育児イライラ!これって6歳児による中間反抗期?子供の口答えにブチ切れた時の怒り解消法
「もう何やっているの?早くしなさい!」
私は1日に何度、この言葉を言って怒っているでしょうか。
朝忙しいのにダラダラしている6歳児の次女に、毎日のように言っています。
赤ちゃんの頃のように意味もわからず泣きわめいていた時期も終わり、イヤイヤしか言わない「魔の2歳児」も終わってようやく楽になるかと思っていました。
しかしそんな考えはもろく崩れ去って、いま壮絶にイライラ爆発する日々を送っています。
もう親として罪悪感を感じすぎてしまうほど、手が付けられない状態になっているのです。
6歳児は叱ると、親のイライラを助長させる言葉で口答え
我が家の次女は、よくソファの上で寝っ転がってマンガに没頭すると、他のことを一切やらなくなります。
お風呂や夕食の時間になると、毎回のごとくちびっこギャングとの戦争勃発です。
「お風呂の時間だよ。もう本を読むのやめよう!」
「お母さんだって入ってないじゃん!」
あれを言えばこれを言うという、屁理屈のオンパレードです。
1回で「わかった。」と言ったことがありません。
言いたくないけれど、お風呂入るよと2度も3度も言い続けると、当たり前ですが次女がブチ切れてきます。
「もううるさいなぁ。ママの言葉ってすっごいイライラする!」
こちらをにらみつけてこの言葉を言った後、またマンガに夢中です。
ほんとこっちがイライラしてるのよ!
「あんたなんか、汚れたままでいなさい!」と逆ギレしてしまうことも・・・。
部屋の中がおもちゃでゴチャゴチャになっている時に、3〜4歳の時はお片づけ〜♪と言って素直にお片づけしていたのに、今は口答えのオンパレードです。
「出しっぱなしの本とかさ、片付けようよ。」
「本出しっぱなしって言われたって、ママだってパソコンとかスマホ出しっぱなしじゃん!」
カチン!カチン!
目が怒りの形に変わります。
夜ならまだ時間に余裕があるからいいのですが、朝はもっと大変です。
「こういう結びじゃないの!もっと高い位置に三つ編みに結ぶの!」
もうあんたは女子高生か!と思うぐらい髪型や洋服にうるさくって、思い通りの髪型にならないと、せっかく忙しい朝に結んだのにすぐにゴムをはずします。
「じゃあ自分で結びなさいよ!」
この時点で私の怒りは噴火して、ムキー!っとなっている状態です。
6歳児ってとっても厄介な中間反抗期
6歳児になってから、あの手この手で言い返してきます。
たまには言い返せなくて、言葉に詰まってしまうことも・・・。
これって、まさしく反抗期ですよね?
2歳〜3歳頃が「第一次反抗期」で、中学生〜高校生の思春期が「第二次反抗期」だとしたら、
6歳児〜小学校低学年頃が「中間反抗期」だそうです!
小2の長女もまだまだ口答えがすごいですから、我が家はダブルで中間反抗期という、育児ストレスが急上昇中です。
6歳児なんてまだ子供だなんて、言ってられないですよ。
たくみな話術で、まっとうに親に反抗してきますから。
6歳だからとあなどれないぐらい、イライラする口答えとの頭脳との戦いなのです。
叱ってばかりいる母は、次女の寝顔を見て罪悪感でいっぱいに
「お風呂入りなさい!」
「ごはん食べなさい!」
「着替えなさい!」
「歯を磨きなさい!」
言っても言うことを聞かない時に、毎日ガミガミ言って怒りまくっている私です。
言うことを聞かずに口答え合戦のあげく、ひどい言葉の暴力で傷つけまくってしまうこともあります。
口答えに疲れたのか、ひどい時は次女はギャーッと2時間3時間も床で泣き叫んで、泣きつかれてベッドにそのまま寝てしまいます。
口にボーッと火が付いたギャングが寝静まった後に、1人ふと罪悪感でいっぱいになってしまうのです。
「こうしろ、ああしろというのがきっといけないのかな?」
次女の目の下が、涙が乾いた白い線でいっぱいになっている顔を見て、もうこっちが泣きじゃくりです。
「このままではお互いによくないな。何とか心の中を変えないと・・・。」
自分が怒りでいっぱいになっている時、以前セミナーで聞いた「アンガーマネジメント」の講義を思い出して、怒りのコントロールをすることにしました。
