子どもがいじめにあっていた衝撃の事実が発覚。いじめられた経験はよき免疫となって人を強くしていく

私の長女には生まれた時から、腕に扁平母斑(へんぺいぼはん)があります。

俗に茶アザと言われているものです。

皮膚内で多くのメラニンが生まれているもので、色が薄くてもよく再発し、取れにくいタイプのアザです。

この生まれつき持って生まれた茶アザについて、本人はまったく気にしていないと思っていました。

しかし、つい先日衝撃の事実を聞いてしまったのです。

会社員を辞めてからはじめて長女と2人きりでランチに

私がフルタイム正社員を辞めてから、約3ヶ月が経過しました。

会社員でいた頃は、休みの日なんて家事と学校や保育園の準備で終わっていました。

会社員のころはイライラしてばかりで、まったく余裕のない日々を送っていました。

会社を辞めてからようやく落ち着いてきたこともあって、長女の学校の振替休日を利用してゆっくりとランチに行くことにしました。

その時にずっと気になっていたあのことを、勇気を出して子供に聞いてみることにしたのです。

長女に自分のアザのことが気になっているかどうか聞いてみた

生まれた時からある茶アザに関しては、長女が1歳の時から皮膚科にてレーザー治療を始めました。

しかし思うようにいかず再発を繰り返しました。
子供の負担も考えて、治療は諦めてしまいました。

子供のあざ(扁平母斑)を必死でレーザー治療した日々。本人が気になり出したらどうするべきか?

