夫は月収50万円稼いでいた元ITフリーランス。お金に対する悩みは会社員と比べものにならない

「実はさ、僕はもともとITフリーランスだったんだよ。」

夫に突然先週言われたひと言です。

正直何を言っているのか、さっぱり理解出来ませんでした。

夫とは出会って2ヶ月で結婚しましたが、他人同士、結婚してからわかることがたくさん出てきています。

夫からITフリーランスの時代の話を聞いて、これからの自分の人生をどうしたいか考えてみました。

夫のITフリーランス時代は、ブラック企業そのものだった

夫は中卒の後、大検を必死に取得しました。
その後、情報処理系の職業訓練校に進学です。

無理やりコネのある会社に入らされたそうです。

でもその会社は、今でいうブラック企業そのもので、誰もが知っている系列の悪名高い会社でした。

夫は職業訓練校での成績は、とても優秀だったそうですが、入った会社では学歴が最重視の世界でした。

プログラミングの才能はあっても、学歴がないばかりに給料は激安です。

仕事内容も、誰もが嫌がるような雑用ばかりさせられていたそうです。

ブラック企業って残業することが正しい風潮がありますが、夫はいくら残業しても残業代がつかない裁量労働制でした。

1年間でたったの2,000円しか昇給しなかったそうです。

そんな日々に夫は体も心も疲れ果ててしまって、我慢の限界ラインをとっくに超えてしまったのです。

ITフリーランスの方の月収を聞いてびっくり!

疲れ果てているときに、ITフリーランスの方との飲み会があったそうです。

夫は正直に今の月収を話したそうですが、そんな夫が言われたひと言です。

「お前、手取りで11万円なの?俺は月単価70万円だぜ?」

手取り11万円で生活なんて出来るの?
そのように鼻であしらわれたそうです。

なんともうらやましい月収です。

夫の7倍を稼いでいらっしゃるなんて、努力の結果が報われたのでしょう。

飲み会の席でかなりショックを受けたそうです。
ここで夫の中に秘めていた魂がブチ切れました。

「俺だってITフリーランスになってやる!」

給料は安くて、職場環境は最悪だった悪しきブラック企業を退職しました。

何も未練を残すことなく、職場を去ったそうです。

本来の才能を発揮して月収50万円のフリーランサーに

学歴はなかったけれど、才能だけはあった夫です。
当然のごとくメキメキと稼いでいったそうです。

夫が21歳の時、最高月収は50万円も稼いでいたそうです。

すごい才能を持っていたのですね。

でもかなり稼いでいたのは、休みなく働いていたからです。

会社員時代と違って土日もフル稼働で、体も心も休む暇もありません。

それでも今までの屈辱を晴らしたい一心で、必死に働いていったそうです。

頭はお金でいっぱい!だんだんと窮地に立たされてバイト生活に

しかし、良いことばかりではなかったそうです。

毎月月末になると、次の仕事が気になります。

心配が的中して、翌月の更新が出来ないという話にもなったりしたそうです。

そうなると、土日を休もうと思っても生活が心配です。

毎日頭の中が、お金、お金、お金・・・。

頭のなかは、ずっとお金のことだったそうです。

1度更新を切られると、翌月からすぐに仕事が入ることがありませんし、それが1か月開いたりすると一気にお金がショートしてくるわけです。

ITフリーランスって名前はかっこいいですが、結局は二重派遣と同じです。

月末締めの翌々月払いとかが、普通の支払いサイクルになっていきます。

さらに途中に挟まってる会社の締め日が違って、さらに振込が遅れたりします。

ヘタしたら、3ヶ月間無収入です。

だんだんと窮地に追い込まれていった夫ですが、とうとう日雇いバイトをすることになったそうです。

イベント会場の椅子の片付けを1日中行ったり、キャバクラの呼び込みをするまでになりました。

クレジットカードも作れなくて、仕方なく家電はリボ払いに

誰にも信用されないから、クレジットカードも作れません。

会社員時代に無理やり作らされたカードで、5,000円のリボ払いで何とか冷蔵庫を買ったそうです。

私が冷凍肉を見て家庭的だと感動していた冷蔵庫は、この時に買った冷蔵庫だったのですね。

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お金で窮地に立たされていた時に買った冷蔵庫は、リボ払いをしなければ支払えなかったそうです。

「このままでは生活がダメになってしまう。」

人生に危機感を感じた夫は、再就職を決意したのでした。

IT系の会社に再就職してものすごい楽になった夫

この再就職をして入ったIT系の会社で、夫と出会いました。

ここも二重派遣の会社で、まったくもってブラック企業でしたけれどね。

月収が50万円から30万円になったそうですが、夫はものすごい気分が楽になったそうです。

二重派遣によって中間マージンを取られまくりましたが、土日や月末にお金に対する悩みが消えたそうです。

夫に私の今後のことについて聞いてみた

こんなにもすぐそばにフリーランス経験者がいたことに、正直びっくりしてしまいました。

確かに会社員でいることは、とても安定はします。

会社員でいたほうが、お金と精神面ではメリットが多いことでしょう。

ただ、自分が本気でやりたいと思っていることに、このままやらないで後悔しないでしょうか?

「なんであの時行動しなかったんだろう。」

もしあの時に行動していたら自分の人生違っていたかもと、時間が経過してから諦めたことを後悔する時が来るかもしれません。

私がもしこの険しい道を選択したら、どうするでしょうか?

「本当にやりたいことがあれば挑戦するべきだよ。」

夫婦で真剣に話した中で、夫が背中をふいと押してくれました。

あれほど自分の行く道に苦しんだ夫ですが、やはりフリーランスを挫折した悔しさは、正直あるかなと妻なりに感じ取ったのです。

最も自分らしい人生を選択して歩いて行くことが大事

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でも最後に決めるのは自分自身ですから、自分の頭で考えて自分で決めることが大切です。

人生の時間は限られていますし、無駄にしている時間はありません。

自分の中にある秘めた声に、しっかりと耳を傾けようと思います。

正しいやり方や間違ったやり方なんて、やってからじゃないとわかりません。

これから私の未来は、不安のかたまりでいっぱいです。

でも不安な塊に負けてはいられません。
前に進んでいかなければなりません。

でも前に進んで間違ったら、またやり直せばいいと思っています。

自分には成功する自由もあるし、自分には失敗する自由もあります。

この先の道は道がないかもしれない。
危ない道で落っこちるかもしれない。

でも実は進んだ先に、道があるかもしれません。

まだ見えない道に挑戦する心は、決して忘れてはいけません。
でも自分勝手にならず、家族を守る心も忘れてはいけません。

今のうちに苦しい思いをして、希望の道に進む方が後からラクかもしれません。

私の人生なんて90%が失敗の塊ですからね。
それでもこうやって楽しく生きています。

人生は、泣いても笑っても1度きりです。

1度しかない人生のために、最も自分らしい道を進んでいこうと思っています。

進んだ道がたとえ険しいイバラの道であっても、自分の選択ならそれがバラ色の道になるのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

橘 桃音

東京都在住の小学生2人の娘を持つ母。長年の会社員生活を経験したのち独立したお金と不動産を日々研究しているフリーライター。

このブログでは、人生で大切なお金や家のこと、毎日の生活に役立つことを自分の経験から誰にでもわかりやすくお届けしていきたいです。