2016年4月18日 -PR-

お金の節約しすぎは心の栄養が貯まらない。私が家計の中で外食費だけはケチらない理由

あなたはお金の節約をしていますか?

私も子供が生まれる前は、夫婦2人の食費は最高10万円近く使ってしまうような浪費家でした。

食費のうち約3万円はお酒に消えてしまっていて、今から考えるとお金をジャージャー垂れ流すような生活を送っていました。

子供が生まれて住宅ローンを組んでからは、家計の節約に目覚めました。

ただ食費の節約をし過ぎてしまってイライラして、ストレスがたまってばかりいました。

「なんで休日なのに、お昼はいつも家で残り物ばかりなんだよ!」

お金を節約し過ぎてしまい、夫婦ケンカもずっと耐えませんでした。

それは自分自身の心にウソをついていたからです。
実は外食に行くことが、私は大好きだったのです。

私が子供の頃に、今は亡き父との楽しかった思い出が心の中に強烈に残っているからなのです。

忙しい父がめずらしく家族でおでかけ計画を

「みき、今日はみんなで一緒に食べ放題に行こう!」

深夜労働の毎日で、とっても忙しい父でした。
日曜日なんて、疲れてヘトヘトのはずです。

毎日寝て帰ってくるだけの生活なのに、父が外食に行こうと言うのはとってもめずらしいことでした。

我が家は小学校1~2年生の時は幸せな家庭でして、10年超えのポンコツの車に家族4人で乗車して向かいました。

父がめずらしいことに、食べ放題に連れて行ってくれることになりました。

今から30年近く前に外食に行くなんて、何ともバブリーな話です。

それも食べ放題なんて、夢の世界に連れて行かれたような気持ちでいっぱいでした。

キラキラ光る食べ物を食べたいだけ食べられる幸せ

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「うぁ~!これ全部好きなだけ食べていいの?」

食べ放題って、どうしてこうも心がワクワクするのでしょうか。

自分のお皿に好きなものを好きなだけ食べられるって、幸せすぎるひとときです。

 

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サラダバーや洋食だけではなく、お母さんの味のような和食もあったりして、目はキラキラしながらお腹いっぱいにすることができます。

 

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デザートだって宝石箱のようにキラキラしていて、夢の様な世界が広がっているのが食べ放題なのです。

食べたいだけ食べられる幸せ。

父は私の目がキラキラしてるのを見て、一緒に目を合わせてにっこりです。

仕事で疲れていたのに、父からの心温まる家族サービスです。

父との外食に行った思い出は、私の中ではたった4〜5回ぐらいしかありません。

しかし、30年近く経って大人になった今でも、私の心の中には鮮明な記憶が残っているのです。

私が外食費を家計の中で決してケチらない理由

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私は毎日家計管理を頑張っていますが、唯一外食費だけはケチっていません。

ケチらない理由って、もうおわかりですよね?

それは父に外食に連れて行ったもらった食べ放題の思い出が、メチャクチャ楽しかったからです。

外食は、食欲がただ満たされるだけではありません。

心の中まで温かく満たされるのが、楽しい家族と一緒の外食です。

しかも父がてんこ盛りに持って来たり、お皿に必死に盛っている姿が何だかうれしかったり・・・。

 

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「みき、今日はお腹いっぱいになったか?」

食べたいだけ食べて、家族一緒のテーブルで笑顔があふれます。あの時の父の満面の笑みを浮かべた表情が、今でも決して忘れられません。

家族が笑顔になれるお金だからこそ、私は外食費をケチらないようにしているのです。

お子様ランチは、子供にとっては一生思い出に残る

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「お母さんの料理、すごいのが出てきた!」

小学校の入学式のお祝いのために予約したお店で、とっても豪華な食事がでてきました。

豪華な料理を食べながら、個室で座ってゆっくりと食べるのは至福のひとときですよね。

 

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子供は宝石箱のようなお子様ランチを見た途端、黒い瞳が一段と大きくなり、いつも以上にキラキラと輝いていました。

「どれから食べたらいいか、迷っちゃう!」

目でも口でも食べながら、子供は満面の笑みを浮かべておいしそうに食べていました。

 

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私も父とデパートのレストランで、丸いライスに旗が立っているお子様ランチが出てきた時は、心がワクワクドキドキしたものです。

ハンバーグやプリンを食べた後に、デパートの屋上の遊園地で遊んだ思い出は、本当に楽しかったです。

楽しい思い出って何年経っても鮮明に覚えていますし、おそらく死ぬまで覚えていることでしょう。

「エビフライおいしかった。またここに来たい!」

毎週来たら家計が破綻してしまいますが、子供はおそらく同じように楽しい思い出となって胸に強く刻まれたことでしょう。

私にとって家族で一緒に外食することは、心の底から幸せになれる魔法の場所なのです。

お金の節約のしすぎは心の大切な栄養まで節約してしまう

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ランチブッフェや高級な飲食店は、確かにとっても高いです。

家族4人で行くと、5,000円から1万円は軽く吹っ飛んでいってしまいます。

食費を極端に節約していた時は、私は外食にまったく行きませんでした。

それは過去の楽しかった思い出があったのに、お金は使ってはいけないものと思い込んで封印していたからです。

しかし節約について勉強をしていくうちに、やっとお金の使い方に気がついたのです。

お金を節約しすぎてしまうと、反対に心の栄養を節約してしまうのです。

特に食事は、人間が生きていく上で1番大切なことです。

食べないと元気も出ません。
やる気も出なくなります。

体も動かなくなります。
笑顔も出なくなります。

どんどん暗くなっていってしまい、ストレスだらけになります。

ストレスが増えると、どうなってしまいますか?

一気に心のマグマが爆発してやけ食いに走ります。
ずっと抑えていた衝動がストレス買いに走ります。

楽しい外食費を節約することで、さらにお金が消えていくハメになるのです。

これではお金はまったく貯まっていかないどころか、ストレス買いによる浪費でどんどんお金を消費していってしまいます。

 

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食事は人間の大切な欲求です。

人間が生まれながらにしてある欲求を、無理やりコントロールしてはいけません。

食費の節約の前に、もっと節約出来るものはたくさんあります。

ご飯を食べなければ十分な戦いが出来ないのと同じで、食べることは生きていくために欠かすことが出来ません。

食事にはたくさん投資をしていきましょう。
投資しただけの価値は十分あることでしょう。

食事にお金をかけることは子供の心の発達にもつながりますし、おいしい食事からはたくさんの元気をもらえます。

食べ物にお金をかけることで、心の豊かさがどんどん貯まります。

もっと食事を大事にしていきませんか?
いい加減な食生活になっていませんか?

たまには息抜きに外食をして、心にたっぷり栄養をチャージしましょう。

将来子どもたちの幸せな心の栄養のために必要なのは、毎日のほかほかごはんとあなたの笑顔なのです。

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