サークルKサンクスがファミリーマートと経営統合して名称はファミリーマートへ!合併後のメリットとデメリット
「サンクスがなくなっちゃうだって!?」
我が家から1番近いコンビニが、サークルKサンクスです。
店長さんとも顔見知りで、第2の我が家のような感じで利用していました。
それがなんと、ファミリーマートとサンクスを手掛ける「ユニーグループ・ホールディングス」が、コンビニ事業のブランドを「ファミリーマート」にする方向となりました。
サークルKサンクスが、今後ファミリーマートに統一されます。
まさにサンクスの名前が消滅です!
何だかとてもさびしい限りです。
マイナーなコンビニであるサンクスですが、コンビニが変わることで生活に困ることってないでしょうか?
もし本当にサンクスが消滅してしまったらどうしようと思い、メリットとデメリットを考えてみました。
ファミマに変わることで得られるメリットとは
サンクスからファミマに変わることで、得られるメリットを考えてみました。
1.ネット銀行のATMが使えるようになる
サンクスでは、使える銀行がものすごい限られています。特にATMの手数料が無料である「住信SBIネット銀行」などが使えません。
今度ファミマになれば「住信SBIネット銀行」が可能になりますから、引き出す時に気軽に行くことができます。
2.Tポイントが貯められる
Tポイントってファミレスやドトール、TSUTAYAでも使えますから、すごい使い勝手がいいですよね。
Tポイントの加盟店自体が約30万店舗もありますから、Tポイントはどこでも使える巨大ポイント市場なのです。
ファミマでは、200円につき1ポイントが貯まります。
ランクに応じてポイントの貯まり方が違いますが、使う回数が増えることでランクアップもしやすくなることでしょう。
3.おいしいファミマカフェが飲める
ファミマのカフェって、私はセブンカフェより好きです。
このファミマのカフェが身近になることは、とっても楽しみです。
浪費のもとにもなりそうですが、これはワクワクし過ぎるぐらい楽しみなことですね。
4.ファミチキやプレミアムチキンが食べられる
ファミマのファミチキやプレミアムチキンもとっても大好きです。忙しい時に、晩ごはん代わりにもできますからね。
お昼ごはんにジューシーなチキンが食べられるようになることは、非常に楽しみです。
5.おいしいおでんが食べられるようになる
以前コンビニおでんの大手4社の比較をしたのですが、1番おでんの具でさびしかったのがサンクスでした。
しかしセブン-イレブン同様に、おでんだしがおいしくて、接客サービスもとてもよかったのがファミマでした。
コンビニおでん人気8品比較!セブン-イレブン、ファミマ、ローソン、サークルKサンクスでおすすめはどれ?
冬になるとおでんが恋しくなってきますから、ファミマのおでんが近くなることはすごい楽しみです。
メリットもたくさんありますが、反対にファミマに変わることで起こるデメリットとは何でしょうか?
ファミマに変わることで困るデメリットとは
1.楽天ポイントカードの使いみちが減ってしまう!
以前はRポイントカードという名前でしたが、統合を意識してか「楽天ポイントカード」と名称が変わりました。
今まで楽天スーパーポイントを、サンクスでお昼を買う時にかなり使っていました。1ポイント=1円から使えるようになったことで、すごい使い勝手がよくなっていたのです。
せっかくお昼ごはん代がお得に買えていたのが、なくなってしまうというデメリットがあります。
楽天ポイントカードって、コンビニだと他には「ポプラ」しか使えません。
私の地域ではミスドで使うか、出光でガソリンを入れるか、PRONTOでパスタか、それぐらいしか大手では使う所がありません。
でも使い出すととってもお得なポイントカードですので、楽天ポイントカードの市場拡大を目指してほしいと願うばかりです。
楽天ポイントカードの作り方。アプリと複数枚を持って家族でポイントを共有すればとってもお得
2.+K(プラスケイ)でたまったコインはどうなるの?