子供に旦那に仕事にイライラが止まらない!アンガーマネージメント講座で聞いた怒りのコントロール術
怒りが起きているときは、「こうあるべき」と思っているから
今子供に対して怒りがおさまらない正体は、自分自身の中で「〜であるべき」という思い込みから来ています。
「べき」というのは本当にやっかいなもので、自分の願望、希望、欲求が詰まっています。
今はお風呂に入るべき、部屋は片付いているべきというふうに、頭の中で無意識に作っているのです。
自分と相手の思うこととのギャップが対立するときに、怒りが起こります。
「こんな時は、怒りの許容度を広げてあげることが大切なんだった。」
子供の悪い部分をつつくだけではなく、子供のいい部分を見つけてあげます。
部屋は散らかりっぱなしだけれど、保育園には毎日元気に行っているしな。
ごはんは時間通りに食べないけれど、食器は自分から片付けたよな、とかです。
イライラしている時って冷静になって考えられないのですが、落ち着いた時に、怒りの感情をいざというときに出さないトレーニングをすることも必要なのです。
カチン!と来るけれど、子供の言うことに冷静になって耳を傾ける
思いも寄らずに口答えをされると、カチン!と来ることもありますが、ここで冷静になって考えることが大切です。
私自身もよく夫にも口答えをしているぐらいですから、大人でもしているじゃないかと・・・。
子供と言えども、生まれた時から立派な1人の人間です。
完璧にできる人間なんて1人もいるわけないですからね。
子供の言い分にも一理あることを認めて、冷静になって聞くようにします。
大人の私でも言い方に問題があったり、間違っていたりすることにもっと気づくことが大事です。
「片付けなさい!」と言って「自分だって出しっぱなしじゃん!」と言われたら、
「確かにお母さんも出しっぱなしにしていたね。人に言えないよね。」
と、子供が言ったことを認めてあげることが大切です。
「お母さんと一緒に片付けよう。どっちが早くできるか競争だ!」
「わかった、わたしもやる!」
♪タンターンタカタカ、タンタンタカタカ♪と、運動会の音楽でも口ずさみながら、一緒にやることができました。
まだ怒りでカチン!と来ることも、たまにありますけれどね・・・。
心の中をスーッと冷静にして、相手を認めてあげると、気持ちがとっても楽になります。
子育てにイライラして疲れた時こそ、子育てを楽しむ意識を持とう
6歳児の口答え中間反抗期に、一緒になって反抗しても意味がないことがわかりました。
思えば長女が6歳の頃は、年子育児で絶頂期にイライラしていて、ずっと対抗してピークを過ぎてしまった気がします。
年子育児はイライラとストレスで記憶がないほど壮絶だったけれど、下の娘が5歳になって楽になったこと
7歳になるとほんと落ち着いてきて、「いまお風呂に入る時間なんだよ。一緒に入ろうよ。」と、お姉ちゃんパワーを発揮してくれていますよ。
中間反抗期じゃなくても、子育てってやっぱりイライラして疲れて怒り爆発してしまうことがとても多いです。
「しなければいけない」と思いながらすると、体も心も苦痛になって疲れてしまいます。
子育てに義務感があると、息苦しくなって疲れやすくなります。
しんどくてもうイヤー!ってなってしまったときには、そのイライラを楽しんじゃうぐらいの意識が大切です。
「しなければ」という義務感ではなく「楽しもう」という意識を持つのです。
子育てを楽しむ意識を持って接すれば、少々大変なことがあっても、快く受け止められるようになります。
手間がかかることを今しかできない楽しみとして、楽しんでしまいましょう。
「思いどおりにならないから、やりがいもたっぷりだわ。」
意識をちょっと変えるだけで、サスペンス劇場が喜びと感動を与えてくれる「親子コント」に変わります。
親の喜びが、子供を成長させる最高の栄養なのです。
つらくてしんどいこともたくさんありますが、心がなごむこともありますよね。
今しか出来ない子育て時間を、いまだからこそ楽しみたいです。
いやー、でも6歳児ってほんと大変!
今日もほどほどに子育て頑張ります。
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