学童保育とは何?宿題は?どんなことして過ごすの?共働き世帯は気になる小1長女の放課後の過ごし方
「学童保育って何?どんなことしているの?」
共働きのご家庭で来年進学されるお子様をお持ちの方は、学童保育でどういった事をしているのか気になりますよね。
保育園生活を乗り切るだけでも、大変なのが共働き生活です。卒園なんてまだまだと思っていると、あっとう間に過ぎ去ります。
保育園の次にやってくるのが、学童保育所です。
保育園のことはだいたいわかるけれど、学童保育ってちんぷんかんぷん!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は私も、詳細の実態まではよくわかっていません。
「学童保育に行って、一体何しているのかしら?」
これはもう通っている当の本人に聞くしかありません。
早速我が家の小1の長女に、聞いてみることにしました。
学童保育(がくどうほいく)って、一体何?
学童保育って、一体どういった所なのでしょうか?
学童保育とは、小学校低学年児の子で、親が共働きなどで働いていて放課後の面倒を見てもらえない児童を対象に保育をする制度のことです。
一般的には各自治体が運営していて、学童保育以外にも「学童クラブ」という名前で運営しているところもあるようです。
1950年頃から大阪や東京で民間人の手で始められ,1974年からは国が助成するようになりました。
最近までは小学校3年生までしか預けられなかったのですが、2015年4月より小学校6年生まで預けられるように制度が変わりました。
ただ、子供の特性と待機児童の多さを考えると、現実問題6年生まで入っている、または入っていられる子はほとんどいないのでは?と考えておりますが・・・。
これはチャンス!とばかりに、民間企業がこの「学童ビジネス」にたくさん参入しようとしていますね。
我が家でさえ東京都という待機児童が多い中で、来年度も学童に入れる保障はどこにもありません。
やはり小1の子が優先度が高いため、学年が上に行けば行くほど追い出されてしまうのが現実だからです。
保育園は入ってしまえばあとはありがたいことに保育士さんにほぼお任せですが、学童ではもっと子供に自立した事が求められてきます。
入学したばかりの頃はどうやって対応していたのか?
保育園を出て1番不安になることって、あなたは何ですか?
私は親の目の届かないところで、1人で歩くことが1番不安でした。
保育園ではがっちり目の届いた場所で大事に守られていたのに、入学したての頃はそんな1人で歩いて学校に行って、1人で学童に戻ってこられるのか?
働いている間はずっと心配をしていたのですが、我が家の地域の場合、最初の2週間は先生と共に各学童保育所のグループに分かれて一緒に連れてきてもらっていました。
我が家では、学校から学童までは歩いてなんと30分もかかります。
ヘットヘトになってしまいますよね。
我が家では学校の近くではなく、自宅からの距離を優先したためです。
先生と行かなくなった後は、1人では絶対歩かないことを長女に言い聞かせました。
やはり1人歩きは、犯罪に遭うリスクも高くなりますからとても危険です。
同じ小学校でも学童が周囲に複数あれば、その学童へ一緒に行く友達も増えてきます。
学童と学校が同じ敷地内にある所もたくさんありますので、心配ならそういった所を選ぶのも1つの手段です。
2~3週間経って、だんだんと同じ子と学童に向かうようになり、私の心配もなくなっていきました。
学童では有料ですが、おやつも出してくれます
小1ですと授業はそれほど多くありません。
だいたい学童には3時ぐらいに到着します。
学童保育料とは別に、おやつ代を別途設けている自治体も多いのではないでしょうか?
我が家でもおやつ代は別途で、食べない子もいるのかな?と娘に聞いたところ、全員が食べているそうです・・・。
そうですよね、1人だけおやつ食べないなんてちょっとかわいそうですね。
ここは子供の心と成長のためと、割り切っておやつ代は払った方がよさそうです。
保育園ではきちんと手作りおやつが出てきましたが、我が家が通っている学童ではすべてが市販のお菓子です。
食品衛生管理上の問題があるので調理は不可だからだと思うのですが、違うかな?
クッキーやおせんべいが主ですが、たまにどら焼きとかおまんじゅうとか出るみたいですよ。
学童では宿題は見てくれません
「学童って宿題とか見てくれるのかしら?」
これを実はとても心配しておりました。
「宿題は自分でやるだけだよ。」
学童で働いていらっしゃる方は、教職を持つ先生ではありません。
経歴までは詳しくわかりませんが、学校の先生のように宿題を教えていただけるわけではありません。
学童につくと、宿題は自分から自主的にやるみたいです。
これも地域差はあるかもしれません。
遊びに夢中だったのか?たまにやらずに帰ってくることもあります・・・。
掃除当番なるものもあります
長女が通う学童では、掃除当番なるものがあるそうです。
外掃除、床掃除。おもちゃや本の整理整頓と、1週間毎にグループでわかれていて、担当制になっているそうです。
学校から帰ってくるだけでもヘトヘトなのに、本当に大変だなぁと感じております。
親が迎えに来るまでは自由に遊んでいます
保育園ですと、先生が決めた遊びに従って遊ぶことがほとんどですが、学童保育は自主性を尊重しているようでして、自ら何をするかを決めているようです。
学童の先生に外遊びの許可をもらったら、外で鬼ごっこやなわとび、ホッピング、フラフープなどで遊びます。
中では置いてある本やマンガやお絵かき、かるたや百人一首などで遊んでいるようです。
保育園では掲示板や連絡ノートで何をしたとか確認が出来ますが、何で遊んだのまではわかりません。
「今日学童で何して遊んできたの?」
わからないからこそ、晩ご飯やお風呂の時に聞いてみると様子がわかりますよ。
学童に入ったら親子のコミュニケーションがとっても大事
学童保育は共働き世帯にとってみたら、欠かせない施設であることには間違いないです。
ただ、保育園の次は必ず学童保育に預けなければならないという義務はありません。
自宅におじいちゃん、おばあちゃんがいる。
すでに大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる。
そういったご家庭では、共働きでも学童保育に預ける必要性はさらに低くなっていくことでしょう。
でも、これだけ核家族化が進んでいます。
やっぱりお金を出してまで、外注化を希望しているご家庭がたくさんいます。
だから待機児童も多いし、学童にも入れたい家庭がものすごい多いです。
小1なんて、鼻水垂らしてランドセル振り回しているぐらいですから、とっても心配になってしまいます。
でも本当に学童保育が必要かどうかは、各家庭の状況によってまったく違ってきます。
みんなが通っているからうちもという発想ではなく、本当に必要かどうかは親子でしっかりとコミュニケーションを取っていくが大切です。
徐々に学童保育から自立した子に育てていけば、働く親も心配が減ってきます。
親が子供を心から信じてあげること。
これだけだと思います。
しっかりと話し合って学童との付き合い方、親子で考えていきたいですね。
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