子連れ旅行の持ち物と同時にストレスも減ったなと思ったこと。家族旅行は子供も親も勉強と成長の場
「子供たちと思い出を作るために、家族旅行でも行こうか。」
娘2人が小3・小1と小学生になったことで、最近はよく国内旅行に出かけるようになりました。
子連れの旅行って、ギャーギャー!と騒がれてとっても大変じゃないですか?
小学生と言ってもまだまだ色んなことが大変だけれど、思い出づくりのために最近車に乗って家族旅行に出かけたのです。
2人共に2〜3歳の頃から家族旅行に出かけているのですが、最近ふと家族旅行に行った時にラクになったなと感じたことがあったのです。
赤ちゃんの頃の家族旅行は、育児グッズでバッグがいっぱいに
「オムツに、おしり拭きに、粉ミルクに離乳食に、あ、体温計と保険証!」
車の中で騒がれないように、しまじろうのDVDにおもちゃにお菓子など、考えだしたら切りがないぐらい持ち物がいっぱいです。
家にいる時でさえ、部屋中がオムツや育児グッズであふれかえっているのに、旅行に赤ちゃん連れで行くとなると、同じぐらい持って行く必要があります。
持ち物リストを大きな紙に書いて作って、1つ1つチェックしながら忘れないようにバッグの中に詰めていきました。
赤ちゃんグッズで、バッグの中はパンパンに!
オムツなんて、MサイズとLサイズの2種類をパックごと車のトランクに積んで、大人の洋服が入っているバッグの上に重し状態です。
抱っこ紐や授乳ケープや授乳クッションなんて、もう別バッグです。
旅行に行く前から、持ち物を考えに考えて詰めるだけで、もうヘトヘトに疲れていた感じでした。
レジャー施設に行っても、2人でケンカし合ってゆっくりできず
動物園とか水族館とか、宿のチェックインをするまでにレジャー施設に立ち寄ったりするじゃないですか?
「ねぇ、動物園まだ〜?」って子供に騒がれながらも、渋滞でイライラしっぱなしでやっと到着です。
1〜2歳の時なんて長い時間なんて歩けないですから、抱っこ紐で下の娘を抱っこしながらも、上の子がぐずったらさらに夫が抱っこしながら歩いたり・・。
3〜4歳の時なんて「これ買って!」「あっちがいい!」「うんち!」なんて言い出されたら、もうヘトヘトで予定なんてメチャクチャですよ(泣)
子供たちの行きたい行き先がバラバラで、ケンカしはじめてレジャーは台無しに。
家族連れでレジャー施設なんてただでさえ激混みなのに、子供がわがまま言いたい放題で怒り爆発!
「全然予定通りになんていかないよね。もうぐったり・・。」
宿についたらもうぐったりと疲れ果てて、和室の部屋で倒れて夕食まで動けなくなってしまっていたこともありました。
女の子2人だからこそ、お風呂に入れるのが大変に!
旅先で1番大変だったのは、2人の娘を温泉に入れることでした。
2人同時に洗おうと思っても、1人がどっかに逃げてしまったり、「お風呂あつーい!」「おそと、さむい!」って言って、すぐに出ちゃうし・・。
大浴場を、プールのように泳ぎだすし(汗)
自分の体をささっと洗ってから何とか入ろうと思っても、露天風呂なんておろか、大浴場でさえ入ることができず仕舞いに・・。
「露天風呂に入りに来たのに、入れないなんてー!」
温泉に温まりに行ったはずなのに、何度となく風邪を引きそうになりました。
まだ3歳ぐらいだった頃は、男風呂に入れてもらったり、夜はもうゆっくり入れないとあきらめて、朝風呂にこっそりと入りに行くしかありませんでした。
楽しみだった個室ディナー。しかし現状は悲惨な状態に
「今回から奮発して、食堂ではなくて個室ディナーにしてみた!」
1〜2歳の時なんてほとんどゆっくりと料理なんて食べられたことがありませんでしたが、3〜4歳になれば和室の個室で食べても大丈夫かな?と。
淡い期待を抱いて、別料金を払って個室を予約してや〜っとゆっくりできるかとワクワクしていたのです。
案の定、最初はハンバーグやエビフライなどの子供が大好きなメニューが出てきておいしそうに食べていたのですが、すぐに食べ終わってしまい、
個室の中を、2人の子がグルグルとメリーゴーランド状態!
大人がまだ全然料理を運んできていない状態で、火がついている鍋があるのに、テーブルに手を乗せてバンバン騒ぎ放題!
