日帰り人間ドックで乳がん検診を受けた全費用。検査をすべて終えて指摘された事はこんなこと
会社員時代は、レントゲン車が会社の前に来て、社内で健康診断をすべて受けることができました。
2年前にフリーランスに転身してから、「健康診断受けなくちゃ!」と思いつつ、仕事に没頭してしまって、長らく自分の体を放置・・。
さすがに40代手前に来て、このままではマズイだろうと思い始めて、人間ドックを受けてみることにしました。
実は以前乳がん検診を受けた時に、しこりが見つかったことで乳がん検診の大切さを身を持って痛感していたのです。
検査機関に電話をしてみた所、予約は激混みでなんと半年待ち状態!
そして最近芸能人の方でも乳がんになる人とても多く、20〜30歳代にもよく発病して亡くなられる方も増えてきていることから、乳がん検診も一緒に受けてくることにしました。
「もし悪い病気が見つかったらどうしよう・・。」
久しぶり過ぎて不安でドキドキになりながらも、早朝に検尿と検便を済ませて、近くにある「立川北口健診館」に行ってくることにしたのです。
立川北口健診館は、女性専用フロアがあって快適に検査が進む!
JR立川駅から徒歩約5分ぐらいの地にあるのが、「立川北口健診館」です。
受付に行って、記入してきた問診票類や検尿や検便を一緒に提出します。やはり1〜3月は混んでますね。20分ぐらい呼ばれるまで時間がかかりました。
最初に血液検査を実施です。すでに貧血になりそう・・。
血液検査が終わったら、こちらの検診用の服に着替えます。上は全部脱ぐ必要があります。
カルテを持って館内をウロウロしながら歩いて行く感じで、検診を順番に受けていきます。
身長、体重、視力、聴力、血圧、心電図、眼底と眼圧、レントゲン、骨密度など健康診断で一般的な検査項目を次々に受けていきました。
肺活量が4,000mlを超えて、「歌手でもされているんですか?」と驚かれたぐらい・・。本日の最高値だそうです(汗)
ここまで1時間ぐらいはかかったでしょうか?途中に雑誌がたくさん置かれていましたので、待ち時間はそれほど苦痛ではありませんでした。
婦人科健診では、マンモグラフィーが貧乳すぎて申し訳ないぐらい
婦人科健診では、乳房の超音波検査と、レントゲン検査である「マンモグラフィー」、子宮細胞診の3つの検査を行いました。
最初に「マンモグラフィー」を行ったのですが、この検査は乳房を透明の板でギューッと挟んでレントゲン写真を撮る検査なのです。
なるべく放射線を浴びないようにするためと、出来る限りガン細胞を発見しやすくするために、せんべいのようにするのですが、これがもう、
痛い!!
もっと大きなお胸の方は、きっと痛くないのかもしれませんが、私のような貧乳は、検査技師の方が一生懸命引っ張って挟んでくれますので、見ていて申し訳ないぐらい(泣)
超音波検査は寝た状態でジェルを乳房に塗って検査をし、子宮細胞診は回転するイスに乗って、子宮内の細胞を取って検査します。これはどちらも痛くないです。
痛かったり、パンツを脱いで回転するイスに乗って脚全開ですので、人によっては恥ずかしさいっぱいかもしれません。
でもこれも乳がんや女性特有の病気を早期に発見するために、とっても大切な検査です。発見が遅れると、もしかしたら死ぬかもしれないのです。
私も頑張って検査を受けましたので、貧乳の方でも恥ずかしがらずに、ぜひ検査を受けるようにしましょう。
人間ドックの1番恐ろしい検査、それがバリウムを飲むこと!
ここまですでに2時間弱が経ちました。
人間ドックの最後の関門、それが胃の検査である「バリウム」検査です。もう、いや~~!!これだけはどうしてもイヤな検査です。
最初に発泡剤を口に入れて飲んで、白くてドロっとした液体である「バリウム」を少しずつ飲んでいき、最後はコップ1杯飲み干します。
これがまったくおいしくない。マックシェイクのバニラ味にして欲しい・・。
胃袋の壁を白く塗って、それをレントゲンで透かしてみることで、変な影が写って異常がないかどうかをチェックしていきます。
バリウムを飲んだ後には、ゲップをしてはいけません。発泡剤なのでゲップをしたくなるのですが、我慢、我慢です。
バリウムを飲んで台に乗るだけなら、まだいいのですよ。
問題は、自分で台の上でグネグネ、クルクルと動かないといけないことです。
「右に3回転してくださーい!」
「左にちょっと向いて。」
「左に3回転してくださーい!」
「仰向けになって、ちょっとこっち向いて。」
「行き過ぎ、もうちょっと戻って〜!」
もう、イヤ〜〜!!
ガラスの向こう側で、検査技師の人がマイクで、こちらにジャンジャン指示を出してきます。
何で台の方が動かないで、私がこんなに動かないといけないのー!って叫びたいぐらい、台の上でモゾモゾとダンシングしないといけないのですよ!
