保育園は2人目の育児休業中は退園しなければならないのか?共働き2人目育児の保育園のありがたさとは

「下のお子さんが育児休業に入ったら、上のお子さんは退園してもらいます。」

もし自分の通っている保育園の自治体から、このように言われたらどうしますか?

壮絶な保活が終わって、やっと保育園に慣れてもらって安心して2人目を産んだのに、退園なんて言われたらもう焦りまくりです。

埼玉県所沢市では、「子ども・子育て支援新制度」の実施を理由として、下の子が育児休業をとった場合に、上の子が3歳未満なら退園というルールを発表し、親たちの間で訴えるまでの大問題になっています。

子ども・子育て支援新制度とはどんな制度かはこちら

こんなルールって、私の時あったっけなぁ?
自分の自治体にも聞いてみることにしました。

私の住む周辺自治体にもこういったルールがあるのかどうか聞いてみた

私が住む周辺の保育課の方に、直接聞いてみることにしました。

「あのー、下の子が育休に入ったら、上の子って退園させられてしまうのですか?」

このように話し出したら、なんと「あぁ、所沢市の件ですよね(笑)」とすぐにピンと来たようです。

きっとどの自治体の保育課も、所沢市の件で話題沸騰中なのでしょう。

「大丈夫ですよ、うちはそのようなことはありません。」

5自治体ぐらいに聞きましたが、そのような所はありませんでした。

退園させられることはないのですが、「子ども・子育て支援制度」の保育標準時間(1日11時間まで)から、短時間(1日8時間まで)に変更させらる所はありました。

また会社で育児休業期間が1年半以上取ることを認めているところは、退園は要相談と言うところもありました。

所沢市が話題に上るぐらいですから、ほとんどの自治体ではすぐに退園となることはないと考えられます。

でも都市部では所沢市のように、退園させる所も存在することは事実です。

もし心配なら、自分の自治体に問い合わせをすることをおすすめしますよ。

年子育児の時には、保育園の存在がとてつもなくありがたかった

我が家では、長女が1歳3ヶ月の時に下の娘が産まれてきました。

長女が早生まれのため2学年違いますが、年子育児は想像を絶するぐらい大変でした。

年子育児はイライラとストレスで記憶がないほど壮絶だった

そんな壮絶な育児の時に、保育園という存在があったことはとてつもないありがたさを感じました。

上の子がもし退園させられていたらと、私は育児ノイローゼに陥っていたことでしょう。

保育園なんて預けられずに、双子や近い月齢の子を1人で見られている方は、もう私には神のような存在です。

もちろん育児休業中はそれなりの制度がありまして、上の子の預けられる時間は16時までと決められていました。

それでも「預けられる」「預けられる所がある」という事が、何よりも心の支えとなるのです。

今となっては保育園の保育士さんの存在、そして退園しなくても預け続け続けられた自治体の対応に、心から感謝している次第です。

上の子が追い出されても、復帰するときに入れるという確約がないと不安

「もし退園させられても、復帰時に入れるのかしら?」

1番不安なことって、これではないでしょうか?

待機児童解消が目的と言いますが、上の子が出れば待機している子が1人入れることになります。

でもほとんどの園では、月齢が持ち上がって入れる枠はわずかに数人です。

ほとんどの子はそのまま持ち上がりますので、月齢が上がるほど入れる確率は低くなるのです。

その狭き数名の枠に、果たして入れるのか?
それが親の不安要素になっているのです。

兄弟同時入園で点数が上がる所もありますが、私の周辺自治体では廃止になった所もありました。

結局待機児童の「人」が入れ替わるだけで、根本的な解決策にはなっていません。

育児休業中は「休み」ではありません。
仕事と仕事の「準備期間」です。

まぁ確かにたまには休んでいますけれどね。
休業中も自分磨きをする時間でもあります。

働いている母親の不安を取り除かないと、ますます2人目を産みたいと思える人が減っていくのではないでしょうか?

