家電まとめ買い値引き交渉のコツ。10万円安く購入した経験者が教える細かいテクニックよりも大切なこと
新生活や結婚、転勤などに伴い、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジや炊飯器など、生活家電が大量に必要に。予想以上にたくさんのお金が出ていくかと思います。
ただでさえ引越しでお金がかかるときに、家電ぐらいはできる限りお得に買いたいもの。
「家電量販店でまとめ買いするときって、値引きできるのかな?」
結論から言うと、できます!
私自身も引越しに伴い、家電量販店で何度もまとめ買いを経験していますが、平均10万円前後は値引きに成功しています。しかも安心の長期保証つき!
世の中にはたくさんの値引き術やテクニックがあるかと思いますが、私自身が実際に経験した家電値引き交渉のコツを伝授したいと思います。
家電のまとめ買いはネットよりも店舗のほうが有利
まとめ買いとなると、店舗よりネットショップで購入したほうが安く買えると思いますよね。
もちろん、価格.comのようなネット通販を使えば最安値で買うことができることが多いですが、店舗ならではのサービスや保証がついたりと、いい条件で購入できることがあります。
ネットで購入すると設置・引取りなどしてもらえず、設置サービスは別途有料だったり、メーカー保証1年までがほとんどです。
店舗で購入すれば設置場所まで運んで設置してくれますし、安心の長期保証がつけられたりします。
粗大ごみで出すとお金がかかるアイテムも、無料で下取りしてくれるサービスもあります。特にまとめ買いのときはまとめて下取りしてくれるのがうれしいところ。
何かとお金がかかり、一人で設置がむずかしい大型家電こそ、家電量販店で購入したほうが安心です。
家電量販店で信頼できる店員さんを見つける
パソコンやスマホの前で「どれにしよう?」と悩んでいたら、近くの家電量販店に足を運び、いろんな店員さんに話しかけに行きましょう。
時期としては、まとめ買いする2〜3週間ぐらい前に行くのがおすすめです。
話しかけなくても「何かお探しでしょうか?」と、店員さんのほうから話しかけてくれることが多いです。気になる家電の特長や他製品との違いなど、わからないことはどんどん聞いてみましょう。
ここで大切なことは、メーカー販売員さんではなく、家電量販店の店舗の人に聞くことです。ビックカメラだと赤いジャンパーを着た方ですね。
メーカーの販売員さんの中にも中立に勧めてくれる方もいますが、当たり前ですが、ほとんどが自社メーカーの製品をプッシュしてきます(汗)
店舗の店員さんでも、販促製品をやたら勧めてくる方もいますし、質問に対してしどろもどろに答える方もいます。こういう方たちはパスしましょう。
1人の店員さんに話しかけるのではなく、いろんな店員さんと会話し、この人なら信頼できる!という店員さんが見つかったら、「実はまとめ買いを検討しています」と切り出します。
「まとめ買いなら、私にお任せください。グンと値引きしますよ!」
家電の知識も詳しく中立に説明してくれて、値引きにもしっかりと応じてくれそうな方を見つけたら、ここで名刺をいただきましょう。
この段階で、80%は値引きに成功したと言ってもいいぐらいです。
家電のまとめ買いは、もっとも信頼できる店員さんを探すのが最初の大切な1歩です。
冷蔵庫や洗濯機の設置場所の寸法をしっかり測っておく
家電量販店に行くと、冷蔵庫や洗濯機の「購入時のチェックポイント」なるシートをいただけるかと思います。
こちらはビックカメラのチェックシートですが、なかったら店員さんに設置スペースで注意することやサイズの確認方法を聞いてみましょう。
家電量販店で見ていると「このサイズなら置けそうかな?」と思ってしまうのですが、実際に自宅に持ってくると、玄関先で入らなかったり、蛇口が邪魔だったということがあります。
設置スペースだけではなく、放熱スペースが確保されているか、扉の方法は正しいかなど、寸法以外に周囲の設置環境を調べることが大切です。
「自分で調べるのはむずかしいわ」という方は、家電量販店では搬入見積もりを無料で行っています。
事前に入る寸法がわかっていれば、設置できる製品もわかりますし、当日「入りません」と、持ち帰られてしまう心配もありません。
冷蔵庫、テレビ、洗濯機、オーブンレンジの設置スペースは、最低限確認するようにしましょう。
他店価格チェックシートを作成。価格.comを見て買いたい製品を絞る
冷蔵庫、洗濯機など購入するアイテム名と製品の型番、ネット価格を書いた「他店価格チェックシート」を作成します。
手書きでもエクセルでもなんでもOK!店舗で調べた価格も書き込めるようにしておきましょう。
店員さんに聞いて良さそうと思った商品を、価格.comやAmazonなどのレビューを参考に決めてみましょう。ただし、さくらの書き込みもありますから、あくまでも参考にしたほうがいいです。
このチェックシートがとても重要で、あとで店員さんと値引き交渉する大切な商談メモになります。
型番や価格など覚えられる方はなくても大丈夫ですが、できる限り作成しておくことをおすすめします。
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近隣のライバル店に行き、買いたい製品の価格をチェック
大型量販店では「他店より1円でも高い品は販売員までお申し付けください。」などとポップしてあることが多いです。
それなら「最安の価格.comのネット価格を見せて下げてもらおう!」と考えてしまいますが、私自身、ネット価格を見せて値下げしてもらったことはほとんどありません。
池袋や秋葉原にある店舗に行ったときは下げてもらったことがありますが、「こちらは保証もないネット価格ですので」と、値引きを断られることがほとんどです。
店舗側も最近はネット価格もきちんと意識していて、タブレットでネット価格を調べてくれたりするのですが、もっともライバル視しているのが近隣の店舗です。
お店側としては「ここで下げてくれないなら、歩いて他の店舗で買うわ!」というのが、もっとも困るパターンです。
