共働き夫婦の貯まる家計簿開発。研究期間はなんと10年!自分流のExcel家計簿でつける目的とは
「お金をたくさん貯めたい!」
「家計簿つけなくちゃ!」
私は新婚の時、どのように家計管理していいかわからず、日々の大量のレシートに途方にくれておりました。
だーれにも教わらないで育ちましたからね。
「結婚したら、家計簿はつけなくちゃいけないんだろうな。」
その意識はなぜかありました。
結婚してから12年間、私は1日も欠かさず家計簿をつけております。
びっくりですよね?
私、家計簿なんてつけてなさそうに見えますか?
いやいや、好奇心旺盛でのめり込むタイプなのです。
好きなことには、とことん時間を費やす典型的なB型人間です。
お金に興味津々だったら、家計簿めっちゃつけるでしょ?←大阪人?
そんな家計簿大好きな私でも、実は様々な家計簿を使ってきました。
さて、どんな家計簿の歴史があるのでしょうか?
最初につけた家計簿は、節約雑誌の付録の家計簿からでした
新婚時は、色んな主婦向け雑誌を読みあさっていました。特に読んでいたのは、今では定番の節約雑誌である「サンキュ!」です。
「サンキュ」の付録に、家計簿がついているときがありますよね?
私は、付属の家計簿からつけ始めました。
月ごとの予算を決めて、収入額から固定費を引いたやりくり費を出します。
やりくり費という費目の予算を決めて、毎日食材などで使った金額を書いて電卓でカタカタです。
日々その金額を書いていくだけです。
予算からあとどれぐらい使えるかを日々チェックします。
でもね、
やっぱり長くは続きませんでした。
1年間つけ続けましたが、長くは続かなかったです。手でいちいち買ったもの書いて電卓で毎回合計して、引くなんて作業がめんどくさいです。
でも貯まる意識は、どんどんつけることが出来ましたので、決して無駄ではなかったです。
付録の家計簿よりもっとラクにつける方法はないかと、色々な家計簿を検討してみることにしました。
次に使った家計簿は無料の家計簿ソフト
次に使ったのは、無料の家計簿ソフトです。有料版ではなくて、ネットからダウンロードした家計簿ソフトです。
収入、予算、日々の記錄を書くだけのシンプルなものです。
この手のソフトは、とにかく自動計算が楽でした。
買った費目を入力して金額を書けば、その費目ごとに計算してくれるのですが、自分で使いたいと思う項目がないのです。
特に困ったのが、クレジットカード管理です。
メインカード、スーパー系のカード、ネットショッピング用のカード。
3種類ぐらいを使いこなしていた我が家としては、このカードごとに使った費目をわけて管理したかったので、現金至上主義の家計簿ソフトはNGでした。
袋分けとか、壁掛けポケットで日々使えるだけのお金を管理とかが流行っていた時代です。
当時は、クレジットカードで家計管理なんて主流じゃありませんでしたからね。
「なんか、我が家の使い方と合わないよね。」
そんな理由で、すぐに使うのをやめてしまいました。
次に使った家計簿は自作のExcel家計簿でした
「やっぱり一般の管理方法に合わせるからいけないんだ。」
それに気がついた私は、Excelで家計簿を最初から作り始めました。
収入、支出を管理する欄、貯蓄を管理する欄、日々の支出を記録する欄だけから始まります。
使っていくうちに、電子マネーの「WAON」や「nanaco」や「Suica」などで支払いをした分を管理出来るように改訂です。
今となっては、「nanaco」一点張りですので、「nanaco」しかないですけれどね。
もし「nanaco」を使うのであれば、「セブンカード・プラス」がポイントの面ではとってもお得です。
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SUMIF関数を駆使して、「この項目の場合、合計する」を使って集計していくことで、使った費目ごとに集計をすることができます。
自分の使いやすいように、家計簿をどんどん改良していきました。
Excel家計簿を開発してから10年が経って、家計簿に思うこと
そんな我が家に合ったExcel家計簿を開発してから、なんと10年が経ちました。