サンクスには、+K(プラスケイ)というサンクスでお得に使える会員サイトがあります。
楽天スーパーポイントを登録することで、楽天スーパーポイントが火曜日には2倍になったり、ボーナスポイントがもらえたり、お得なクーポンと交換できたりします。
毎週火曜日にサンクスに行って、2倍に貯める楽しみが減ってしまいます。
また「+Kコイン」と言って、サンクスでオリジナルグッズなどのプレゼントに応募出来るコインがあります。
私は結構貯めていますので、今後貯まる機会が減ってしまうことになります。
ファミマになったあとのコインって、一体どうなってしまうのでしょうか?
オペレーターの方に聞いた所、今は有効期限はないそうですが、今後消滅してしまわないか心配です。
3.サンクスオリジナル商品が食べられなくなる
サンクスでお気に入りのスイーツが実はあります。それらが食べられなくなってしまう可能性大です。
サンクスのスイーツでははずせない、濃厚なプリン「窯出しとろけるプリン」の運命は、どうなってしまうのでしょうか?
大人気過ぎて入手が困難である「濃厚焼きチーズタルト」も、もう食べられなくなってしまうのでしょうか?
心がちょっと折れそうな時や疲れた時など、おやつに食べるのにとても良かったのですが、これなくなってしまうのはとってもつらいです。
それともファミマの新ブランドで出てくるのかもしれません。
他にもタレいっぱいの「ジャンボ焼きとり もも」とか、ボリュームがあって大好きなんだけれどなぁ。
これらのヒットしているオリジナル商品も、サンクスが消滅したとしてもファミマで販売をぜひ続けて欲しいと願っています。
ファミマをお得に利用する上で、実は不満に思っていること
ファミマをお得に利用する上で、実は不満に思っていることがあります。「ファミマTカード」の通常の還元率が0.5%と低いため、メインには使えないことです。
「ファミランク」と言って、買い物額によってランクが上がっていくのですが、1ヶ月に5,000円以上も買い物なんてしませんからあまり意味がないです。
他にはTポイントを直接使えるアプリがないことで、おさいふケータイに1つにまとめられません。
ファミマでは、電子マネー「Tマネー」が使えるようになったのですが、現金チャージしかできません。
電子マネー「Tマネー」がファミマで使えるように!早速チャージして使ってみたけれどお得なの?
Tマネーにクレカからのチャージポイントが付くようになれば、もうちょっと使い勝手がよくなるはずです。
ファミマさん、統合をきっかけに、Tマネーや楽天スーパーポイントの統合を、ぜひとも検討して欲しいです。
コンビニも激戦の時代。消費者は1つに依存しない意識が大切
今はコンビニと言ったら、セブンカフェやお惣菜が大成功したセブン-イレブンの1人勝ちの状態になっています。
セブン-イレブンのために、nanacoや「セブンカード・プラス」などを使っている方も多いことでしょう。
でも今はコンビニも生き残りをかけるために、壮絶な戦いを続けています。
合併したことで業界で2位になっても、いつ食われるかわからない状態だからこそ、戦う方も大変ですが、使う方も振り回されて大変です。
だって、1年前にオープンしたコンビニが、すでに廃墟になっていることなんて珍しくない状態ですからね。
カードやポイントなど、1つに依存することなく、どこでも使えるようなカードにしておくことが大事です。
今後は、「リクルートカード」や「楽天カード」がおすすめです。
我が家でも現在カードは、楽天カード1枚で管理をしております。
今後サンクスがなくなった時のことを考えながらも、その時々に応じて楽しいコンビニライフを送りたいと思っています。
追記:統合後の名称は「ファミリーマート」に正式に決定
2016年1月27日(水)に、サークルKサンクスと親会社のユニーグループによって協議の結果、統合後は「ファミリーマート」に正式に名称が決定しました。
全国にあるおよそ6,300店を展開するサンクスが、2016年9月から改装をはじめて、今後3年かけてファミリーマートに変えていく計画です。
統合後のファミマは少なくとも約1万7,800店にのぼり、コンビニ業界首位の「セブン-イレブン」にほぼ匹敵することになります。
サンクスファンとしては、ほんとさびし過ぎる発表です。
とうとう私の近所にあるサンクスも、なくなってしまう時が来てしまいました。
何だかコンビニブランドがどんどん減っていてしまうのは、時代の流れで仕方がないことなのでしょうか?
