2015年6月21日 -PR-

子供の視力が0.3に低下した原因は親のせい?小学生で目が悪くなってしまった原因とは

「テレビは、ちゃんと座ってみなさい。」

テレビを観るときに、いつも落ち着きがないのです。
外に行ってもウロウロと真っ直ぐに歩かないのです。

長女の落ち着きのなさは、そのうち大きくなったら治ると思っていましたが、なかなか治りません。

まだ保育園児だし、食卓から立ったり座ったりするのは仕方がないことなのかな?と、心配しつつも静かに見守り続けておりました。

それが小1になっても小2になっても改善されず、落ち着きのない子供に対してイライラしっぱなしの生活が続いておりました。

そんなある日のこと、1通のびっくりするような通知を受け取ったのです。

小学校から視力検査の再検査のお知らせが届きました

「お母さん、おてがみー!」

それは小学校で受けた健康診断の結果から通知された、1通のお知らせでした。

”視力検査の結果、0.8以下なのでメガネが必要かどうか眼科医の処方を受けてきて下さい”

「え、なに?視力0.8以下だって?」

平成15年の文部科学省のデータによると、裸眼視力1.0未満の人は、小学生で25.6%、中学生で47.8%、高校生で60%となっています。

(学校保健統計調査-平成15年度結果の概要より)

我が子は25%の部類に入ることになります。

子供の視力は、3〜4歳ぐらいで平均1.0に達します。

小学生で1.0に達していないと、こういった学校からの指導が入るようです。

テレビの見過ぎ?
ゲームやり過ぎ?

どれも当てはまらない我が家では、何がなんだかわからずもうパニック状態でした。

おうちで早速簡易版の視力検査の紙で測ってみました

まずは病院に行く前に、本当に見えないのかおうちで調べてみることにしました。

おうちでネットにあった「視力検査表(PDF)」を印刷して、スプーンで片目を隠して2.5m離れて検査してみました。

次女から検査してみたところ、だいたい1.0見えています。

長女で検査してみたところ、すでに上から3番目の開いている方向が読めません。

「うーん、わからないよー!」

おうちでの検査結果は、なんと0.3です。

「テレビの前まで行って見ていたのは、目が見えなかったからなのか・・・。」

今まで見えなかったから、見るために近づいて見ていたのかもしれません。

一体もう何が原因なのか、早速眼科に行って調べてみることにしました。

眼科で検査してもらった結果、出た視力数値と原因とは

近くにある眼科にて、早速視力を診てもらいました。

長女はやはり上から2〜3番目ぐらいで、うーん?とうなってしまいます。

そして最終的に出た視力がこちらです。

  • 右目:0.2
  • 左目:0.3

家で測った値とほとんど一緒です。

「先生、視力が出ない原因は一体何なのでしょうか?」

先生の話によると、親の遺伝から来る「軸性近視(じくせいきんし)」という近視でして、成長するに従ってさらに近視の度数が上がっていくそうです。

両親が2人とも近視の場合だと、その子供が「軸性近視」になる確率は8割にもなるとのことでした。

どちらかの親だけが近視の場合ですと、確率は半分の4割だそうです。

これは後天的な要因ではなく、親からの遺伝的な要素が強いとのことでした。

実は夫が「軸性近視」です。
生まれつき目が悪いのです。

義弟も同じく「軸性近視」で、同じく遺伝だそうです。

私は受験勉強のし過ぎで近視になってしまったのですが、それでも夫婦で近視であることに変わりはありません。

まさに系統的に遺伝してしまったなぁと、先生の話を聞いて落ち込んでしまったのでした。

「メガネ処方を出しますから、メガネを作ってきてくださいね。」

早速ですが、子供用のメガネを作ることになってしまいました。

メガネを作ってもさらに近視は進行するという恐ろしい結果に

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メガネ処方を元に、早速メガネ屋さんで子供用のメガネを作ってきました。

しかしさらに近視は進行する可能性が高いですので、半年に1度は作り変えなければならないそうです。

夫の矯正度数は、小1の時点で−2.0でした。
大人になって、右目−7.0、左目が−8.0です。

こうなると、強度近視の域に入ってしまいます。

夫はレーシックをした結果、今では裸眼で過ごしていてとっても快適そうです。

そんな裸眼で快適そうな夫を見て、私も実際にレーシック手術を受けてきちゃいました。子供も夫と同じように、レーシック手術を受ける運命になるのでしょうか?

妹も同じ運命になるのかと思うと遺伝って本当に恐ろしいですし、さらに親として心配なことは、メガネをして学校でいじめられないか?と言うことです。

メガネをかけて登校した長女に、小学校の様子について聞いてみることにしました。

長女は果たして、いじめの対象になってしまったのか?

長女がメガネを作って学校に登校してから、2週間が経ちました。

「学校でメガネのこと、何か言われたことない?」

そしたら長女は、キラキラした目で言いました。

「うん!大丈夫。誰も言う人いないんだよ。」

実はクラス内で、メガネをかけている子は長女1人だけです。
めずらしがられるみたいですが、いじめはないみたいです。

長女に関しては、メガネをかけることにぜんぜん抵抗はないようでして、むしろファッションの1部のように、楽しんでいる様子がうかがえます。

「いい友達が周りにいてよかったね。」

前に住んでいた所では、荒れた小学校になっています。
いじめや学級崩壊がすごく、授業にならないそうです。

改めていい場所にマンションを買って引越してきて、心の底から良かったと感じました。

直接長女の口から安心する言葉を聞いて、母としてはホッと胸をなでおろした次第でした。

ありのままの特性を活かして、生きていって欲しい

我が家と同じような子を持つ親は、世の中にきっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

我が家でも強度近視の両親から生まれたことに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

10代の子供でもできる手術不要の視力回復治療法とかあるみたいですが、今は本人が気にし出したら考えてみたいと思っています。

色々と情報を集めて、本人の希望を優先して考えていきたいです。

これは子供にとってみたら「宿命」です。

生まれつきのことなので、従うしかありません。
変えようと思っても変えられない運命なのです。

ありのままの自分を最大限に活かしていって欲しいですし、五体満足あるだけでもありがたいと思わなければなりません。

むしろメガネ女子として先取りしたのだから、それを自分の武器として堂々としていって欲しいです。

まったく自分が悪いことなんてありませんし、宿命に関しては誰も悪いことなんてありません。

メガネをこれからチャームポイントに変えていくのだ。

宿命をプラスに変えて、力強く生きていって欲しい。
子供を愛する親として、そう強く願うばかりです。

我が家では「JINS」のオンラインショップをフル活用しています

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