費目の配置、つけやすさ、無駄なところはないか。
徹夜するほどのめり込んで改良していきました。
収入簿、貯蓄簿、借金簿、投資簿、妊娠・出産簿。
排卵子作り計画簿まで、実はあるのですよ。
車購入履歴、引っ越し簿、マンションリフォーム記録。 副業収入記録簿。
光熱費、通信費のグラフに、医療費明細や確定申告書類のPDFもあります。
例えば収入の欄は、給料と副業収入など別々につけています。
貯金の欄は、通常の貯金と貯金を別々につけていて、貯蓄率も同時に出しています。
貯めるテンションを上げる為に、ピンク色にしていますよ。
現金、カード、nanaco払いは、このように支払う手段別に管理しています。
他にも、売った家や車の写真が入っていたり、家族4人が写っている貴重な写真もあったりします。
昔の家計簿を見たら、貯金がなくてなーんにも買えなかったよなとか。
食費10万円とか、欲しいままに200万円車に使ったよなとか。
「この借金の売買契約書の実印、コンチキショー!」
実印を押してしまった悔しさで、契約書のPDFにバッテンマークがしてあったり(汗)。
昔の大赤字の時代の家計簿を見ては、大変な時代があったなぁとか・・・。
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ちょっとしたメモが書いてあったりするのです。
「無駄買いしない!」ってメモ欄に書いてあるのに、ビールケースを1ヶ月で4箱も買っていたりしていました。
あー、きっと仕事のストレスが尋常じゃなくて、やけ酒していたんだなとか。
その時代の家計簿を開くと、つらい思い出、楽しい思い出の両方共によみがえってくるのです。
私がExcel家計簿をつけ続ける目的とは、振り返りのため
このようにつけておくことによって、振り返りが出来る所が家計簿の良い点だと思います。
「昔のように、これからは浪費しないぞ!」
「これからは、自分で未来簿を作っていくぞ!」
過去簿の悪い点、良い点を今の自分に刻むようにしていきます。
これから前に進んでいけばいいし、これから変えていけばいい。
私が汗水垂らし、愛情込めて作り上げたこのExcel家計簿は、どんな新しい家計簿が発売されていようともずっと浮気せずに使っていこうと思います。
色々と使ってみてわかったことは、
自分流に作ったものが1番使いやすいです。
どんな手段でもいいと思っています。
メモ帳、ノート、すべての口座を一元管理してくれるようなソフトやアプリで構いません。
今は無料の家計簿ソフト「マネーフォワード」や「Dr. Wallet(ドクターウォーレット)」などの家計簿アプリが大人気のようです。
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ただし1番重要なのは、他人が進めたものをそのまま鵜呑みにしないことです。
これでつければお金が貯まるよと言われても、残念ながらその方法が必ずしも合うとは限りません。
でも、全員に共通していることがあります。
- 現状の我が家のお金の流れを知る。
- 未来に使うお金の目的を見える化をする。
家計簿をつけていく上で、1番大切なことです。
日々の収入と支出で自分のお金の使い方を知って、10年後の住宅ローンを払い終わることを未来の目標(お金の見える化)とします。
これが私が家計簿をつける目的です。
これからも手段は変えることなく、貯金額は右肩上がりであることを願って日々の習慣としていきたいです。
あなたはどんな家計簿を使っていますか?
つけてない方は、つけてみるととっても面白いですよ。
お金が好きなあなたは、続ける要素ありです。
つけなくても貯まって行く人はいます。
つけない方が貯まるって話もあります。
Excel家計簿の開発期間はまだ10年ですが、まだまだ進化し続けるオリジナル家計簿です。
私にとってみたら家計簿とは、
私が生きてきた「人生簿」です。
自分の人生を刻むように、日々コツコツと生きてきたあかしをつけていきたいですね。
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