2015年7月3日 

子どもがいじめにあっていた衝撃の事実が発覚。いじめられた経験はよき免疫となって人を強くしていく

私の長女には生まれた時から、腕に扁平母斑(へんぺいぼはん)があります。

俗に茶アザと言われているものです。

皮膚内で多くのメラニンが生まれているもので、色が薄くてもよく再発し、取れにくいタイプのアザです。

この生まれつき持って生まれた茶アザについて、本人はまったく気にしていないと思っていました。

しかし、つい先日衝撃の事実を聞いてしまったのです。

会社員を辞めてからはじめて長女と2人きりでランチに

私がフルタイム正社員を辞めてから、約3ヶ月が経過しました。

会社員でいた頃は、休みの日なんて家事と学校や保育園の準備で終わっていました。

会社員のころはイライラしてばかりで、まったく余裕のない日々を送っていました。

会社を辞めてからようやく落ち着いてきたこともあって、長女の学校の振替休日を利用してゆっくりとランチに行くことにしました。

その時にずっと気になっていたあのことを、勇気を出して子供に聞いてみることにしたのです。

長女に自分のアザのことが気になっているかどうか聞いてみた

生まれた時からある茶アザに関しては、長女が1歳の時から皮膚科にてレーザー治療を始めました。

しかし思うようにいかず再発を繰り返しました。
子供の負担も考えて、治療は諦めてしまいました。

子供のあざ(扁平母斑)を必死でレーザー治療した日々。本人が気になり出したらどうするべきか?

治療を断念してから5年が経過した今、勇気を出して聞いてみることに。

「腕の裏に茶色い部分があるのって、気づいている?」

「知っているよ、だって色んな人に言われるもん。」

1番聞きたくないような回答が返ってきました。

他の子達に指摘されていたなんて、私は考えてもみませんでした。

実は、指摘されていただけではありません。
アザの事で相当いじめられていたみたいです。

長女の口から聞いた、いじめられていたという衝撃の事実

茶アザに関して「なんかあるよ!」と言われるだけではなかったのです。

「腕になんかついているぜー!なんだこれー!」

「お前の腕に茶色い地図がついているぜ、気持ち悪い。」

保育園時代から小1になるまで、数人の子たちにいじめられていたみたいです。

家にいるときは、いじめられているような雰囲気などまったくありませんでした。

それが今となってからわかるとは・・・。
正直な所、親として失格だと感じました。

言う方もまだ低学年の子供です。

皮膚の色が違うことについて、わからないことは当たり前です。
でももし私がそんな風に言われたら、泣いてしまいそうです。

さぞかしつらかったでしょう。
なぜ我慢していたんだろう。

私が罪悪感で顔色が青くなっていた時に、長女の口から意外な言葉を発したのです。

長女はいじめられたときにこんな風に気丈に答えていた

「そんな風に言われて、なんて返したの?」

私の胸が張り裂けそうな気持ちになって、聞いてみました。

「もうね、生まれつきあるから仕方ないんだよー!って言っておいた(笑)」

長女はその場で1回も泣く事なく、生まれつきなんだからわかってよー!って気丈に笑って答えていたそうです。

生まれつきの事でいじめられたら、普通ひどく落ち込んで最悪登校拒否になってしまうでしょう。

私の実兄がいじめられて、登校拒否になってしまった事があるから気持ちが痛いほどよくわかるのです。

それをこんな風に自分の体をポジティブにとらえていたとは・・・。

思わず親として、涙が止まらなくなってしまいました。

保育園時代から小1にかけてひどく言われ続けたみたいでしたが、笑顔で明るい対応をしていたらもう誰も言わなくなったそうです。

なんて強い子に育ったのだ。

「話してくれてありがとう。もう黙っていないで何でもお母さんに話してね。」

親に心配かけまいと、ずっと黙っていた長女です。胸にしまったまま、どれだけ苦しかったことでしょう。

ギュッと抱きしめたまま、店内で涙がずっと止まりませんでした。

茶アザに苦しんでいる人は、実は世の中にいっぱいいる

「本人が気にしているかどうか、大きくなったら聞いてみようか。」

夫婦で気にしていたことを実際に聞いてみた結果、衝撃過ぎる事実に心底落ち込んでしまいました。

でも落ち込んだ気持ちを助けていただいたのは、全国からたくさん寄せられたコメントです。

「私も生まれつき顔にアザがあります。でも気にしていませんよ!」

連日のように実際に茶アザをお持ちの方からいただく言葉に、どれだけ励まされたことか。

長女がここまでポジティブになれたのも、私がたくさんの方々の実体験を教えてきたためでした。

「実はね、世の中にたくさん同じ人達がいるんだよ。1人だけじゃないんだよ。」

このように言い聞かせてきたことが、長女が逆境を跳ねのけてこられたのです。

公開してから連日ようにコメントをいただいた方々、本気で感謝しています。

1人だけじゃない、他の人達だっているんだ。
孤独じゃない気持ちが支えとなったようです。

「人間ってイヤな動物だけれど、やっぱり1人じゃ生きられないよな。」

「人」と「人」との間に生まれてきたことに、心から感謝している次第です。

いじめられた経験は、よき免疫となって人を強くしていく

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生まれつき普通じゃないことでいじめられることほど、つらいことはありません。まっさらだったハートにグサグサとキズがついていきます。

でも実はそのキズは、まったくムダなキズではありません。

人に嫌なことを言われたら、ココロが痛むんだな。
だから自分も同じことをしないようにしないとな。

「人に言われて嫌だったことは、自分もしてはだめよ。」

「うん、わかった。絶対人をいじめたりしない。」

長女の負ったキズは、いつか同じような人のキズを治す治療薬になるでしょう。

そんな温かい治療薬が、もっと世の中に広まっていくといいな。

大人になったって、いじめはあります。

人間に「感情」がある限り、いじめをなくすことは無理です。

どんな状況になっても、負けるんじゃない!

つらくて悲しくてイヤな経験ほど、人をどんどん強くしてくのだ。
腕にある茶色のマークも、チャームポイントかもしれません。

でもその底知れぬ明るさこそ、本当に神様から与えられたチャームポイントなのです。

その天性の力強さを武器にして、特徴を活かして生きていって欲しいです。

その特徴を活かした人生は、あなたしか作っていけないのですから。

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