これではもう、「あなたとコンビニ、ファミリーマート♪」だらけになります。
ファミマの隣にファミマなんてことも、今後は出てくるかもしれません。
追記:サークルKサンクスが1年前倒しで看板ファミマに
2016年5月23日(月)に、なんとサークルKサンクスが、2018年2月末までに看板や内装を「ファミリーマート」に完全に切り替える方向となりました。
目標としては、2019年2月末から1年前倒しという計画になります。
見かけだけがファミリーマートで、中身はサンクスのままということでしょうか?
品ぞろえは2016年9月1日(木)の経営統合直後から、ファミリーマートのプライベートブランドの売れ筋商品をサークルKサンクスに順次導入して、一体となった運営の効果を早める戦略です。
やっぱりサンクスのチーズタルトなどのおいしいスイーツ商品などが、どうなっていくかが非常に気になりますね。
前倒しになった後でも、どのように電子マネーなどが使えるようになるのか、今後の動向がとても注目されます。
追記:ファミマとサンクスは統合後は、「Tポイント」に一本化
2016年8月25日(木)に「日経新聞」の発表によると、両社が統合後は共通ポイントを「Tポイント」に一本化していく方法で決定しました。
サークルKサンクスの店舗では、当面は楽天ポイントを使えるようになるとのことですが、共通ポイントに関してはまだ現時点では結論が出ていません。
共通ポイントの行方や名称が気になりますよね。
「ユニポイント」とかに、なってしまうのか、ポイントの行方も追っていきたいと思います。
追記:2016年9月1日についにファミマとサンクス経営統合!
2016年9月1日(木)に、ついにファミマとサークルKサンクスが経営統合されました。
ファミマがコンビニ業界3位、サークルKサンクスが4位でしたが、店舗数は約1万8,000店舗となり、セブン-イレブンにつぐ2位に浮上しました。
全体の売上高も、イオン、セブン&アイ・ホールディングに次ぐ3位の流通グループが誕生したことになります。
総合スーパー(GMS)の事業会社とコンビニ事業会社を、新たに設立する持ち株会社の傘下に置くことになり、コンビニのブランドは順次、「ファミリーマート」に一本化していくことになります。
今後がどうなっていくのが、やはり要注目ですね。
追記:コンビニ名が「ファミリーマート」に一本化が1年前倒しに
ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)の上田社長による2016年9月29日(木)の発表によると、コンビニ名を「ファミリーマート」に一本化にする計画を、1年前倒しする方針を明らかにしました。
2018年2月末までに、ファミマに名前を統一していくということです。
一本化が予想以上に進んでいるということですが、2017年春を予定していた商品の統合も、出来る限り前倒しにしていくとか!
2020年までに1割増の2万店に店舗を増やす予定で、ますます巨大コンビニに膨れ上がっていくことが予想されています。
2017年2月、ついに我が家の近くのサンクスが閉店。看板がはずされて2週間後にファミマにリニューアルオープンする運びとなりました。あぁ、お世話になったコンビニ、悲しい・・。
そして2週間後に、晴れてリニューアルオープン!
オープン記念として、調味料グッズが入った福袋やいつも以上にお得なファミマブランドの卵やパンも用意されていました。
サークルKとサンクス、どんどんなくなっていきます!
