2015年8月17日 -PR-

会社に行きたくない病にかかった人は、人間関係とつながりすぎないで人と比べないことをしてみよう

長期休み明けの出勤日の朝になると、胸騒ぎがしはじめます。

「ただいま人身事故が発生しました。振替輸送を行っていますのでそちらをご利用ください。」

このようなアナウンスを、何度となく聞いたことでしょうか?
月曜日の朝は、時間通りに行けたことなんてあったでしょうか?

休み中は楽しく過ごせたのに、会社に行く日になったら猛烈に会社に行きたくない病に駆られると思います。

そんな心がモヤモヤとする時は、一体どうしたら心の平穏を保てるのでしょうか?

人間関係でイライラしたときこそ、肩の力を抜こう

会社って、どうしてこうもわけわからない人達が集まっているのでしょうか?

上司にしろ同僚や後輩にしろ、自分が思った通りになることなんてありません。

「こんなに一生懸命働いているのに、誰も私のことなんてわかってくれない。」

私も散々落ち込んで、泣きながら悩みましたよ。

なぜ自分が悪くないのに、自分が上司に謝らなければならないのだろうって。

どうして月収40万円の人と同じ仕事をしているのに、月収15万円しかもらえないのだろうって。

会社はお金を稼ぎに来ているからこそ、働いた対価を報酬としてきちんと得たいはずです。

でもやっぱりそんな簡単に人は認めてくれたりしませんから、ストレスになってイライラします。

会社の周りの人にイライラしてしまうのは、相手が思い通りに動いてくれない時です。

他人は思い通りにいかない生き物です。

他人に認められたい承認欲を排除しましょう。
肩の力が抜けて、少しずつ楽になってきます。

人とつながりすぎず、上手に距離感を保ちましょう

「お昼は職場の人同士でランチを食べないと、仲間はずれにされちゃう。」

学校の延長でもないのに、会社でもお局さんや上司と一緒にランチに行かないと、自分の悪口を言われているのではないかという気持ちになってしまいます。

「おーい、今から飲みに行くぞー!」

今日は子供の誕生日祝いで早く帰る予定なのに、上司に誘われてそちらを優先しないと来年の昇給はなくなってしまうかのような恐怖感に襲われてしまいます。

会社で働いている以上、人に嫌われたくない気持ちが働いて相手の期待に過剰に答えようとしてしまいます。

でもこれが原因で苦しんでいる人が、世の中とても多いように思います。

私も女性同士のランチの付き合いで、ものすごい悩んだ時期がありました。

「あの上司、女子を何だと思っているのかしら?ほんとイヤよねぇ〜。」

「あの子、なんであんなに上司に媚び売っているの?」

女子同士のランチの会話なんて、他人のウワサばかりです。
聞いているだけで、マイナス思考のかたまりに襲われます。

相手の付き合いが苦痛なら、近づき過ぎない。

ランチは1人でたまにはゆっくりと食べる、夜の飲み会は体調不良を理由に遠慮するなど、上手に距離感を保つようにしましょう。

できない自分を受け入れてみよう

「もっと自分は、この人よりは上に立っているはずだったのに。」

出世したい理想があったのに、現実は同期の人に抜かされていてそのギャップに苦しめられることが多々あると思います。

自分をもっと会社の中でよく見せたいと思っていたのに、出来ない時にひどく落ち込む時があると思います。

そんな時は自分の許容量が思っていたよりも、小さかったことに気づきましょう。

「自分に出来ないことだって、あるんだ。」

肥大化した気持ちをダウンサイジングして、出来ないことは出来ないという潔さも持つようにしましょう。

自分と他人と比べない

仕事に会社に不満を持ち、人間関係に悩んでいる時こそ気持ちが不安定になってきます。

そんな時に他人と比べることで、自分の立ち位置を測ろうとします。

「あの子より、私の方が仕事ができるんだ。」

他人と比べて自分の方が出来るという優越感を持てば持つほど、自尊心を保つことができます。

「自分の方があの子より能力がないから、大事な仕事を任せてもらえない。」

人と比べてしまったことで気持ちが不快になり、心が休まることがありません。人と相対的に比べ合っていることで、気持ちが定まることなく揺れるだけなのです。

どうせ自分はダメ人間なんだというレッテルを貼って、会社になんて行きたくなくなってしまうのです。

一体どうしたらこういった苦しみから開放されて、会社に行きたくない病が治っていくのでしょうか?

人や過去の自分と比べてしまう劣等感を肯定してあげよう

会社ってどうしても組織ですから、自分は会社の中でどれぐらいの位置にいるのだろうということが気になってしまいます。

自分の立ち位置や給料など、他人と比較して気になるのは当たり前です。

自分と誰かを比較して、「自分は上だ、下だ。」と頭の中で判断しているのです。

「新人の時はあんなに意欲的だったのにな。どうしてこんなにやる気がないんだろ・・・。」

他人と比較じゃなくても過去の自分と比べて苦しくなるほど悩まされて、うつ病になってしまうこともあります。

長く生きれば生きるほど、過去がどんどん増えていくのは当たり前です。

そんな過去の自分と比べて、劣等感がついつい増えていってしまうのです。

いまネットに溺れて現実逃避して、自分の「悩み」から逃げようとしていませんか?

悩むことは、実はとてもいいことです。

悩んで苦しんでいる自分を、ありのまま受け止めるようにしましょう。

「隣の席の子や周りの人とどうしても比べてしまうよね、でもこれは人間として仕方がないことだよね。」

つい人と比べてしまう弱い自分は当たり前のことなんだよと、自分自身に共感してみましょう。

人間として当たり前の感情を許してあげると、気持ちがふわっと楽になることがあるのです。

ありのままの自分を受け入れて生きていこう

私も泣きたくなるほど、とても心は弱い人間です。

会社員時代に人間関係に悩んでお金や働き方にひどく悩み、このまま生きていくのがどうしようもなくつらくなる時が山ほどありました。

「このまま電車に吸い込まれたら、楽になるのかな。」

休み明けの朝、何度となく悪魔のささやきが聞こえてきた時がありました。

劣等感の塊のような私でも悩んで苦しんで生きてきましたが、今になって生きてきて良かったと思えることがあります。

自分が産んだ子供の偽りなき笑顔です。

偽りの笑顔が多い世の中で、心の底から自然と出る笑顔を絶やさないために今は生きています。

人の冷たさに悩むことがあれば、人の温かさに救われることもあります。

強い人間なんて、この世にいません。
誰しも弱い自分と戦って生きています。

電車に吸い込まれそうになったとき、そっと1歩、2歩、3歩と後ろに下がってみて下さい。

あなたを必要としている人がいることを、決して忘れないで下さい。

会社に行きたくないと思った時、会社にいる人達も同じ気持ちです。

「弱い自分がいることは当たり前なんだな。今日も悩みながら生きていこうかな。」

弱い自分が正しいことなんだと受け入れるだけで、ここちよく生きていけますよ。

私も泥まみれになりながらなんとか生きていますから、共に悩みながら一緒に生きていきましょう。

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