2014年8月27日 -PR-

リストラ整理後の会社に残った夫。転職活動の結果で家族で決断したこれからのその後の人生のこと

夫の会社では、今年の3月末で会社の業績悪化を理由に、200人以上リストラされました。

しかし、日々のスキルアップを行っていたおかげか、今年の春に行われたリストラの足切り基準に引っ掛かることなく、何とかリストラされずに会社に残ることが出来ました。

しかし、リストラされずに残った人達は、会社の業績が悪化している現実と闘いながら働くことになり、より精神的に負荷がかかった状態で働いていくことに・・・。

「いつ、自分の会社は倒産するんだろうか?」

「このままこの会社に残っていていいのだろうか?」

残った人達、みんな同じ不安な思いを抱いて働いています。

でも、そんな事は表立って言えないまま働いています。

みんな、生活がかかっていますからリストラされずに残っただけでもマシです。

文句を言って、クビになってしまったらもっと大変です。

家族という大切な存在を持ち生活が掛かっている人達は、自分の思考を止めながら働く現実です。

夫も同じ考えです。

この4月から必死で転職活動をしてきました。

「どこ応募しても全然ダメだよ。条件は満たしているのにな。」

どうして夫は、どこの会社にも通らないのでしょうか?

転職エージェントから聞いたウラの採用話

夫が転職エージェントに行って、実際に聞いた話です。

その条件は相当厳しいもので、オモテの転職応募条件なんてウソばっかりでした。

夫がリアルに聞いた話では、本当に欲しい人材採用のウラ条件というがあったのです。

とある人材エージェントの話によると、採用されるような条件とは以下のようになります。

年齢33歳未満

マネージャ職以上の募集の場合は、30歳未満不可です。

転職回数2回以上は不可

2回以上辞めたことがある人はダメです。

TOEIC600未満は不可

表には語学力不問と書いてあっても、実際は存在します。

オモテだけで判断して意気込んで応募しても、採るのは企業でも実際に判断するのは人間です。

企業だって優秀な人材に来て欲しいに決まっています。
門戸は広くても、裏では相当厳しい条件を掲げているのです。

転職活動を必死で続けてきた夫の決断

 「このままでは、会社が倒産する!」

「会社が潰れてしまう前に、どこか安定した所に移らなければ。」

家族思いの夫は、必死になって転職活動をしてきました。

しかし、手招きしてくれる人は誰もいなくて、どこも拾ってくれませんでした。

そして、夫は覚悟しました。

「倒産するまで、もう倒れるまでここで頑張ろう。」

働き方として、人生として諦めることはダメと言われるかもしれません。

でも下手に動いて年収を思いっきり下げて、生活をより苦しめても仕方がありません。

早まった転職をして会社選びに失敗をした結果、

「前の会社のほうがまだ良かった・・・。」

そう後悔している人も、数多くいるのが現実です。

事実、リストラされる前に自主退職をし退職金も減り、失業手当も遅れ、安易に行ったところで後悔している同僚もたくさんいると聞きます。

今の保育園児、小学校1年生を抱えた状態で、夫だけ単身赴任で地方勤務というスタイルを持つことは、我が家族に何もメリットは産みません。

今の会社は潰れる可能性大だけれど、潰れない可能性もあります。

もし潰れそうになっても、どこかに吸収合併される可能性だってあるのです。

その岐路に立った時に、考えても遅くはない

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あなたは今がつらいからと、楽な方向に行こうとしていませんか?

「転職をすれば、もっと良くなるんじゃないか?」

そうあなたは思い込んでいませんか?

転職は人生で大きな決断です。

これは夫だけではなく、自分にも問いかけなければなりません。

辞めたいと思ったら、今すぐにでも辞められます。

楽な方向に行けば行くほど、夫婦で掲げている年間貯金目標300万円からは遠ざかる一方です。

そして、住宅ローンの10年以内の早期完済というゴールも遠くなるばかりです。

冷静な判断が出来ずに人生の岐路で失敗ばかりしてきた猪突猛進型夫婦ですから、衝動に駆られることなく、夫婦でしっかりと計画しようと思います。

冷静な判断力を養う!

今の状態で待つことも必要です。

「幸せの基準って、一体なんだろう?」

どんなリスクの状況に陥っても、幸せと思える選択肢を用意しておくことが必要です。

「この選択をして良かった。」

夫婦で選択した選択肢は、正しいか正しくないかではなく自分で出した決断に責任を持つことが大事です。

自分が決断した失敗を自分の責任にすることで、自分の成長につなげることが出来ます。

人生はどちらかです。

勇気をもって挑むか、棒にふるか。

(ヘレンケラー:アメリカの教育者)

選んだあとにそう思えるような、失敗をおそれない人生を送っていきたいです。

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