本命の店舗の前に、歩いて10分圏内にあるライバル店舗に行き、チェックシートに他店価格をメモしておきましょう。
時間が取れない方は、この工程を省いてもOKですが、このひと手間が後から価格をグン!と値引いてもらえるコツです。
他店価格チェックシートを元に、名刺をいただいた店員さんに交渉
いよいよ、家電をまとめ買いをする日になりました。
名刺をいただいた店員さんを見つけ次第、作成した「他店価格チェックシート」をもとに、購入する製品をひとつずつ見て回りましょう。
大切なことは「○○○でこの価格だったんですけれど」と、チェックシートを見せながら1つ1つ値引きしてもらうことです。
まとめて値引きすることもできますが、どの製品がいくら値引きされたのかわからなくなってしまいます。
とても大変でしんどくなりますが、1つ1つ他店舗より安い価格になるように、楽しくコミュニケーションを取りながら買い物していきましょう。
このときに、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど、どんな長期保証があるのかもチェックしておくといいですよ。
長期保証は店舗の特典!即決と共に最後にサービスしてもらう
家電量販店の店員さんも、心を持った人間。「本当に買う気がある人に、最後は値引きしてでも買ってほしい!」と思っているものです。
「本日決めてくださるなら、この価格にします!」と、最後にまとめて出した価格よりも、さらに1〜2万円引いた額を提示してくることがあります。、一度で首を立てに振ってはいけません。
5年保証や落雷時の修理保証など、店舗ならではの安心長期保証サービスも無料でつけられないか相談してみましょう。
「それはちょっと、むずかしいです・・」と言われることもありますが、「本日決めてくださるなら」と無料でつけてくれる店員さんもいました。
価格も端数がでていたら「この端数分、気持ちよく切れませんかね?」とお願いしてみたり、「端数を切れないならポイントをつけてください」と交渉してみましょう。
このときに大切なことは、無理にでも「値下げしろ!」という態度を見せるのではなく、今日本気で買う気持ちで来たという熱い姿勢を見せることです。
店員さんも、あまりの本気度に「わかりました。もう、これが本当に限界ですよ!」と心を動かしてくれるときがあります。
最後の最後まで、つけられるものはつける、イヤな気持ちにならずに値引きできるところまで値引きしてもらうことを忘れないようにしましょう。
最後まで諦めない!購入後でも値引きしてもらえる
「たくさん値引きしてもらった!」と、購入して大満足。新生活はいろいろやることがありますから、ここで終わっても大丈夫です。
しかし、家電量販店では購入後でも他店舗より高いとわかったときは、値引きしてくれるところもあります。
まとめ買いした伝票をチェックし、他店舗の家電量販店の価格を見て、買ったほうが高いとわかったときは、再度交渉しに行ってみましょう。
私は2〜3日後に再度他店舗の価格をチェックしたところ、トースターが型落ちで3,000円も安くなっていることがわかり、再び交渉をしに。
店員さんも「あ、本当だ、こっちのほうが高いですね」と。
ただ、カード決済していたことで再度伝票を切り直すのが大変だったため、3,000円分を他の商品の値引きに充ててもらいました。
まとめ買いしたときについたポイントと値引き分を合わせて、買い忘れることが多い電源タップや乾電池など、その価格がほとんどタダにできる可能性も高いです。
1〜3ヶ月後ではむずかしいですが、購入後1週間ぐらいなら交渉する価値ありです。
購入後も再び他店舗の価格をチェックし、高かったら再び価格交渉しに行くと、さらにお得になることもあるので、最後まで諦めないようにしましょう。
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値引き交渉が苦手な人は、型落ち品や展示品特価品を狙う価値あり
「私、店員さんに値引きしてくださいなんて、言うのなんて無理」という方もいらっしゃるかと思います。
値引き交渉が苦手という人は、最新型ではなく型落ち品がないかどうか聞いてみるといいです。
製品のバージョンアップをしても、機能がほとんど変わらず、ただ型番が変わっただけという製品も多いです。しかも型落ち品は激安になることが多い!
他にも「現品限り」や「展示品特価」というポップが貼られているものもあります。
いろんな人に触られてベタベタになっていますが、配送されるときはきちんとキレイにクリーニングしていただけます。
特に冷蔵庫に多いのですが、出たばかりのときは35万円以上したものが、現品限りのものは19万円まで値段が下がっているなど、めちゃくちゃお得になるものも。
家電は値引き交渉だけではなく、こういった型落ち品を購入するのもひとつの手です。
店員さんも人間。無理に値切らずに気持ちよく買い物をしよう
家電の値引き交渉、簡単かと思いきや、結構骨が折れる作業です。
何も調べず店舗に行き、「値引きしろ!」というだけでは、大幅値引きは期待できませんし、むしろ、店員さんにいやがられる可能性大です。
どうしても値引きしてほしい気持ちでいっぱいになってしまいますが、無理やり値切ることはやめたほうが賢明です。
まとめ買いだけではなく、今後もそのお店で買う可能性があるのでしたら、信頼できる店員さんを見つけておけば、次に行ったときも気持ちよく対応してくれます。
店員さんも人間。
本気で買ってくれる意思のある人、気持ちよくコミュニケーションが取れるお客さんに対しては、熱い信頼関係を持った温かいサービスをしてくれます。
お金ばかり考えていると、本当に欲しいモノを買えなくなってしまう可能性があります。
買ったあとに「妥協しなきゃよかった」と後悔しないようにしたいもの。
値引き交渉も大切ですが、多少予算が許せるのであれば、本気で欲しいものを手に入れるようにしましょう。
1度買ったら長く使う家電。
気に入ったものを、末永く大切に使っていきたいですね。
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