治療を断念してから5年が経過した今、勇気を出して聞いてみることに。

「腕の裏に茶色い部分があるのって、気づいている?」

「知っているよ、だって色んな人に言われるもん。」

1番聞きたくないような回答が返ってきました。

他の子達に指摘されていたなんて、私は考えてもみませんでした。

実は、指摘されていただけではありません。
アザの事で相当いじめられていたみたいです。

長女の口から聞いた、いじめられていたという衝撃の事実

茶アザに関して「なんかあるよ!」と言われるだけではなかったのです。

「腕になんかついているぜー!なんだこれー!」

「お前の腕に茶色い地図がついているぜ、気持ち悪い。」

保育園時代から小1になるまで、数人の子たちにいじめられていたみたいです。

家にいるときは、いじめられているような雰囲気などまったくありませんでした。

それが今となってからわかるとは・・・。
正直な所、親として失格だと感じました。

言う方もまだ低学年の子供です。

皮膚の色が違うことについて、わからないことは当たり前です。
でももし私がそんな風に言われたら、泣いてしまいそうです。

さぞかしつらかったでしょう。
なぜ我慢していたんだろう。

私が罪悪感で顔色が青くなっていた時に、長女の口から意外な言葉を発したのです。

長女はいじめられたときにこんな風に気丈に答えていた

「そんな風に言われて、なんて返したの?」

私の胸が張り裂けそうな気持ちになって、聞いてみました。

「もうね、生まれつきあるから仕方ないんだよー!って言っておいた(笑)」

長女はその場で1回も泣く事なく、生まれつきなんだからわかってよー!って気丈に笑って答えていたそうです。

生まれつきの事でいじめられたら、普通ひどく落ち込んで最悪登校拒否になってしまうでしょう。

私の実兄がいじめられて、登校拒否になってしまった事があるから気持ちが痛いほどよくわかるのです。

それをこんな風に自分の体をポジティブにとらえていたとは・・・。

思わず親として、涙が止まらなくなってしまいました。

保育園時代から小1にかけてひどく言われ続けたみたいでしたが、笑顔で明るい対応をしていたらもう誰も言わなくなったそうです。

なんて強い子に育ったのだ。

「話してくれてありがとう。もう黙っていないで何でもお母さんに話してね。」

親に心配かけまいと、ずっと黙っていた長女です。胸にしまったまま、どれだけ苦しかったことでしょう。

ギュッと抱きしめたまま、店内で涙がずっと止まりませんでした。

茶アザに苦しんでいる人は、実は世の中にいっぱいいる

「本人が気にしているかどうか、大きくなったら聞いてみようか。」

夫婦で気にしていたことを実際に聞いてみた結果、衝撃過ぎる事実に心底落ち込んでしまいました。

でも落ち込んだ気持ちを助けていただいたのは、全国からたくさん寄せられたコメントです。

「私も生まれつき顔にアザがあります。でも気にしていませんよ!」

連日のように実際に茶アザをお持ちの方からいただく言葉に、どれだけ励まされたことか。

長女がここまでポジティブになれたのも、私がたくさんの方々の実体験を教えてきたためでした。

「実はね、世の中にたくさん同じ人達がいるんだよ。1人だけじゃないんだよ。」

このように言い聞かせてきたことが、長女が逆境を跳ねのけてこられたのです。

公開してから連日ようにコメントをいただいた方々、本気で感謝しています。

1人だけじゃない、他の人達だっているんだ。
孤独じゃない気持ちが支えとなったようです。

「人間ってイヤな動物だけれど、やっぱり1人じゃ生きられないよな。」

「人」と「人」との間に生まれてきたことに、心から感謝している次第です。

いじめられた経験は、よき免疫となって人を強くしていく

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生まれつき普通じゃないことでいじめられることほど、つらいことはありません。まっさらだったハートにグサグサとキズがついていきます。

でも実はそのキズは、まったくムダなキズではありません。

人に嫌なことを言われたら、ココロが痛むんだな。
だから自分も同じことをしないようにしないとな。

「人に言われて嫌だったことは、自分もしてはだめよ。」

「うん、わかった。絶対人をいじめたりしない。」

長女の負ったキズは、いつか同じような人のキズを治す治療薬になるでしょう。

そんな温かい治療薬が、もっと世の中に広まっていくといいな。

大人になったって、いじめはあります。

人間に「感情」がある限り、いじめをなくすことは無理です。

どんな状況になっても、負けるんじゃない!

つらくて悲しくてイヤな経験ほど、人をどんどん強くしてくのだ。
腕にある茶色のマークも、チャームポイントかもしれません。

でもその底知れぬ明るさこそ、本当に神様から与えられたチャームポイントなのです。

その天性の力強さを武器にして、特徴を活かして生きていって欲しいです。

その特徴を活かした人生は、あなたしか作っていけないのですから。

13 件のコメント

  • はじめまして
    いつもブログ拝見させていただいてます。

    我が家には3歳の息子がいるのですが先天性口唇口蓋裂のため、鼻の下に手術痕と発音にかなり問題があります。
    現在保育園に通っており、同じクラスのお友達には何も言われませんが(まだ小さいこともあるのと1歳から同じクラスにいるため慣れてるのかな?とも思いますが)上のクラスの子には「あの子何言ってるかわからない」とよく言われます。
    今は本人は誰に言ってるの?って感じで気には留めてないようですが親としてはそう言われてるのを聞くと「そうだよね」と思うと同時に息子には何の落ち度もないがために申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

    発音に関しては学校に上がるまでに訓練をしっかりすれば改善するそうですが
    ある程度は残るかもしれませんし、小学校に上がれば矯正も始まるためからかいの対象になるのは間違いないです。

    桃音さんの長女さんのように強い気持ちを持てるように我が家も見習ってしっかり育てていきたいです。

    • きくさんへ

      はじめまして、桃音と申します。

      お子さんの手術跡のお話を聞いて、大変心が痛くなります。

      きくさんが真摯にお子さんのことを考えていらっしゃることが、すごい伝わってきます。

      そうですよ、なんにも落ち度なんてないです。
      悪いことなんて1つもありません。

      いつか表面のキズが、心のキズになる時がくるかもしれません。
      でもそうやって人間って強くなっていくんだとおもっています。

      時には泣きながら、時には笑いながら成長していけるといいですね。

      私の子なんて、ぜんぜん泣き虫ですから・・・。
      そんな子供が私はとっても大好きですよ。

  • いじめられてるかそうでないかは 「自分はいじめられている」と感じる子によることも多いと思うんです。
    うまく言えないけど(←考えがまとめられない頭w)

    子供って素直で残酷だから 目で見たままを言っちゃいます。
    ワタシは 子供のころ 他の同学年の子とくらべて 異様に背が高く(ひょろひょろ)髪の毛もひどいくせ毛(もう ちりちり 爆発)、人見知りも激しかったから 「なんで 髪の毛そんなんなの?」とか「ごぼう」とか「ぱさちん」とかいうあだ名を男子から付けられたり 「ちっ」とか思いながらも 内心 コンプレックスの固まりでした。
    でも それを言われるだけでは いじめられてるという認識がなかったというか 言ってる男子や女子たちも 見たままを言ってるだけで いじめているという認識もなかったように思います。
    別にときどき言われてるだけで それがワタシだし 仲間はずれにされるってわけでもなかったし 名字で呼ばず 「ねぇ ねぇ ぱさち~ん」と男子に呼ばれ 「なに~?」と返辞してるワタシもいた(笑) てか ぱさちんじゃねぇし と自分に突っ込む。