待機児童解消にはやっぱり園を増やしていくしかないけれど・・・

そうは言ってもね、

「これは働く親のエゴだ。」

「専業主婦だって2人同時に見ているんだ。」

このように必ず「専業主婦」「働く母」の対立構造が湧き上がってくるのです。

これはね、もう仕方がない。
自分の事が1番大切ですもの。

だからこそ、働かなくても預けられるように「子ども・子育て支援制度」ってものが出来た意味があるのです。

所沢市の対応自体は、制度の趣旨からすると間違ってはいませんが、やはり受け入れる門戸を広く作る対策が不可欠であると感じます。

結局は保育士さんの数を増やし、保育施設を拡充するか、受け入れ人数を増やす方法しかありません。

でもね、保育士さんの給料が激安なのですよ!
この問題をまずは最初に何とかしましょうよ。

保育士さんの給料が安過ぎる!

現役保育士さんからコメントいただきましたが、本当に困っているのです。

保育園は騒音問題で、建てたい場所に建てられない問題もあります。

このまま超少子化になってもいいのであれば構わないと思いますが、そんな未来何だか寂しくありませんか?

双方が納得する解決策を、もっと真剣に、超真剣に模索することが求められていると感じます。

大ブーイングになるほどの「子ども・子育て支援制度」自体に、不安を増幅させる欠点があるように見えてなりません。

1番大切なのは子どもの気持ち。大人の政策に振り回されてはいけない

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退園問題で問題になるのは、実は大人ではありません。

1番大切なことは、子どものココロです。

長女は4回も転園しているのですが、やはり友達のことすごいよく覚えています。

「◯◯ちゃんと仲が良かったのに、離れてしまってさびしかった。」

いまだにこんなことを言うぐらいですから、強制退園してその園に戻れなかったら、同じ思いをすることになりかねません。

大人が作った制度によって、悲しい思いをさせてはなりません。

慣れ親しんだ友達や先生。
楽しかった保育園生活。

大人の作った政策に子どものココロを巻き込んではなりません。

保育園に預けることはかわいそうなことではなく、子どもにとってとっても楽しいものです。

親にとっても保育園があることで、子育てにイライラすることなく楽しく育児が出来るようになります。

制度の優先順位を、もっと広く見直していく必要があると思います。

何が明るい未来を作るために1番重要か?
どこにお金を投資していくべきなのか?

実態にもっと目線を向けて欲しいと、1人の親として心から願っています。

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6 件のコメント

  • 初めましてももねさん。
    ブログのタイトルが変わられてからは初めてコメントさせていただきます。
    所沢市の問題は同じ母親として、色々思うところがあり
    賛否両論目にする機会も多いですが、こちらの記事を読んで
    自分が感じた事はこういう事だったのかと納得しました。

    困ってるよーと声をあげた人に対して、他に困ってる人がいるからという理由で非難されるのは違う気がして。
    声に出さなければ行政は動いてはくれません。
    財源に限りがあるのも事実だけど、声に出す事で自分とは
    無関係な誰かが生きやすい世の中になるのなら、
    結局は自分にも生きやすい世の中なんだと思います。