ビールやジュースもこぼしまくって、畳が汚れてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいに。
写真を見て振り返っても、何を食べたのかさっぱり覚えていません。
せまい個室の中で余計にイライラしてしまい、せっかく高いお金を払ったのにまったく食べられなくて、「2度と個室なんて予約するもんか!」とげっそりしていたのでした。
「もうヤダ、家族旅行なんてしんどいだけじゃない。」
こんなことを家族旅行に行く度に繰り返してきていて、もう旅行なんてハッキリ言ってキライになりかけていたのです。
それが2人共に小学生に成長して、家族旅行に大きな変化をもたらしていったのです。
子供用の荷物が激減して、なんと自分で用意するように
小学生になってから、家族旅行で変わったな?と思えたことは、持ち物が激減したことですね。
赤ちゃんの頃は、宅急便で旅館にあらかじめ送った方がいいんじゃないの?と思えるぐらいママバッグがパンパンになっていたのが、ママバッグが不要に。
オムツもおしりふきもミルクも哺乳瓶も、そして大量の着替えもいらなくなりました。
ヨレヨレになったママバッグ、小学生になってから不要になったことで処分したぐらいです。
「お母さん、明日の旅行の準備できたよー!」
もっと大きな変化としては、自分のリュックに自分の持ち物や洋服を自分で用意をするようになったことです。
これにはびっくりしましたね。
旅行が楽しみすぎて、自分で用意をするようになっていたとは、本当に驚きでした。
トイレもお風呂もビュッフェも自主的に。親はとってもラクに
小学生になると、トイレだって自分で勝手に行くようになります。
お風呂でも自分で洗うようになっていたし、露天風呂も「気持ちがいい〜!」って入ってくれるようになりました。
お風呂で女3人で、ゆっくり自分の体を洗えて入れたことが、もう、うれしくて、うれしくて・・。
ビュッフェ形式のレストランでの食事だって、自分でお皿を持って取りに行くことで、母と父は自分の分をゆっくりと取りに行くことができます。
おそらく個室での食事も、何とかゆっくりと座って食べてくれるまで成長していることでしょう。
「小学生になってから、こんなにも自分でやれるようになっていたとは。」
あんなにしんどくて、イヤになっていた家族旅行。
子連れ旅行のストレスがいつの間にか軽減されていることに、最近になってハッと気づかされたのです。
周りで騒ぎまわっている赤ちゃんたちに困り果てているママやパパを見て、自分たちの昔の姿を見ているようで思わず懐かしくなって涙がポロリ。
「こうやって、どんどん親から巣立っていってしまうのかな・・?」
結婚13年目にしてようやく夫婦で落ち着いて、旅先でゆっくりと乾杯することができてうれしかった反面、どことなくさびしい感情も湧き出てきたのでした。
家族旅行をすることで、子供も親も勉強と成長ができる
赤ちゃんを連れて旅行に行くのも楽しいのですが、やっぱり持ち物もストレスもパンパンになってしまっていたことが多かったです。
でも子育てって、いつまでもしんどいわけじゃないですね。
「レジャー施設、どこに行く?何時にホテルにする?」って、親子で計画を立てることで、お互いに旅の計画の大変さがわかります。
旅の計画を実行する大変さや楽しさ、旅先で予定外のことを発見する経験をすることで、親子で一緒に成長することができます。
子供だけがダメで、子供だけが成長するわけじゃないんですね。
「あの時、渋滞でイライラしていた気持ちが、子供に伝わっていたんだな。」
親も旅先で子供にイライラしていたことで旅行の楽しい気分を台無しにしていたことを反省することができたし、親も同時に成長することが出来ます。
渋滞や激混みでうまくいかずに予定を変更して、臨機応変に企画変更したりすることも、旅の楽しみでもありますよね。
旅行をすることで色んな思いを共有していくことで、家族の絆(きずな)をより一層強くすることができます。
悪い思い出もいい思い出も、全ての思い出を親子で同じ「財産」として持つことができるのが、家族旅行というものです。
色んな大変なことがありましたが、子供って3〜4歳の頃の旅の記憶もハッキリと覚えているものですよ。
「お父さんとお母さんと、一緒のお布団に並んで寝るのが私の楽しみなの!」
ふかふかのお布団で4人一列で並んで泊まったことが楽しかったらしく、子供たちは次の家族旅行の計画も自分達で立てようとしています。
家族で同じ経験をしていくことで、一緒に成長することができる
小さいうちはしんどいと思っていましたが、今は旅行が楽しみで仕方がありません。
人生、つらいことばっかりじゃないですね。
我が家はこれからも、子供たちが自主的に巣立っていくまでに「同じ思い」を共有していきたいです。
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