お金は銀行ではなく畑で育てて貯める。モノを大切にして何でも手づくりできる人は節約上手

私の実家は、東京郊外にある大自然がいっぱいある所にあります。

夏はトウモロコシやトマトやきゅうりなど、夏野菜がいっぱい実っているような畑が広大に広がっているような所です。

子供の頃からよく知っている大先輩と話をしていると、その暮らしぶりが今の自分にとっても参考になることばかりです。

仕事と家事と子育てでグルグルな毎日の私は、 「もう時間がない!」って言い訳ばかりしています。

イライラして無駄買いして・・。

上手く時間を使えなくてイライラしている自分に、罪悪感ばかり持って生きることに疲れ果ててきました。

しかし、ある日畑に遊びに行った時に聞いた言葉が、あまりにも私の心に突き刺さったのです。

私の心を癒やしてくれた言葉は、一体どんな言葉だったのでしょうか?

広大な畑で大事に育てられた野菜たちは本当においしい

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広大な畑を耕して、今時とってもめずらしい「無人販売所」で野菜を売って暮らしているご夫婦がいらっしゃいました。

ちょうど夏野菜の収穫体験ができるということで、子供たちと一緒に太陽がギラギラと暑い中に参加してきたのです。

ミニトマトにナス、きゅうりにピーマン。

「おいしい!ミニトマトってイチゴみたい!」

採れたての夏野菜はみずみずしくって、スーパーで売っているものと新鮮度も甘みもまったく違います。

形も決して整ってなくて、不揃いのトマトや巨大きゅうりなどもあって、子供たちは目を輝かせて食べてきました。

この畑を耕している70代のご夫婦に、野菜の作り方を聞いていた時のことでした。

「食べるものは体のもとだから1番大切よ。堆肥は全て落ち葉を拾って手作りをして、無農薬で育てているの。」

畑のすぐ隣にある平屋に暮らしていて、ご主人と毎日、庭の畑で野菜を採る生活をとっても楽しまれている様子なのです。

ご主人が畑を耕し。
奥様が楽しく収穫。

収穫した野菜は新鮮なうちに調理をするもの、長く持たせるために天日干しをしたり。

自分たちの手で手入れをして育てた畑から、元気と幸せと栄養をたっぷりいただいているような生活を送られていたのです。

良いと思ったものは何十年と使い、何でも自分達で手づくり

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刺激的な遊ぶ場所や生活に便利なモノなんて、周りにはほとんどありません。

しかしご夫婦では、野菜の他にも味噌や梅干しなど、何でも自分で作っていて、無駄のない暮らしを送っていたのです。

手や足を使って進んで動くことで、イキイキと健康になって長寿につながっていくのです。

洋服にテーブルにイスに食器類。

良いと思ったものは、ボロボロになって壊れるまで何十年と大事に使っています。

その為に時間をかけて、本当に良いと思ったものを手に入れて、大事に大事に使っているのです。

「お味噌おいしいでしょ?自分で作るととってもおいしいのよ。」

確かに自然のこうじで作った甘みたっぷりの味噌を、採れたてのみずみずしいきゅうりにつけて食べたらメチャクチャおいしかったです。

普通だったらすぐにお金を出して買ってっしまうようなものを、自分で作れるものは何でも自分で作ってしまうのです。

作れるものは何でも手作りしている夫婦から感銘を受けた言葉

モノを大切にして無駄のない暮らしをしているだけでもすばらしいと思っていました。

そんな時に、奥様がこのような言葉を言ったのです。

「何でも手作りをして自然からたくさんの恵みを得られる暮らしは、お金には変えられない暮らし。 私が育てている畑こそがまさに預金通帳なのよ。」

お金は銀行に預けるのではなく、畑にお金を預けているというのです。

畑がお金であり、畑がお金を生み出す「銀行」であるという発想に、私はズシーンとかなりの衝撃を受けたのです。

普通の発想だったら、食べ物はお金を出して買うという発想しか思い浮かびません。

お金がなければ、食べ物なんて得ることができないと考えておりました。

「お金さえあればなんでも解決出来る。」と考えていた自分が、とっても恥ずかしくなってきたのです。

ご夫婦にとって畑こそ「預金通帳」であり、大切な資産となっていたのです。

モノを大切にして何でも手づくりできる人は節約上手

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「もっとお金がないと暮らしていけない。」

「収入が低いから、生活なんて出来ない。」

共働きで十分過ぎるぐらいお金を得ているはずなのに、「お金がない!足りない!」って日々言って、イライラしている自分がいました。

先人の暮らしぶりを見て、自分たちにとって何が大切なのかを、何が自分の幸せになるのかを教えていただいたような気がします。

本当に必要なモノをだけを大切にし、まずは自分の手で作れないかを考えるという発想を持てる人こそ、節約上手であると感じます。

自分らしく人生を生きる人の考え方は、とっても素晴らしいですね。

節約を苦しいものと思っておらず、「豊かなエネルギー」に変えていけるパワーを持っています。

ただ、今の便利すぎる暮らしに慣れてしまった今の生活から、食料を何でも作るような生活は、自分にはまったく勇気が出てきません。

モノや情報が溢れている現代だからこそ、反対にこういった何もない暮らしがよく見えて、隣の芝生が青く見えているだけかもしれません。

しかし、自分もいつかこのようなシンプルライフを送ってみたい。

無駄のない、心地良い暮らしを送ってみたい。

今は生きていくことで精一杯だし、家の中も心の中もグチャグチャだ!

共働きで働いていると、お金で時間を買うということも、今を生き抜くための選択肢の1つです。

だからこそ、楽に生活出来るような時短グッズや、時短家電などが流行っているのでしょう。

これからも今の忙しい生活を続けている限り、やはりお金で解決出来るものは解決していくというスタイルは、ずっと変えられないかもしれません。

しかし、便利さと引き換えに、お金も一緒に失っていっていることは事実です。

そして同時に、人間にとって大切な「自分で生き抜く力」も失っていることに気づくべきです。

畑にタネをまいてもすぐには収穫できないように、人生でもタネをまいてすぐには成長しません。

でもタネをまかないと、何もはじまりません。

自分の心はコツコツ育ててから、大きくなった実を収穫!

節約の達人になるためにも、コツコツと日々の「水やり」が大切です。

人間として長く生きている人達に元気と知恵をこれからもいただき、自分の雑多な複雑過ぎる生活を少しずつ見直していきたいと考えています。

ABOUTこの記事をかいた人

橘 桃音

東京都在住の小学生2人の娘を持つ母。長年の会社員生活を経験したのち独立したお金と不動産と生活家電が大好きなブロガー兼ライター。

このブログでは、人生で大切なお金や家のこと、毎日の生活に役立つことを自分の経験から誰にでもわかりやすくお届けしていきたいです。