床と壁紙の張り替えで中古住宅をリフォームしよう
中古住宅は安くて魅力があるものの、やはり新築住宅の方が良いのではないかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
私もマイホームを買おうとしたとき、中古住宅の内覧をしてどうしようかとかなり考えました。気になっていたのは内装で、リーズナブルな印象を受けた住宅はどれも床か壁が気になってしまいました。
ただ、リフォームをすれば理想に近づけられるということを知り、最終的には中古住宅を買って張り替えのリフォームをして住んでいます。
このときの経験から、床と壁紙の張り替えリフォームについて、きっとあなたに役立つポイントをご紹介します。
中古住宅を買うときによくある床と壁紙の悩み
中古住宅は安くて立地も良いところを見つけやすいのが魅力で、私は特に職場から近くて安い家を見つけたのが購入の決め手になりました。
ただ、住むことを考えた場合、内装の状態がそのままでは満足できないという印象も持っていました。中古住宅を買うときによくある悩みとして、寿命の長さが挙げられます。
これからローンを組んで買うと考えたときに、ずっと住める家なのか、ローンを払っている間に古くなって住めなくなるのではないかという不安を持つことはよくあります。
私も特に床材が傷んでいる印象があり、住んでいるうちに割れたり、歪んだりしてしまうかもしれないと心配になりました。
また、使用感についても悩みになることがあるでしょう。これから住宅を買ってマイホーム生活を始めるときには、新築住宅のようにきれいな内装をイメージするのが普通です。
しかし、中古住宅の壁や床を見てみると細々とした傷や汚れがあるのが一般的で、使用感が強いことは否めません。心機一転してマイホーム生活をしたいと思っている人にはあまり望ましくない状態でしょう。
さらに、壁紙や床材については好みの問題が発生することもあります。私が興味を持っていた中古住宅は、リビングとキッチンがグレー系の壁紙で統一されていました。
ただ、あまり採光が良い家ではなさそうだったので、私としてはもっと明るい壁紙なら良いのにと思いました。
床も畳の部屋があったのが気がかりで、メンテナンスの手間を考えるとフローリングだったらすぐにでもこの家で決めたいと思うほどでした。
このように、中古住宅の床や壁紙を見ていると様々な悩みが生じがちですが、リフォーム会社に相談すると悩みをまとめて解消できることがわかりました。
張り替えれば中古住宅の内装を一新できる
リフォーム会社では、床や壁紙の張り替えのリフォームを行っています。
床や壁紙に傷があったり、劣化していても張り替えてしまえば新品になります。
全面的な張り替えをしてしまえば使用感を感じられる場所がなくなり、まるで新築住宅かのように美しい内装に生まれ変わります。
このような紹介を受け、中古住宅のリフォームをするとまるで違う姿になることがよくわかりました。もちろん全面リフォームをする必要はなく、希望する箇所だけ選んでリフォームしてもらえます。
張り替えのときは「重ね張り」や「上張り」と呼ばれる方法と剥がして新しいものを張る方法の2通りがあります。
壁紙の張り替えでは古いものを剥がして新しいものを張るのが一般的ですが、床については重ね張りをすることも可能です。
ただ、寿命という観点では重ね張りはもともとあった床材の劣化が問題になるリスクがあるため、交換する張り替えの方が適しています。そうすれば、実質的には新築と同じような床になるため、より魅力的な家に仕上がります。
このようなコツもリフォーム会社に相談すると丁寧に説明してもらえたため、中古住宅を買ってリフォームするということに前向きになれました。
リフォームにかかる費用相場
中古住宅をリフォームしようとしたときに、やはり気になるのは料金です。
中古住宅は安いのがメリットですから、多額の費用がリフォームにかかってしまうと新築にしておけば良かったと思うでしょう。
施工内容によって違いはありますが、床と壁紙のリフォームは住宅の購入価格に比べると決して高くはありません。
一般的な4人家族向けの住宅の壁紙と床材を全面的に張り替えると、100万円から300万円くらいかかるのが相場です。
壁紙の張り替えは一部屋あたり10万円以内に収まるリフォームですが、床材の張り替えは時間がかかることもあって作業費が高く、無垢材フローリングのように比較的高い床材を選ぶと高くなりがちです。
一部屋あたり10万円から30万円くらいの費用がかかるため、家全体のリフォームをしようとすると100万円は超えてしまうことが多くなっています。
ただ、部分リフォームにすればもっと費用は抑えられます。
私の場合もリビングとキッチン、寝室の床だけ張り替えることにして、廊下やトイレの張り替えをやめて安く済ませました。
予算の上限金額を伝えるとリフォーム会社にその金額でできる範囲の内容を提案してもらえるので、どのくらいの予算を用意できるかを考えてからリフォーム会社に相談すると良いでしょう。
納得するためのポイント
中古住宅の床と壁紙を張り替えるとき、納得できるようにするために重要なポイントが2つあります。1つ目は、可能なら中古住宅の購入のタイミングでリフォームをすることです。
張り替えの工事は時間がかかることが多いのが難点で、壁紙の張り替えなら数日で対応してくれることもありますが、床を剥がして新しい床材に張り替えると2週間から1ヶ月くらいはかかります。
また、住み始めてからリフォームをすると、仮住まいを用意しなければなりません。加えて、家具や家電を出さないと施工できないので、費用も手間も負担が大きくなってしまいます。
後からでももちろんリフォームはできますが、住み始める前にリフォームを終えるのがおすすめです。
床と壁紙を張り替えて新築風に仕上げよう!
中古住宅の床や壁紙は使用感があって、劣化も気になりがちです。
しかし、リフォームをすればまるで新築のような内装に仕上げることもできるので、床や壁の状態に満足できなくて購入を決断できずにいるならリフォーム会社に相談してみましょう。
他の悩みがあるときにも、まとめてリフォームをしてもらえます。
床や壁紙の機能性も重視して選ぶと、住まいの快適さに関して心配があったときにも対策が可能になります。
まずはリフォーム会社に自分が抱えている悩みや解決したい問題を説明して、リフォームでどこまで対応できるかを確認してみましょう。
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