    ワタシも 見たままやん と思っていたし(そりゃ 内心コンプレックスで ストレートヘアーに超憧れたわよw 背も低くなりたくて 猫背ぎみに・・・w)  
    たぶん 桃音さんのお子ちゃんと同じように 「いじめ」っていう認識がなく 生まれつきだから仕方ないじゃん っていう 素直な気持ち。(でも それなりにコンプレックスw)←しつこいw

    ワタシはいじめられているんだ! と思うことで それは いじめになるのかなと ちょっと思ったことがあります。
    だから そう思っちゃうデリケートすぎる子には 男子たちは「ぱさちん」なんて言わないのかなとかも。
    ワタシは 小学生の女子のどろどろした「誰を仲間はずれにするか」とかいう 女の嫌な面のほうが 嫌だったから 男子からぱさちん呼ばわりされることには むしろ何も感じてなくて 普通に楽しんでたかもw

    だから 自分の子供たちには 「人が気にしてることとか 嫌がることは 言わないのよ! ほんとの事だとしても 気にしちゃうともしかしたら 学校行きたくないって思うかもしれないから」って 言ってました。
    子供って素直で残酷。だから いじめっていう問題は どの子にも 紙一重なのかもしれません。
    息子が保育園のときに ママ友の旦那さん(にきびがひどい)に 「ねぇねぇ なんで顔にそんなにぶつぶつがあると~?」と言ったときに ワタシはひどくおろおろして 「すみません!」って謝ったけど ママ友と旦那さん 吹きだしてました。(爆笑) 息子は「??」って顔してて  それが子供なんですよね。

    だから 多少傷ついても 「自分はいじめられているんだ」と感じていなくて お友達もいて学校も楽しいなら それは誰でも通る成長の道で 桃音さんが責任を感じる事ではないと思います。
    そして それは いじめ では ないのかもしれません。(よくわかんないのに こんなこと言っちゃってすみません)

    ワタシの親も いろいろワタシが容姿で悩んでいるなんて知らなかったと思いますから。 本当にきつければ 親に言うと思いますしね^^

    • さぶりん☆さんへ

      さぶりん☆さーーん!すごい貴重なコメントすごい、すごいうれしいです。

      子供ってほんとうに素直です。
      大人が見習わないとと思うことが多々有り。

      そっか、自分はいじめている感覚もないし、子ども自身もいじめと感じていないこともある。

      大人と子供との感覚がぜんぜん違うということですね。

      これは誰もが成長する上で、とっても大切な通るべき道なのですね。
      子育てには、日々驚かされることがすごい多いです。

      私も容姿でなやんでいたこと、たくさんありますから・・・。

      あー、さぶりん☆母さんにいつも助けられている私です。
      子供につたえます。帰ってきたらすぐに。

      いつもいつもありがとうございます。

  • はじめてコメントさせていただきます。
    いつもブログ拝見させていただいております。

    私は子供はいないのですが、私自身生まれつきの茶痣ではないのですが大きい痣があります。
    結論から言うと気にしていませんよ!

    親はやはり気にしていたようで、小さい頃に病院に何度も行ったらしいですが、支障があるわけでもないし、消すことができなかったと、親は痣のをすると顔が曇るのは子供の頃から感じていました。あまり出すのを好みませんでしたしね。

    ちなみに子供の頃、痣に向かって石(小石)を投げられたこともあるんですけど、無言で睨み付けました。
    今でも覚えています。

    こちらが気にしていないと相手も気にしなくなる物だとその時思いました。

    痣の事って親心として責任感を感じてしまうのだと思いますが、それも含めて自分ですし、親がなんとかしようとした想いは子供ながらに伝わりました。
    途中からはケロッとして、「何そんなに気にしてるの?」という感じでしたが。

    お嬢さんにきっと想いは伝わっていると思います^^

    • つくしさんへ

      はじめまして、桃音と申します。
      コメントいただきまして大変うれしいです。

      やはり親は同じことを誰もが思っているのですよね。
      その睨みつけた記憶が、きっと今となってものすごいパワーに変わっていくのですよね。

      娘には、逆境を活かしてポジティブにこれからは生きていって欲しい。
      心から本当にそのように思っています。

      コメントいただきまして、大変ありがとうございます。

  • はじめてコメントします
    すばらしい娘さんですね僕の場合は
    いじめのせいで
    それのせいで心が荒んで免疫がつくどころか
    他社を攻撃したいという強い衝動にかられてしまいました。
    頭のなかではダメだわかっているけど実際の本音の気持ちは
    正反対です(泣)