近所がどんどんファミマにスピード改革していく様子を、消費者として温かく見守っていきましょう・・。
2017年3月1日追記:サンクスの独自商品、ほとんど廃止に
2017年2月28日、サークルKやサンクスで販売していた独自商品はほとんど廃止され、集客力で勝るファミマ側の商品でまとめました。
ファミマのPBブランドや無印良品の商品を全店に導入し、最後にお弁当やサンドイッチを一緒にしました。
なんとサークルKやサンクスで扱ってきた商品のうち、今後も販売するのは「濃厚焼きチーズタルト」のみです。
スイーツのブランド「シェリエドルチェ」は、名前はなくしたものの、レシピは受け継いだということですが、何とも悲しすぎる結果になりました・・。
2017年2月末時点で対象の1割超にあたる約830店が、ファミマへの掛け替えを終えて、看板を変えたことで、売上が平均して約2割伸びたということです。
ファミマの方が、ブランド力がやはり上なのですね。
チーズタルトを買いに行った時にでも、サンクスから受け継いだおいしさをしっかりと味わいたいものです。
追記:サークルKとサンクス、2018年夏に消滅してファミマに統一
ユニー・ファミリーマートホールディングスは、2017年4月12日、2018年8月までにサークルK・サンクスの全店舗をファミリーマートブランドに統合する方針を明らかにしました。
当初の予定では、2019年2月末までにブランドを統一する計画でした。
しかし、既にファミリーマートに変更済みの約800店の売り上げが10~20%程度向上しているため、さらなる利益獲得を見込んで統合時期を早めたそうです。
2017年2月期の全店平均日商は、ファミリーマートが52万2,000円なのに対し、サークルK・サンクスは42万5,000円でした。
同社の広報担当者によると、「人的リソースの調整など課題もあるが、ブランド転換を早急に進めることで成長につなげたい」と話しています。
現在、サークルK・サンクスとして運営中の店舗は約5400店です。同社は今後、コンビニ事業に約1300億円を投資して、ブランド統合を含めた事業拡大に注力していくとか。
サークルKとサンクスがなくなるカウントダウンがはじまりました!
チーズタルトでも食べて、ファミマへと変貌していくサンクスに感謝をしていきましょう・・。
追記:ファミマ・サークルK・サンクス Tポイントに8月から統一へ
とうとう、ファミマとサークルK・サンクスのポイントサービスについての見解が発表されました。
ファミマで提供してきた「Tポイント」に、2017年8月1日から統一することが決まりました。サークルK・サンクスでは、希望すれば2017年9月末まで使えるようになるということです。
サンクスで「楽天スーパーポイント」を愛用してきた人達にとっては、大変ショックなニュースであるかと思います。
しかし!
楽天スーパーポイントは、今はマクドナルドで使えるようになりました。サンクスで使えなくなったポイントは、ぜひマクドナルドで消化するようにしましょう。
マクドナルドのお得な節約術。楽天ポイントカードとdポイントカードを使ってランチ代をお得にしよう!
2017年9月27日追記:独自の電子マネー導入検討へ
ユニー・ファミリーマートホールディングスの高柳社長によると、新しいポイントサービスの導入を検討しているとのことです。
傘下のファミリーマートと総合スーパーに加えて、2017年8月に資本業務提携したドンキホーテホールディングスの店舗での利用も視野に入れているそうです。
独自の電子マネーやポイント制度を導入する理由として、お客の購買データを活用し、販促やお客の「囲い込み」に活かすためと思われます。
コンビニで唯一独自の電子マネーがないことで、これからますます商品開発に力を入れていくことでしょう。筆頭株主の伊藤忠商事の力も借りて、新しい電子マネーの開発に取り組んでいくそうです。
ファミマでお釣りを出さずに済む日が近いかもしれません。独自の電子マネーが出てくることに、大いに期待して待っていましょう!
2017年10月12日追記:サンクス不採算店舗664店舗閉鎖
2018年2月に当初計画より295店舗多い、664店舗を閉鎖すると発表しました。不採算店舗を閉鎖して、収益の改善につなげるそうです。
グループのファミリーマートも含めた18年2月末の国内コンビニ店舗数は、前年同月末比で約800店少ない17,326店を計画しています。
ファミリーマートと統合して以来、ファミリーマートへ転換した店舗は売上高が従来比で1割程度増えていることから、ますますサンクスブランドが減っていくことでしょう。
さびしくなりますね・・。
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