マンション購入で失敗したかなと後悔する時期がある。最上階を買うときに気をつけたいこんなこと
我が家が中古マンションを購入してから、3年が経過しました。
我が家が入居を開始したのが、2012年7月23日です。梅雨明けのものすごい暑い日に引っ越しをしました。
月日が過ぎるがとっても早いものですね。色々不満もありますが、楽しく暮らしています。
すでに3回目の夏を迎えましたが、どうも最上階を買って失敗したかな？と思うことがこの時期にあります。
それにしても、なぜマンションの最上階を買ったのでしょうか？
我が家が最上階を買った理由とはこんなことです
我が家は現在築13年目の中古マンションに住んでいます。ずっと住みたいなと思っていた人気マンションでした。
ずっと狙っていたのですが、あまりにも人気すぎて何年もまったく空きませんでした。
それが突然最上階の1部屋が売り出されたのです。これはすぐに埋まってしまう予感がしました。
最上階じゃなくてもいいと思ったのですが、狙っていたマンションの部屋が空いたということで、見学をして気に入ったので、我が家も申込みをすぐにしました。
早目に行動したことでご縁があったのか、我が家に交渉権がついて購入することが出来ました。
我が家が最上階を買った理由とは、たまたま狙っていたマンションで最上階が空いただけなのです。
希望のマンションが買えたことは、非常にラッキーなことでした。
最上階の夏のお楽しみ特典がもれなくついてきた
最上階に住んで初めてびっくりした事は、引っ越しをして1週間後に開催された花火大会の打ち上げ花火が目の前で見えたことです。
下からではなく目線を一緒にして見られることは、非常にびっくりしました。
花火が見えるのが、最上階と下の階ぐらいでこれは上層階のプレミアムであると感じました。
しかも1箇所ではなく、日付が合えば4箇所同時に見られるというプレミアムルームです。
「これはもう花火大会なんて行く必要ないんじゃないの？」
子どもたちは花火を見て、最初はとても喜んでいましたが、最近どうもあれあれ？と思うことがあるのです。
花火大会3回目を迎えて、だんだん興味が薄れてきた
花火大会3回目を迎えて、今日も楽しく一緒に見ようと考えていました。
夕食も花火大会のために、おつまみメニューや飲み物など特別料理を作っておりました。
しかし子どもたちは最初は興味津々で見ておりましたが、見ていたのは最初の10分ぐらいです。
あとはいつものごとく飽きてしまって、部屋の中で姉妹で遊ぶように。
たくさん作った料理はそのまま残ってしまったし、なんだろうな？この無気力感は・・・。
もうちょっと購入を待ってみて、下の階で予算をあと300万円は下げられたのではないかと後悔してしまったのです。
でも実際に空いたのはその1年後で、待っていたら長女の小学校入学のタイミングには間に合いませんでした。
妥協をして、他のマンションに住んでいたことになるでしょう。
お金を取るべきか？ライフプランを取るべきか？
とても考えさせられる結果となったことは事実です。
最上階に住むメリットの中で優先事項を考えてみよう
高層マンションの最上階に住んでみたいと思われる方は、とても多いと思います。
上に人が住んでいない、景色が非常によく見えて、見放し抜群などが1番のメリットです。
カーテンなんてしなくても裸でウロウロ出来ますし、虫もほとんど入ってきません。花火大会が見える方角に窓があれば、夏はお祭りムード満点です。
最上階だけ部屋の高さを広くとってあるマンションも多くあります。
こうやってメリットもあるのですが、デメリットも多くあります。
太陽に近い分日差しは強いですし、夏はとても暑いです。エレベーターから下に出るまでがとてもイヤになります。
目の前を飛んでいる鳥が、スズメではなくタカやトンビだった時はびっくりします。
まして火災があったら、我が家はどうなるのだろう？という心配もあります。
マンションは上の階の方が値段が高くなるため、最上階が1番値段が高く設定されている所が多いです。
南東の角地の最上階物件なんて、プレミアム物件になります。何百万円、いや1ケタ違う金額を設定してあるところも・・・。
そこまでして買う必要があるのかどうか、本気で考えてみる必要があります。
年に1度の花火のために、高いお金を出して買う必要があるのかどうかしっかりと考えよう
このように、先日花火大会が行われて感じたことがありました。
たった1年に1度開催される花火大会のために、高いお金を出してまで住む必要なんてないなということです。
よく新築マンションの販売サイトに「花火がここから見えます。」と書いてある場合があります。
営業担当にも「年に1度のお楽しみは、この階でしか楽しめません。」と言われる事が多いです。
でも本当に年に1度のお楽しみのために、何百万円も払う価値がありますか？
そんなお金があったら、一生分の花火大会のプレミアム協賛席を全部買い占められてしまいますよ。
その時期のためだけに、高いお金を払ってでも住みたいのかどうかをしっかりと胸に手をあてて考えてみましょう。
たった1日のステータスよりも、364日の生活を維持していくことも大事です。
それでも最上階は本当に上に人がいない点は住んでいてまったくストレスがないですから、検討してみてもいいかもしれませんね。
やっぱり我が家は、あの混雑度がスゴすぎる花火大会に行かなくても観られる特権は、買っても良かったのかなぁ？
不動産屋さんの言葉を鵜呑みにせず、しっかりと予算を考えて家を買うようにしましょう。
お金と心のバランスって家を買う時はとても大事です。どこら辺で決着をつけるかを決めておくといいですよ。
気が大きくなりすぎて、お金をドカーンと打ち上げないようにしてくださいね。
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