2021年2月28日 -PR-

キッチンのリフォームを頼む前に知っておきたいこと

中古の一戸建て住宅を購入し、劣化しているキッチンをリフォームしてから住もうと考えている方は少なくないはず。

特に都市部では新築の一戸建て住宅はなかなか手が届きにくいため、老後を考えて節約したいと考えているなら、私のように中古住宅をリフォームして住むのも一つの手です。

そこで、ここではキッチンのリフォームについて、事前に知っておきたいことや注意したいポイントをご紹介していきます。

これから中古住宅を買ってリフォームをしようとしている人は、メリットやデメリットを知った上で実施するかを検討してみてください。

中古一戸建て住宅の購入でキッチンのリフォームは必要か?メリットとデメリット

キッチンのリフォーム

中古一戸建て住宅の購入でキッチンのリフォームが必要かどうかは、水回り設備の劣化具合で判断しましょう。

特にキッチンのように毎日使用する設備は劣化しやすく、年数が経つと配水管が詰まったり、水漏れが発生する危険性があります。

実は水回り設備のリフォームが必要となるのは、手入れが行き届いている状態で20年前後です。

前に住んでいた人のずさんな管理が原因で想定より設備が悪い状態であれば、使用年数が10年未満でも交換が必要となる場合があります。

私は水回りは後々故障しやすいと業者に言われていたので、住む前にキッチンの配管を新設しました。

キッチンのリフォームをするメリットは、リフォーム前に比べて使い勝手が良くなるということです。

私が購入した中古一戸建て住宅は、前に住んでいた人に合わせてキッチンが作られていたため家事がしにくく、ストレスが溜まってしまう状態でした。

リフォームすることで収納場所の狭さや動線の悪さが解消され、家事の負担軽減に成功しています。

一方で、キッチンのリフォームには費用と時間がかかるというデメリットもあります。工事費用はキッチンの型によっても変わりますが、我が家は全部含めて100万円ほどかかりました。

キッチンをリフォームするポイント

キッチンをリフォームするときは、生活動線を考えてキッチンの型を選ぶようにしましょう。

キッチンの主な種類はL型・2型・1型です。人気があるのは1型で、キッチンが横長形状のため、作業効率が良くなっています。

小さなお子さんがいて目が離せない場合でも、キッチンで作業をしながらリビングダイニングを見渡せるので安心です。

ただし、実際に使ってみると、1型はコンロを使って調理する際に油を使うと汚れやすいというデメリットがあります。

後片付けのしやすさを考えるなら、壁付けコンロで油跳ねが気にならないL型を選ぶのも良いかもしれません。L型はコーナーがある分1型よりコストが高く、収納スペースが確保できないという側面があったので、我が家では導入を断念しました。

夫婦2人暮らしや子どもが大きくなった家庭では、作業スペースが広い2型のキッチンもおすすめ。作業スペースが広いので、家族で一緒に調理を楽しむことができます。

収納スペースを多く確保できるため、調理器具や食器がたくさんある家庭に向いています。

とはいえ、2型にもコンロとシンクが離れているので床が汚れやすいというデメリットがあり、私は掃除が苦手なため候補から外しました。

キッチンのリフォームをするならレイアウト変更を!

キッチンのリフォームをするときは、レイアウト変更をして作業しやすいようにするのもおすすめ。中古一戸建て住宅を買うと、自分の生活スタイルに合わないレイアウトになっていることがあります。

キッチンのレイアウトには「アイランド型」「ペニンシュラ型」と呼ばれるものがあります。アイランド型は作業台が壁に接していないレイアウトで、どこからでも作業台に回り込めるため、作業しやすくなっています。

我が家はアイランド型ですが、実際に使ってみるとどの方向からも出入りできるのはとても便利です。

一方で、ペニンシュラ型は作業台の片側が壁に接しているレイアウトで、狭いスペースでも設置できるのが魅力です。

ペニンシュラ型は作業台を長くしてしまうと回り込むのが大変なのでやむなく候補から除外しましたが、省スペースに設けるときに向いています。

キッチンは、オープン型・独立型・セミオープン型を選ぶかによっても雰囲気が変わります。

人気が高いオープン型は、リビングダイニングからキッチンが見えるようになっています。

キッチンとリビングダイニングが一体型になっているため、キッチンにいても家族と会話を楽しめるようになっているのでおすすめです。

我が家はオープン型ですが、自然と家族がキッチン周りに集まるようになりました。

セミオープン型はキッチンの一部が壁に囲まれていて、生活感を消すのに適しています。

リフォームした後なので変えられませんが、今思うとセミオープン型の方が生活感を消せて良かったかもしれません。

一方で、独立型は三方が壁に囲まれており、リビングダイニングからは見えない仕様です。キッチンで調理したときの匂いがリビングダイニングに充満するのを避けられるという利点があります。

キッチンをリフォームするときに注意したいこと

キッチンのリフォームでは、配管工事が必要になるケースが多くあります。築年数が10年以上経過している中古一戸建て住宅を購入するなら、配管の状態は事前に確認しておくべきでしょう。

我が家は将来を考えて入居前に配管を変えましたが、配管を新設せずに設備だけを交換すると配管の詰まりや水漏れで再度リフォームが必要になる可能性が出てきます。

今だからこそ言えますが、リフォームの際にキッチンの場所を移動するのは避けた方が無難です。

キッチンを移動すると様々な設備の配管工事が必要になるのに加え、ダクトの移動もしなければならず、コストがかさみます。

また、移動距離が長くなると配水管の勾配をつける必要があり、床を高くしなければなりません。部屋が狭く感じてしまうというデメリットもあるため、キッチンの移動距離は短くした方が良いでしょう。

キッチンのリフォームをするときは、家事動線を考えてレイアウトを選ばないと後悔する可能性があります。

オープン型一つとっても1型や2型といろいろな種類があるため、吟味して選ぶのが大切。我が家のキッチンは1型にしましたが、家電を増やすと作業スペースが足りなくなりました。

しかし、もし2型にしていたら、掃除が面倒になったと不満に感じていた可能性もあります。

キッチンのレイアウトを選ぶときは、自分が何に重点を置いているのかを明確にしてから検討すると良いでしょう。

キッチンのリフォームは先のことも考えよう

キッチンをリフォームするときに、現状だけ考えてレイアウトを決めてしまうのは良くありません。

例えば、2型のキッチンでも振り向けばリビングダイニングの様子を確認できるので、一概に小さな子どもがいる家庭に向かないとは言えないからです。

キッチンのリフォームをする際に調理スペースを確保したいと思っていたのに、我が家のように視界の良さを重視してスペースが足りなくなってしまうケースはあります。

リフォームをするときはキッチン工事の実績がある優良業者を選ぶことも大事ですが、将来を見据えて家族のライフスタイルが変化しても対応できるレイアウトにしましょう。

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