子供が携帯電話を持つメリットとデメリット。いつからキッズ携帯を持たせた方がいいのか?
「子供に携帯電話って、いつから持たせた方がいいのかしら?」
子供が小学校に上がる頃になると、ランドセルと同時にキッズ携帯のCMがとっても気になってきますよね。
大人のスマホとは違って、とてもかわいらしい形をしている携帯ですが、やはり自分の子供だけ持たせることって、とっても不安になってきたりします。
我が家がキッズ携帯を持たせて色々経験したことから、子供が携帯を持つことのメリットやデメリットをお教えしたいと思います。
実は最近、子供が携帯を持っていたことで、とっても助かったことが起きたのです。
子供にキッズ携帯を持たせたのは、いつからだった?
子供に携帯をいつから持たせたらいいのかって、子を持つ親としてはとっても気になりますよね。
我が家が子供にキッズ携帯を持たせたのは、ちょうど保育園の年長に上がる時でした。
でも保育園時代はただ持っているだけで、本当に外に持ちだしたのは小1になってからです。
夫婦共働きでカギっ子でしたので、携帯を持たせて居場所を確認しておくことはとっても重要なことでした。
他のママ友達も、小1から持たせている方がとっても多く、共働きであるほど持っている率はとても高かったです。
子供が携帯を登校中に持っていたことで、友達が助かったこと
我が家の小学校では、キッズ携帯を持っていてもいいのですが、携帯を通学路や学校では通常使ってはいけないことになっています。
しかし、ちょっと寝坊して遅目に学校に向かった日に、突然私のスマホが鳴ったのです。
「お母さん、大変!お友達が途中で吐いちゃって、倒れちゃった。」
えぇ〜〜!
いつも一緒に行っているわけではないのですが、たまたま一緒に学校に向かった友達が、突然倒れて食べた朝食を戻してしまったようなのです。
ほとんどの子達がすでに登校してしまった後で、周りに誰も頼るような大人もいなくて、どうしたらいいのかさっぱりとわからないということでした。
私はとっさにビニール袋と手袋やタオルなどを持参して、すぐに自転車で現場に向かって行ったのです。
現場についてから連携プレーで車で運ばれていった友達
家から子供が歩いたらたった10分の距離の電柱の影で、友達はその場でうずくまって青ざめた顔をしておりました。
周りは通勤途中で忙しそうにしている人ばかりで、誰も声をかけてくれる気配はなかったのです。
みんな冷たいなぁ〜と感じながらも、まずは友達に声をかけてクラスと名前を聞いて、すぐに学校に連絡を入れました。
学校ではちょうど朝礼のタイミングで大忙しだったこともあり、とりあえず車で通勤していた夫に連絡を入れました。
すぐに夫が車でかけつけてくれて、遅刻しそうになっていた我が子とお友達を乗せて学校に向かうことに。
車内で体調の具合や朝食の内容などを聞いて、正確な情報をすぐに学校に伝えられるようにしました。
学校では保健室を開けておいてくださり、校長先生や保健室の先生、担任の先生が待っていてくださいました。
子供が携帯を持っていたことで、連絡を取ることができ、友達を無事に保護することができたのです。
子供が携帯を持つメリットは、緊急時やいざという時の連絡手段
今回のように、子供が携帯を持つことで、緊急事態の時にとても役に立つということです。
通学途中で通常の時は使ってはいけませんが、今回のように緊急事態の時にとっても役に立つ手段になります。
特に最近は塾や習い事に行く機会が多く、帰る時にゲリラ豪雨に合う事がとっても多いです。
基本的に姉妹で電車で行って帰ってくるのですが、あまりにも天候がひどい時には「帰れない」という電話をしてくることがあります。
そんな緊急時の時は、夫が仕事帰りに拾って帰ってくることができるのです。
最近は公衆電話がどんどん撤退していっていますから、すぐに連絡が取れる携帯を持っていることが、実はとっても大切なことなのです。
子供とメールをやり取りすることで、親子のコミュニケーションに
最近になってから、子供がキー入力することを覚え出してきて、私にメールを送れるようになったのです。
「今日の晩ご飯なーに?」
「ママ、お仕事がんばって。」
