2017年6月6日 -PR-

お金が貯まらない人は1番身近な人間関係に悩み苦しんでいる人。人との関係は金運と連動する

「無駄遣いしていないのに、なぜお金が貯まらないのかしら?」

財布の中は小銭やレシートばっかりで、パンパン!

お昼も机の中に入れておいたカップラーメンにして、ほとんど無駄遣いしていないというのに、全然お金が貯まっていきません。

ふとデパートのショーウィンドウを見ると、キラキラと光るバッグやかわいくてキュンとしてしまうような洋服を見てうっとり!

「この服を着れば、彼氏ができるかも!」

愛される人がいない心の空虚感・・。
人が恋しい、恋しくてたまらない。

ドキドキする衝動に駆られるままに、クレジットカードを取り出して、いつの間にか無意識のうちに買ってしまったりしていませんか?

お金を貯められない原因、それはあなた自身に満たされない思いがあるからかもしれないのです。

私自身が兄弟愛に恵まれなかったことが、兄を恨むように

私は実は、自分自身の衝動をどうしても抑えきれず、ネットショッピングにハマってしまい、借金漬けの生活を送ってしまったことがあります。

今から振り返ると、自分の心の中で何かが満たされてない状態でした。

それは何か?

小学生の時からずっと実の兄との関係がよくなく、あまりいい思い出がなく、若い時からずっと離れて暮らしているため、私自身ほとんど一人っ子状態で生きてきました。

「お姉ちゃんとデパートで一緒に洋服買いに行くの〜!」

「姉妹で一緒に暮らしているんだ〜!」

身近な友達から、仲の良い姉妹や兄弟同士の楽しそうな話を聞くと、寂しい気持ちで心の中がいっぱいに埋め尽くされてしまいました。

泣きたかった。
つらかった。

人のことが、死ぬほどうらやましかった。

心のどこかで私にも兄弟がいるのに、兄弟の愛なんて感じてはいけないんだと、自分の心の底にギューッと強く押さえ込んでしまっていたのです。

「兄なんていなければよかった。」

いなければこんなに悩むことなんてなかったのに、いたからこそイライラしてツラい思いをいっぱいするのだと・・。

10年以上もの間、1度も兄に会うことなく過ごしてきてしまったことで、愛されていないという「心の空虚感」がいつの間にか恨み、憎しみに変わっていってしまったのです。

時が経って兄と再会してから、自分の心の中が変化していった

兄は日々激務といえるほど忙しく働いている事は母からずっと聞いていましたので、なかなか会えないことは重々わかってはいました。

兄の方も、私と長年離れていたことでなかなか連絡を取りづらくなっていたのでしょう。お互い兄弟がいることさえ忘れ去った日常を過ごしていました。

お互い離れ離れになって、20年以上経ってからでしょうか?

私に2人目の子供が生まれてから、なんとなくですが、実家で兄と会う機会がいつの間にか増えていったのです。

お互い兄弟というよりも、アカの他人に近い感じでよそよそしくしていましたが、兄からふとこんな言葉をかけてくれたのです。

「みき、元気にしていた?」

「海外にしばらく滞在していて、ずっと連絡取れなくてごめん・・。」

国の大事な機関で働いているため、日本に滞在している期間がほとんどなかったのです。でも、何より兄からこんな言葉が出てくるとは、まったく思ってもみなかったことでした。

「うん、なんとか元気。まぁ、海外で筋肉ムッキムキに鍛えられたんだね。」

「お兄ちゃん、何カ国も行っているから英語もフランス語もペラペラなんでしょ?」

こんなどうでもいいような会話を、お互い十分な大人になってからするとは・・。

「恨み」と「憎しみ」という心の中のどす黒いカタマリが、スーッと流れ去っていったのです。

自分の中で勝手に悪い兄をイメージし、思い込みによる固い確執を自分で作り上げていってしまっていました。

徐々に・・、本当に徐々にですが、時が流れて兄と自然に「兄弟愛」を感じ取ることで、自分の心の中に変化を起こしていくことができたのです。

心の変化が起きたことで、お金によるストレス発散が激減

あれからちょくちょくメールや電話で連絡を取る仲になっていきました。

頻繁に会うようになって、お互い仕事に対する悩みやこれからの生き方、家族に対する話ができる身近なパートナーとなりました。

「私にも、兄がいてよかった。」

友達でもなく夫や子供でもなく、身内にしか理解しがたい話が1人でもこの世の中にいるって、こんなにも心がポカポカと穏やかになるんだ。

同じ血が流れている温かい生身の人間が身近にいるというだけで、憎しみで枯れていた私の心はどんどん潤いで満たされていき、いつの間にかお金の使い方までが変わっていったのです。

私が浪費をバンバンしてしまう原因が、こんな身近な人間関係にあったとは・・。

自分の中で無意識に「抑圧」していた正体がわかったことで、「私の知らない私」に出会えることができたのです。

幼いころからの満たされない思い、特に愛情とお金についてのストレスとコンプレックスを、「買い物」という行動で物質的に満たしていたのです。

心の中でイライラしていた葛藤がなくなったことで、買いたい、欲しいという欲望を減らしていくことができました。

私は貯められないダメ人間から、少しずつ脱出してお金を貯められるようになり、お金を使わなくても満足できるような生活を送れるようになっていったのです。

家族関係とお金は連動する。身近な人間関係を見直してみよう

買いたくて、どうしても買いたくて抑えきれない衝動・・。

自分の欲求を満たすことが最優先になっている状態で、お金を使うことが快感になっているあなたは、どこかで心の空虚感を埋めようとしていませんか?

お金の問題は、心の問題です。

特に1番身近な存在である家族は、あなたにとって生まれて初めての人間関係です。

血がつながっている以上、どんな形態になろうとも死ぬまで変わることがない絶対的な人間関係です。オギャーッとこの世に生まれた時から、人間関係の土台は家族関係から始まります。

土台との関係が上手くいっていないと、さみしくて悲しい感情でグチャグチャになり、土台がグラグラしたままです。当然その上に築き上げる台も、グラグラ状態で不安定なままです。

土台が不安定で悩み苦しんでいると、心の空虚感を埋めるために消費に走ってしまいます。

一人でいることが寂しすぎて友達と一緒に買い物や食事や飲みや合コンに走り、どうにかして空虚感を埋めようとします。誰とでもいいから、一夜を共に過ごそうとしてしまいます。

この状態から抜け出すためには、まずは「家族関係」という土台をしっかりと固めましょう。

私のように20年以上かかるなど、そう簡単に改善されるものでもないかもしれません。確執が強すぎるほどなかなか土台は固まっていかないかもしれません。

でも少しでも関係がこじれていることがわかったなら、連絡を取るなどしてみましょう。

相手も実は、同じようにモヤモヤと悩んでいるかもしれません。

距離が離れているのであれば、いきなり直接会うのではなく、手紙やプレゼントをさりげなく贈ってみる。そこからこんがらがっていた糸が、ほどけてくるかもしれません。

家族との関係がよくなれば、心の安定だけでなく、苦しい心のストレスも減少します。

苦しいストレスが減ることでお金に対する異常な欲がなくなっていき、結果的にお金に好かれる人になれます。

人は1人ではどうしても生きていけません。将来1人で困った時に、1番身近な家族があなたを助けてくれるようになります。

家族関係とお金は連動する。身近な人間関係から見直してみよう。

家族は疎ましく感じることもありますが、かけがえのない「宝物」です。そんなことにふと気がついた時、あなたはお金に好かれる人に変わっていけるのです。

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