2016年2月21日 -PR-

ゆうちょ銀行の振替口座を個人事業主が屋号のみで作る方法。匿名で銀行口座を作りたい方は要必見!

「お客さんとお金のやりとりをしたいけれど、どうしたらいいかしら?」

個人事業主の方がネットでお店を開く時など、お金のやりとりが発生してくると思います。

でも個人事業主の場合って、匿名で運営している時ってありませんか?

まさに私がその1人でして、銀行振り込みをしてもらいたくても本名が相手にバレると、色々とマズイことが発生してくるわけです。

でも今はオレオレ詐欺などの架空口座を作って振り込みをしてもらう悪徳商法が、大流行しているおかげ(?)か、まったくと言っていいほど匿名で口座を作ることが出来ません。

犯罪防止のためには致し方ない処置ではありますが、銀行口座開設や振り込み手順に関しては、昔と比べたら本当に厳しくなりました。

そこで色々と調べてみた結果、なんとゆうちょ銀行の「振替口座」がいけそうな気がしてきました。

「これは作るしかないっしょ!」

今回ゆうちょ銀行に私が実際に行って、作ってくることにしました。

匿名の個人事業主の方でネットビジネスを始めたい方は、要必見です。

ゆうちょ銀行の「振替口座」って、一体なーに?

そもそも「振替口座(ふりかえこうざ)」っていう口座が、全然馴染みがないですよね。

ゆうちょ銀行の振替口座とは、お金を送ったり決済するためだけに特化された口座の事です。

預金保険法に定められている決済性ある預金であり、預金額はきちんと全額保護されることになっていますので、安心ですね。

使い道としては、ネットショップのお金のやり取りや、会費などを集めたり、配当金などを渡す時に利用されることが多いようです。

記号・番号が「1」から始まれば総合口座、「0」から始まれば振替口座という区別ができるようになっています。

振替口座を作る上での注意点とは

ゆうちょ銀行で振替口座を作る上で、以下の注意点があります。

  • 通帳が存在しない
  • 開設した支店の窓口でのみ入出金が可能
  • ゆうちょダイレクトは利用可能
  • 利子が付かない
  • 総合口座と違い、振替口座には預入上限がない

通帳がないことや、ATMが使えず口座を開設した支店のみしか入出金できないなどのデメリットがあります。

「屋号のみ」で口座開設ができるのは、ゆうちょ銀行のみ

今は主要な銀行では「屋号のみ」で口座開設を受け付けてくれるところは、まずありません。

どこかの地方銀行だったら、もしかしたら可能かもしれませんが、そこまで詳しく調べておりません。

ネット銀行で有名な 「楽天銀行」でさえ、「屋号のみ」で「個人ビジネス口座」の口座を作ることは出来ません。

「屋号+氏名」「氏名+屋号」「氏名のみ」のみ開設することが可能です。

氏名が匿名では申請の時点で証明するものがないですから、開設は無理ですね。

しかし、ゆうちょ銀行の総合口座では作れませんが、振替口座だったら「屋号のみ」で作ることが可能です。

ゆうちょ銀行なんて1番作れなそうなのに、これは非常にうれしいですね。

振替口座を作る時に、必要なモノってなーに?

個人事業主がゆうちょ銀行で振替口座を開設する時に必要なものとしては、以下の3点が必要です。

  1. 屋号が記載された公知になっている書類
  2. 印鑑(本名のやつで可。シャチハタ以外)
  3. 身分証明書

書類に関しては、屋号や住所・電話番号が記入されたチラシ・パンフレット・ホームページなど、世間一般に広く公知になっているものが必要とのことです。

ネットで調べてみたら、「会則」なんてものが必要と書かれていましたので、立川郵便局に問い合わせをしてみたところ、個人の場合は必要ないとのことでした。

これはもしかしたら、他の郵便局によって必要なものが違うかもしれませんので確認してみてくださいね。

「あれ?私って開業届出した時って、屋号取ってなかったじゃん。」

立川税務署に電話をして聞いてみたところ、屋号を追加して開業届の出し直しが出来るようです。

色々調査をした結果、先に税務署に行った後にそのまま郵便局に行くことにしました。

立川税務署にて、開業届を作り直し!

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ちょうど1年前ぐらいに、開業届を出しに来た「立川税務署」です。

青色申告の確定申告でも、大変お世話になっております。

 

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受付で「屋号を追記したい。」という旨を話したところ、以前出した内容をそのままにして屋号を追記して下さいと言われました。

「そういえば、屋号って何にしたらいいんだろ?」

税務署の方にも聞いてみたのですが、「お店の看板みたいのつければいいんですよ。」って言われましたが、お店の看板って何よという状態・・・。

後で変更も可能ということで、もうこのブログ名でいいやと。

後は用紙にハンコを押して提出して、受付印を押していただければ終了です。

 

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はい、屋号付きの新しい「開業届」が出来ました。
この書類を持って、郵便局に行くことにしました。

郵便局での手続きは、屋号を別名に記入がポイント

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はい、やってきました「立川郵便局」です。

「振替口座を個人事業主として作りたいのですが、どうしたらいいですか?」

受付の方に聞いた所、すぐに分かったようでして記入する台の所まで案内されました。

 

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受付の方に、こちらの「振替口座加入申込書」と、「印章票」という白い小さな紙を2枚渡されました。

住所に現在住んでいる住所、氏名は本名を記入して、別名の欄に「屋号」を書いて、「別名のみ表示」にチェックを入れることがポイントです。

白い紙には2枚ともに、住所と氏名を書いて印鑑を押します。

あとは印鑑を押して、窓口に免許証などの身分証明書とともに提出すれば完了です。

受付が終了するまで、待つこと30分・・・。

 

こんな感じで1番下のところに、「口座番号」が書かれた控えを渡されます。

実は郵便局ではあくまでも受付が終了しただけで、まだ口座開設手続きは終了しておりません。

1度預かった形でセンターの方で、受領されるのに5日ぐらいかかるようですので、日数に余裕を持って作りに行きましょう。

匿名でもあきらめないで、口座開設をしてビジネスに役立てよう!

匿名で運営していると、色々と自由ではあるものの、いざ信用度が高いものを作ろうとすると何かと困ることがあります。

何かネットビジネスをしたいと思っても、プライバシーがダダ漏れしてしまうリスクを考えると、なかなか住所や本名で見ず知らずの人とのやり取りは気が引けてしまうものです。

でもこのようにゆうちょ銀行の振替口座だったら、銀行取引が出来る可能性が広がります。

ゆうちょ銀行って全国にありますし、使っている人もとても多いですからとっても助かりますね。

我が家の子供名義の銀行口座も2人の姉妹ともに、ゆうちょ銀行で口座を開設して金銭教育のお世話になっています。

いつか役立つかもしれないと、今回気軽な気持ちで振替口座を開設してみましたが、果たして私がいつか使う時が来るのでしょうか・・?

同じように匿名の個人事業主の方で、ネット取引をやりたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

約2週間後に振替口座完成の封書が届きました

口座開設に行ってから、「振替口座開設のお知らせ」が届きました。

 

口座名称がきちんと屋号で作成されていました。

何か事業をはじめるきっかけがありましたら、ぜひ使いたいと考えております。

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