こんな内容のメールが送られてくることで、子供と離れていても、ちょっとした会話をすることができます。
現代は共働きも多くてとっても忙しいですから、携帯のメールのやり取りはとっても貴重な親子のコミュニケーションツールになります。
特にカギっ子には、欠かせないツールと言えるでしょう。
手書きとは違ってとっても冷たいデジタルな文字ですが、その文字の裏で子供が真剣な表情でメールを送ってくれたことに、心はポカポカと温まっていくのです。
子供が携帯を持つデメリットは、時間を忘れて没頭してしまうこと
子供が携帯を持っているメリットはとても多いのですが、デメリットも当然のようにあります。
子供にとってみたら、携帯なんて進化したおもちゃですから、当然のごとくずっと触っていることがあります。
夜寝るまで触っていたり。
気がついたら見ていたり。
もう、スマホを見る時間は寝る1時間前で終わりにしようねと約束するのに、
決して守りません・・。
キッズ携帯なら操作が制限されていますからそれほど心配する必要はありませんが、普通のスマホやタブレットを持ち出すと、時間を忘れて没頭しはじめます。
最近はようやく理解しはじめましたが、使いはじめる前に親子できちんとルールを決めることがとっても大切です。
なんでも携帯を使って用事を済ませようとする
「お母さん、忘れ物したから持ってきてー!」
人命の緊急時に活用できる反面、自分がラクする方法に使ってしまうこともあります。
携帯で私か夫に連絡をすれば、なんでもしてくれると思ってしまうのです。
もし携帯がなかった場合は、自分の頭で考えてなんとか解決しなければなりません。
学校に連絡したり自分で取りに行くということをしなくなり、便利なツールに頼るようになってしまうのです。
携帯があるから安心なのですが、携帯があることで安心しすぎるのも成長しない原因になってしまうのです。
1番のデメリットは、家計で通信費が上がってしまうこと
スマホを持つ1番のデメリットと言えば、家計の中で通信費が上がってしまうことです。
1人あたり約1,000円は、通信費の値上がりを覚悟した方がいいでしょう。
下がるわけではありませんから、デメリットに上げさせていただきましたが、我が家ではあまりにも金額が低すぎて、支払いを忘れてしまったぐらいです。
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でも長く使用していくことで、基本使用料の料金割引がなくなることで、どんどん家計の通信費の負担が重くなってきます。
通信費が負担になってきたら、家族でよく話し合って決めていくことが大切です。
小3〜4にもなれば、お金のことを話せばわかる年齢ですから、家計費を肥大化させないためにもしっかりと話し合うことが大切なのです。
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子供に携帯を持たせる時は、本当に必要かどうかを考えよう
子供に新しいツールを持たせることって、とっても不安になってしまうかもしれません。
我が家も最初はとっても不安でしたが、家計的もそんなに負担ではないですし、夫がノリノリに買ってきたことで持ち始めました。
「キッズ携帯」や「スマホ」を持ち始めてからすでに3年以上経ちますが、デメリットよりもメリットの方が断然多いと感じました。
通信費は、子供が犯罪や安全から身を守るための「安全費」と思っています。
もっと大きくなってきたら、大人と同じスマホを持つことを真剣に検討していかなければならないと思っています。
でもやはり子供が携帯電話を持つデメリットもあることは、事実です。
実際に持つ時は、子供が「携帯」とはどういうものかと自覚してから持たせても、まったく遅くはありません。
親子で本当に必要かどうかを、親子でしっかりとリアルにコミュニケーションを取ってから、ネットでコミュニケーションを取るようにしてみてくださいね。
携帯が、親子の温かい架け橋になりますように。
中学生の子供に学習タブレットを試してみた。
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