検査が終わった後は、猛烈な倦怠感に襲われたまま、下剤を処方されます。便秘気味の人は倍量もらえます。いっぱい水を飲みましょう。
すぐにバリウムを体の中から出す必要があるため、検査が終わった後は腹痛になって、トイレとお友達状態が続きます・・。
私もバリウムを飲んだのは人生で2度目ですが、これだけは毎年本気で改善してほしいと思っていることなのでした。
最後の医師の診察と保健指導あり。そこで言われた検査結果とは
バリウムを飲んだら、もうフラフラでヘトヘトです・・。
最後に医師の診察があり、「MIKIさん、診察室へどうぞー!」と呼ばれて入りました。
本日すぐにわかる検査結果の項目で、あやしいと思われる部分の説明を受けます。
肝機能とかも少し衰えていて、これはビールの飲み過ぎだなぁと(汗)。今後控えたいと思います!
他に1番指摘されたこと、それは、
ザ・貧血〜!
自分自身ではほとんど自覚症状がないのですが、貧血となる基準値であるヘモグロビンの値が11〜15gなら問題ないのですが、私は10gでした。
軽度の貧血であるとはいえ、やはりきちんとした対策が必要です。
貧血に効くサプリメントもありますが、副作用が大きいそうであまりおすすめできないそうです。
やはりお肉(レバーや牛肉、豚肉)や野菜(小松菜やひじき)などの食生活改善や運動、ストレスなど日頃からきちんと気を使って下さいねと、保健指導でもしっかりと指導されてきました。
他の検査結果は、2週間後ぐらいになるとわかるということで、それまでドキドキですが、人間ドックを思い切って受けてきて本当に良かったです。
最後に食事券がもらえたので、今後の食生活について考えた
全部の検査が終わるのに、結局約3時間もかかっていました。
人間の体全体を検査するのって、かなりの時間を要するのですね。「立川北口健診館」では、最後にお食事券1,000円分の補助券がプレゼントされました。
会社員時代はバランスのいいおかずを詰めてお弁当を食べていたのに、フリーランスになってからは、いつの間にかカフェで甘いパンケーキや冷たいコーヒーなどを食べるようになっていました。
今回の人間ドックの結果を受けてしっかりと反省し、バランスのいいヘルシーな和食をランチでも心がけようと決意しました。
スタバじゃなくて、まずは吉野家や松屋、大戸屋などに行き、しっかりとご飯と肉、野菜を食べてきた方がいいですね。
ダイエットは痩せることじゃない。ダイエットは自分の心と体を健康に改善することだと自分に言いきかせ、人生で健康に対する重要度を改めて感じた次第でした。
個人で人間ドックと婦人科検診を受けた費用はいくらだったのか?
今回個人で受けた人間ドックと婦人科検診の費用はいくらになったのでしょうか?
合計金額は、なんと64,260円でした!
えぇ〜〜!会社員時代は、婦人科検診と血液検査は1,000円ぐらいで有料だったぐらいです。個人で受けるとこんなにも費用がかかるのかと、びっくり目ん玉が飛び出てしまいました。
マンモグラフィーと超音波検査だけでも、約12,000円しますし、子宮細胞診の検査だけでも約4,000円かかります。
もしこれに脳のMRIとか甲状腺やMRなど、色んなオプションをつけたら、軽く10万円は吹っ飛んでしまうぐらいです。
でもここで婦人科検診はいいやとケチッていたら、後の人生でどうなるでしょうか?
毎年このお金は「必要経費」と割り切って、きちんと「人間ドック貯金」をしていこうと思った次第でした。
自分は大丈夫だなんて思わないで。婦人科検診は毎年行こう!
会社員時代なんて、人間ドックの費用を考えたこともなかったのですが、今回個人で初めて検査に行って、こんなにお金がかかるのかと思い知ったぐらいでした。
2年ぶりに婦人科検診を受けにいきましたが、やはり行く前は「自分は大丈夫だから〜!」という気持ちがどこかしらにあったのは事実です。
でも今は12人に1人が乳がんになる時代です。ママ友や会社の同僚の中に、1人はいる計算です。若い女性に忍び寄る、とっても身近な病気という自覚を持つことが大切です。
がんは早期発見が助かるポイントです。自分は大丈夫という気持ちを持たずに、怖がらずに気軽な気持ちで検診に行くことがとっても大切です。
い、痛いですけれどね・・。でも、きっとガンで寝たきりの方が、何倍も体も心もチクチクと痛むと思います。
子供がいると、自分だけがいいというわけにはいかないですよね。
周りを悲しませないこと。
余計な涙を増やさないことも、検査はとっても必要なことだと感じます。
怖いのは乳がんそのものではなく、検診を受けないこと!
バリウムとかマンモグラフィーとかイヤな検査もありますが、私も毎年1回は必ず検査に行くようにします。
自分の命は、自分で守り抜いていきましょう。
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