    • 府さんへ

      やはり最初は負の感情って生まれますよね。

      私の娘もきっとどこかでもっているのかしれません。

      あとはどのようにして、感情の持っていきかたを決めてあげるかですね。

      人間ですから、感情あるのは当たり前かもしれませんね。
      人間ってほんと難しいなと、いつも感じていますよ。

  • うちの男の子にもお腹に大きな茶あざがあります。大人の手のひらで隠せないほど大きいので治療は諦め、地図があってすごいね!カッコいいね!と育てました。水泳の時期は丸見えなのでお友達に言われるそうですが、高学年になった今でも嫌だと思ったことはないようです。親がマイナスと捉えたら子供も可哀想なんだと思ってしまうし、プラスと捉えたら子供は素敵なものと思ってくれますよね(*^^*)ありのままを素敵だと受け止めてくれる人がいるって、それだけで大きなことだから。

    • ももさんへ

      桃音と申します。
      コメントいただきまして、大変ありがとうございます。

      ももさんの育て方が、すばらしすぎてもう涙があふれてきてしまいました。

      マイナスではなく、プラスと育てること。
      親がマイナスの頭になっていたら、とてもじゃないけれど出来ません。

      ありのままを受け入れる勇気って相当な覚悟がありますが、わたしもそんな広い心を持って子供と接していきたいと考えています。

      とっても心に響きました。
      ありがとうございます。

  • はじめまして。同じ悩みで色々検索しているうちにこちらのブログに辿り着きました。

    30を過ぎた私ですが、左おでこに5mmほどの扁平母斑があります。コンシーラーでごまかせないほどの色の濃さなのでかなり気にしていたのですが、彼に「チャームポントだよ」と言われてからは随分と気持ちも軽くなりました。ただ・・・少しずつ縦に長くなってきています。なので気になるなら取ったら?とも言ってくれ、決して美容目的だけじゃないと理解してくれてるんだなって心強い存在でもあります。

    その反面、母はあまり気にしていなかったらしく・・・電話で話しても「そうだっけ?たしかに写真見ると目立つね。」と完全に人ごとです(笑)私は母斑のせいでイジメにあったわけではないのですが、中学生の時かなり辛い時がありました。でも母に心配かけたくないと自分から話すことは無く、桃音さんのお嬢さんのようにとまでいきませんが自分なりに解決しました。なので桃音さんが母として思い切って聞いたというのは、娘の立場からするととても羨ましく、素敵なお母様だなと思いました。

    また色素性母斑いわゆるホクロも体中にもあるのですが、中でも大きいもの(左胸の真下と背中)を昨日1泊入院の局所麻酔で取ってきました。保険がきいたので想像より少ない金額で済んだ上、母に話したところ医療保険(手術に該当するかはまだ不明ですが)に入っててくれたのでさらに負担が減りそうです。気にしてくれてなかったとガッガリしたけど、何かあってもいいようにと母の思いを改めて知ることができました。

    なので・・・もしお嬢さんがチャームポイントだけどもう一度治療をトライしたいと言ったら、母としてはもちろん女性として支えてあげて下さい!!長分かつ上から目線のような文章で大変恐縮ですが、こんなに母斑の痛みを分かって下さる桃音さんは私にとっても支えになりました!!ありがとうございました。

  • はじめまして。
    私自身30歳を越えますが、右足のすねに大きな茶アザがあります。

    子供の頃はそれなぁに?どうしたの?みたいに言われたこともありましたが、お子さんのように生まれつきなんだわーっていうとそうなんだーって言って終わりでしたよ。
    お子さんも強い子なので大丈夫ですよ。

    逆に気になったのはお母様の対応です。
    かわいそうにって思ってる気持ちは子供に伝わります。かわいそうにって思われてることが何よりも傷つきます。

    かわいそうにって思うことをやめてください。思春期に入ったらあなたの接し方が子供を傷つけますよ。

    そう私は思います。ちなみに私は気にしてません。個性なんだからみたいにも思いません。

    個性なんだからって思うこと自体が差別っていうかちゃんちゃらおかしな感覚です。

    • みんさんへ

      桃音です。
      コメントありがとうございます。

      そうだったんですね、大変な思いをされたこと、すごいわかります。

      私は後天的ですが、ケガで足に大きな茶色いアザを作ってしまいましたので、すごい気持ちがよくわかります。

      当時はすごい悩んでしまったのですが、今となっては本人も何も思っておらずやはり強い子に育ったことで、親もすごい救われています。

      そうですね、つらいものはほんとつらいですよね。

      つらいものはしっかりとつらい気持ちを持たせて、これから乗り切って行きたいですね。

      ほんとステキなコメントありがとうございます。
      子供によく言い聞かせたいと思います。