なまずの蒲焼き」が発売されるというではないですか!
そもそも「なまずの蒲焼き」は近畿大学が開発した商品で、実店舗でも限定発売されており、今回は一般消費者に買いやすく提供されるようになったものです。
さて、土用丑の日の食費は、果たして節約できるのか?
実際にイオンに行って、うなぎ味の「なまずの蒲焼き」を買って食べてみることにしました。
イオンの「なまずの蒲焼き」は、なんと店舗限定発売!
土用の丑の日にむけて発売される「なまずの蒲焼き」ですが、なんとイオンの一部店舗のみ限定発売となっています。
事前にイオンに問い合わせをしてみたところ、東京郊外では「イオン 日の出店」「イオン 東久留米店」で、各23〜25食限定で発売されることを知りました。
たったの25食なんてすぐに売り切れてしまうのではないかと思い、母の分と2尾取っておいてもらうことに。
電話対応がとってもよくて、サービス精神いっぱいの鮮魚コーナーの担当の方に感動です!
日の出店は私の実家近くにありますので、早速「イオン日の出店」に行ってみることにしました。
イオン土用丑の日のうなぎコーナーは、こんな感じ!
イオンの鮮魚コーナーに行ってみると、うなぎコーナーがすでに出来上がっておりました。
電話でお聞きしたお値段は1枚1,480円(税別)と、トップバリュの国産うなぎより300円安いお値段ということです。
近大ナマズの立て札がありましたが、まだ早朝では商品が並んでおらず、店員さんに直接持ってきていただいて、お家に帰って食べてみることにしました。
うなぎ味?「なまずの蒲焼き」をうなぎと食べ比べてみた
こちらが、近大開発のうなぎ味がするという「なまずの蒲焼き」です。
わかりやすいように、イオンのうなぎの蒲焼と一緒に並べて測ってみましたが、大きさは約25cmとほぼ一緒の大きさでした。
左が「うなぎ」で、右が「なまず」です。
見た目からするとうなぎは上品で、なまずは迫力満点といったところでしょうか?
大きいですねぇ。
見た目は確かにうなぎの蒲焼っぽくて、「なまずです」って出された時に言われなかったら、わからないかもしれません。
電子レンジで温めてから、さんしょうの粉をふりかけて食べてみることにしましょう。
うん?
味は、うなぎではないです。
身が分厚いために、うなぎのようにごはんを巻いて食べるのではなく、ごはんとは別々に食べる感じです。
とってもさっぱりしていて、脂肪分が少ないのか脂っぽさはほとんどありません。
なまずって生臭いイメージがありますが、生臭さもまったくないですね。
さんまの蒲焼ともまたちがって、白身魚であるタラに甘いタレをかけたような味がします。
切れ目を見てもわかるとおり、なまずの方がうなぎより全然分厚いんですよ。
こちらはうなぎですが、うなぎには小骨があるために子供には少々食べづらいかもしれませんが、なまずには骨がまったくありません。
食べやすい点からみると、なまずの方が食べやすいことでしょう。
でも「おいしい!絶品!」って言えるような、おいしさではありません。
「うーん、もっとおいしく食べられないかな?」
見た目の大きさは同じですが、分厚いためになかなか1枚食べ切ることができません。
そこで、さらにおいしく食べる方法で食べてみることにしました。
うなぎをさらにおいしくする方法で温めて、なまずを食べてみた
うなぎをさらにおいしく食べる方法として、1度蒲焼きのタレを水洗してから食べる方法があります。
最初にかけられているタレが、あまりおいしくないんですね・・。
酒を大さじ1まぶしてから、魚焼きグリルで焦がさないように気をつけながら、約5分ほど焼きます。
ふっくら香ばしく焼き上がったら、蒲焼きのタレをかけて食べてみましょう。
お、変わった!おいしくなりました!
身がふっくらとなって、とってもやわらかくなりました。
うん、やっぱりタレがうなぎの味がしますので、先ほどよりはうなぎ味に近づきました。
でも、やっぱりうなぎの蒲焼きとは言えません。
それでも普通に白身魚のふっくらしたおいしい蒲焼きとしては、とってもおいしくいただくことができました。
「なまずの蒲焼き」は、土用丑の日の節約のミカタとなるのか?
うなぎとなまずの蒲焼きを両方食べ比べしてみて、果たして土用丑の日の節約のミカタとなるのでしょうか?
答えとしては、なりません・・。
うなぎが大好きな人にとってみたら、やっぱりうなぎとは言えません。
うなぎもどきの蒲焼きで食費を節約したいと思っていくと、かなり面食らうと思います。
土用丑の日には、なまずを食べたい!と思って食べると、それはそれでおいしく食べることができるでしょう。
私は食べ慣れているせいか、缶詰の「さんまの蒲焼き」がのったどんぶりが実は好きだったりします(笑)(あれ、貧乏性?)
でもきっと、日本の伝統文化である土用丑の日にうなぎを買って食べることに、高いお金を払ってでも食べる価値があるのだと私は思いました。
色々な工夫をして、土用丑の日を楽しませてくれる近大開発者の方々、ごちそうさまでした。
ネタがネタだけに、とってもおいしくいただくことができました。
イオンの「なまずの蒲焼き」は、店舗限定および数量限定販売されていますので、お近くのイオンに問い合わせをしてから買いに行くようにして下さいね。
うなぎ、いや、なまずも一緒に食べて、今年の暑い夏をエネルギーいっぱいに乗り切っていきましょう。
2017年7月25日(火)追記
近くのイオンの店舗に土用丑の日の本日、電話をして確認してみたのですが、「なまずの蒲焼き」に関しては約2週間前に売り切れてしまったそうです。
「うなぎでしたらたくさん置いてありますので、ぜひイオンにお越しください!」とのことでした(汗)
来年は土用丑の日ではなく、もっと早めにチェックしておくと良さそうです。
とっても残念ですが、最近はうなぎの蒲焼きもだいぶお得な価格で買えるようになってきました。おいしいうなぎを食べて元気モリモリになれるといいですね。
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