    ずっとブログ楽しみにしていますが、最近なんだか色々
    考えさせられます。
    凄いぞももねいろ!!!
    失礼しました。

    • だいふくさんへ

      桃音と申します。
      コメントいただきまして、ありがとうございます。

      えぇ!そんな以前からご覧いただいていたとは、ほんとに恐縮過ぎます。

      私もこの記事、色んな人の意見が出てくることは覚悟で書きました。

      やはり行政も当事者もそして外野も結局は自分の立場に立ってしか意見が出て来ません。

      でも意見が出てくるのは、とてもいいことであると思っています。

      私は以前、非難や文句がない会社は潰れると聞きました。
      だからこそ、意見を言わないと、世の中変わっていかないと思っています。

      制度が出来たからそれに従うのではなく、ほんとにそれでいいの?と疑ってみる。

      そういった視点がこれからは大事ではないかと思います。

      私なんて弱小過ぎて、全然影響力がないのですがもっと影響力を持って制度を変えてやる!ぐらいの意気込みでこれからも続けていきたいと思っています。

      ほんといつもありがとうございます。
      心から感謝しております。

  • お久しぶりです(^^)
    うちの自治体も強制退園させられることはありませんが、申立書の記入は必要でした。(実際に2人目を産んで育休に入ったら書かされました。)
    この問題、色々モヤモヤしますよね。
    保育園に預けてる両親からしてみればそれなりの理由があるし、保育園を利用していない両親から見たら2人みるのは当たり前で、自分の子なんだから自分で見るのは当たり前だという声も当然なわけで・・・。
    100%復帰&100%同じ保育園に戻れるっていう確約があればこんなに大騒動にならなかったんだろうなと思います。
    ただ、退園にならないようにするために産休後復帰した場合、下の子の預け先はどうするんだろう?って疑問に思いました。
    産休後復帰だと、下の子って生後2か月になる直前なんですよね。公立の保育園なんか、大体が6か月からの預かりしかやってないのにどうするんだろう?って。所沢市は大きい市だからきっと探せば2か月から預けられそうな無認可園があるだろうけど、入れるかわからないし。
    結局は女性の社会進出が気に入らないんだろうなと市長の発言も含めて思った今日この頃です。

    我が家の末っ子坊も明日から保育園です。笑顔で通えるようになるといいな~。

    • あさみんさんへ

      あさみんさん!ほんとお久しぶりです。

      この問題って、やはり入れる子と入れない子の基準がきちんと公表されていないからモヤモヤが残るんですよね。

      何だか家庭に点数が付けられているみたいで、そして入れないとダメ人間のような気分にさせられてしまっているような気がします。

      考えれば考えるほどほんと女性にとって、ややこしい心がムズムズする問題ですね。

      あさみんさん、つい最近生まれたばかりだと思っていたのに・・・。
      もう保育園だなんてーー!!

      あさみんさんみたいなステキなお母さんだったら、全然問題ないですよね。
      女性がほんと笑顔で楽しめる世の中になっていって欲しいですよね。

  • 初めまして。私は双子そして、1歳9ヶ月差の年子の育児をしてます。
    上の子が年少、下の子が2歳の時に保育園へ預け仕事をすることになりました。
    双子年子の育児は本当にノイローゼになりそうでした。ノイローゼというか産後鬱というか。いまではだいぶ楽になりましたが。。。

    双子達が二人で夜泣きしていたあの頃、保育園へ預けて働いていた方がもしかしたら気持ち的に楽だったのかな?と思うこともあります。

    あの頃にももねさんのブログを知れていたらもっと心が軽かったかもしれないと思います。

    ももねさんの文章、言葉には、心に残る言葉が多くたくさん助けられています。きっと私だけではない。

    いつも素敵な言葉をありがとう!!

    • makiさんへ

      初めまして、桃音と申します。

      双子に年子の育児だなんて私ノイローゼ通り越して、倒れてしまっていますよ・・。

      ほんと大変さがこちらからでもとっても伝わってきます。

      保育園って、ほんと私たち母親の心の拠り所でもありますよね。

      保育園に対しては、私は今は本当に感謝しつくせないぐらい「ありがとうございました。」って言いたいです。

      もっと気軽に助けてもらえるような世の中に変わっていけるといいですね。

      わぁ、ほんとそんな風におっしゃっていただけますと、すごいうれしいです。

      今後ともよろしくお願いいたします。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    橘 桃音

    東京都在住の小学生2人の娘を持つ母。長年の会社員生活を経験したのち独立したお金と不動産を日々研究しているフリーライター。

    このブログでは、人生で大切なお金や家のこと、毎日の生活に役立つことを自分の経験から誰にでもわかりやすくお届けしていきたいです。