2016年7月25日 -PR-

お金が貯まらないのは子供が生まれたからではない。子供がいるからこそお金は貯められる

「子供が生まれたら、お金が貯まらなくなくなります。」

子供1人にかかるお金の目安は、約1,500万円程度は見ておいた方がいいとよく耳にに入ってきます。

1,000万円もお金を貯めることって大変なのに、子供1人だけに1,500万円なんて気が遠くなってしまいそうな額です。

人生の中でもっともお金が貯まると言われている時期の1つが、子供がいないDINKSの時期です。

2人とも働いている共働きだったら、なおさら多くのお金が貯まることでしょう。

この時に貯金を意識しているかしていないかで、お金がたくさん貯まるか貯まらないかの運命が決まると言われています。

子供を実際に持ってみて、我が家は果たしてお金は貯まらなくなったのでしょうか?

子供が出来るまでお金を貯めようとは思わなかった

結婚した時はほとんど貯金なし同士で結婚したばかりに、結婚式を挙げるお金なんてまったくありませんでした。

「2人で働いていれば、次の給料が入るからなんとかなるさ。」

しかし夫婦で働いていたために、心のどこかに余裕があったためか、子供ができるまでのDINKSの間は、まったくお金を貯めようとは思いませんでした。

働いていれば、たとえお金なんて貯めなくても来月入ってくる安心感が、まったくお金を貯めようという脳にはならなかったのです。

25歳で結婚してから、貯金額なんて100万円もなかった我が家でしたが、どんどん支出が肥大化していってしまったのです。

貯金の意識がなかったために、車に美容代、外食にお酒代と浪費

私が20代の頃に勤めていた会社は、車通勤可能な東京の郊外にありましたので、私も車通勤をしていました。

遊ぶ場所なんてほとんどなかったので、車をピカピカに磨くことしか、休日の楽しみがなかったんですよね。

ピカピカに磨いた自慢の愛車を、会社の駐車場で会社の人に自慢したくなってしまったのです。

標準仕様で十分なのに、ただ会社の人に見せたいだけで、エアロやホイールがついたスポーティタイプの仕様を選ぶなど、50万円近く余計なお金を使っていました。

週末にお昼ご飯なんて、作ったことなんてあったでしょうか?

お昼は必ず外食に行って食べるなど、かなりの外食費はかかっていたはずです。

わざわざ美容院でも高いヘアトリートメントをつけて、2ヶ月に1度は美容院代に1~2万円は使っていました。

家計簿をつけることは好きでしたので、誰よりも細かくつけるだけはつけていたのですが、実際に見てみると、

お酒代に3~4万円。
外食代に2~3万円。

もう、泣きたくなるような浪費家計簿です。

「働いているんだから、使ってもいいじゃん!」

家計簿をどんなに細かくてつけても、一向にお金は貯まらない。

こんな浪費家思考では、お金なんてまったく貯まらないのも当たり前のことでした。

子供が出来てから、貯金総額を調べてがく然としたこと

「わぁ、子供ができたみたい!」

妊娠してからどんどん体型が変わるにつれて、違った洋服も必要になり、赤ちゃんグッズってこんなにもたくさんの用品が必要なのだと改めて思い知らされました。

妊婦検診、出産費用。

1,000円単位ではなく、何十万円単位でお金がかかることで青ざめていきました。

生後2ヶ月から保育園に長女を預けたことで、DINKS時代から急に保育料5〜6万円近くが家計に重くのしかかることになりました。

オムツや子供用品などの消耗品などにより、オムツ処理用の袋やティッシュなども日用品代が2倍近くに膨れあがりました。

ふと、貯金額を見てみたところ、我が家にあるお金をすべてかき集めても50万円もないことに気がつきました。

あまりにも少ない貯金額を見て、今までの浪費思考がガタガタに崩れ去っていったのです。

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子供が生まれてからの方が、ムダ買いが減って貯まるように

「このままでは、家計が破綻してしまう!」

子供が年子で生まれてからは、さらに家計は火の車です!

今まで夫婦2人で好き勝手に外に食べに行ったり飲みに行ったりしていたお金は使わなくなり、その分自炊するために料理の腕磨きを頑張りました。

料理が苦手だったことで、最初は失敗続きで泣きそうでした。

しかし、お金と健康面を考えて徐々に自炊ができるようになったことで、食費もどんどん抑えられるようになっていきました。

洋服やバッグやアクセサリー、CDやいらないインテリアグッズなど、家の中に埋もれているモノを売って、家の中をスッキリとさせました。

子供が生まれると確かにお金はかかるのですが、なぜか子供が生まれる前よりも家計簿全体の支出がグッと引き締まっていったのです。

あるモノで工夫をするようにし、コンビニやカフェなどに使っていたお金も減っていったことで、どんどんチリ積もる形でお金が貯まっていきました。

とっても不思議ですよね。

収入額はほとんど変わっていないのに、貯金が貯まるスピードは、子供が生まれてからの方が断然多く貯まっていったのです。

子供がいるから貯まらないではなく、子供がいるから貯められる

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子供が出来てから、頭の中の思考がメスライオンのように生まれ変わりました。

「この子だけは、何が何でも飢え死にさせてはならない。」

どんな事があっても、生きるための「食料」がなければ、動物は死んでしまいます。

食料を得るためには、人間はメスライオンと違ってお金が必要です。

子供が苦しい、お腹が空いたと言う言葉だけは、親としては子供に決して口に出して欲しくないです。

ニコニコの笑顔がお金がないことで、つらくて苦しい顔に変わって欲しくない。

たったその強い想いを持っていただけで、お金がぐんぐんと貯まるようになっていきました。

ただ、急にお金が貯まったわけではありません。

自分たちのために贅沢に使っていたお金を、少しずつですが見直していきました。

あまりにも使わなすぎて逆にストレスがたまって、ドカン!と衝動買いしたこともありました。

毎月1~2万円。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、意識が変わった分だけお金が貯まっていきました。

「教育費が上がったのであれば、他の項目を見直せばいいや。」

家計を見直そうだなんて、子供がいなかったら考えたこともありませんでした。

自分だけが困ればいいと思っていた環境から、自分以外が困る状況になったことが、お金が貯まる脳に変わっていきました。

確かに人が増えた分お金がかかっていくと思いますが、教育費という「お金を貯める目的」があるからこそ、お金を意欲的に貯めることができるのです。

子供がいるから貯められないなんてことはありません。
子供がいるからこそ、貯めようと意識が変わったのです。

子供がいるから、お金を貯められないのではありません。

子供がいるからこそ、お金は貯められるのです。

お金は目的があるからこそ、どんどん目的がある人の元にやってくるのです。

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