お金が貯まらない人は家計簿を付けることより先にやることがある!お金の不安を解消する人生の地図とは

「あなたは将来、お金の不安ってありませんか?」
不安の程度はあるかもしれませんが、ほとんどの人が何かしらお金の不安は抱いているのではないでしょうか?
「あとちょっとお金が増えれば生活がラクになるんだけれどな。」
こう思っていても、実際に月いくらあれば将来のお金の不安が解消されるかなんて、明確な答えをはっきりと答えられる人ってほとんどいないのではないでしょうか?
お金って、放おっておいてもまったく貯まりません。
だからこそ意識して計画的に貯める必要があります。
そのために毎月コツコツと家計簿を付けている人がいますが、家計簿を付けるよりもっと大切なことがあるのです。
一体どうすれば、お金って貯められるようになるのでしょうか?
家計簿をコツコツと日々付けていたが、まったく貯まらなかった
「今日から雑誌の付録で家計簿を手に入れたからつけ始める!」
お金を貯めたいと思った時に、毎日の食費や日用品費などの使ったレシートを見て、仕分けしながら電卓で計算して家計簿を付けていく方が多いと思います。
だってお金を貯めるためには、家計簿という常識が成り立っているからです。
私も結婚したばかりの時は、家計簿を付ければ貯まると信じて毎日イヤイヤながら付けておりました。
しかし突然リストラにあったり、引っ越しをしたり莫大な借金を背負ったりと、ハプニング続きでまったく家計簿の意味がありませんでした。
「どうしたらお金って貯まっていくのだろう?」
日々ただお金が出ていった記録だけを付けていた私に、とあることをシミュレーションすることがとても大事であることに気がついたのです。
家計簿よりも先に作るべきとても大事なこととは
ただ家計簿をやみくもに付けているだけではダメな理由がわかったのは、「ライフプラン」という存在を知ってからでした。
人生の中で、何歳に何が起こるのかをまずはシミュレーションしてみることが大事なのです。
家計簿が日々の記録だとしたら、ライフプラン表は人生の設計です。
生きていくために人生の歩んでいく地図を描いてあげるのです。
どこか知らない街に行くときも、地図を持って行くじゃないですか?
人生だって同じく、先々のことなんてまったく見えない未知の世界なのです。
計画なんてないぶらり旅も楽しいかもしれませんが、たいていの人は道に迷って余計に到着するのに時間がかかってしまうのです。
だからこそ、人生の歩んでいくべき地図をあらかじめ作っておくことで、先々の目的地に到着するために必要な軍資金がいくら必要なのかがわかるのです。
「そっか、家計簿よりもまずはライフプランか・・・。」
これに気がついたのが、今からほんの5年前です。
早速エクセルで自己流に作ってみることにしました。
こちらが自分自身で作ったエクセルによるライフプラン表です
こちらが5年前に作成した我が家のライフプラン表です。
最初からこんなに細かく作ってなんかないですよ。
最初なんて年齢と、貯金額の推移ぐらいしか書いておりませんでした。
それも何も根拠がない額を、好きなように書いておりました(笑)
作り方を書きましょう。
とても楽しい作業です。
最初は紙とえんぴつだけでいいのです。
時系列に年齢を5歳刻みぐらいで書いて、その年齢の時に起こるであろうイベントを書き足していくのです。
起こりうるプランですから、自由に書いていいのですよ。
やりたいことを好きなように書いていいのです。
3年後にマイホーム購入とか、あと5年で起業するとか車を買い換えたいとかを記入しておくのです。
え?何を書いていいか思い浮かばないですか・・・?
いいんです、時間をかけてゆっくりと埋めていきましょう。
あとは家族の人数分を時系列的に年齢を埋めていけばいいのです。
いつ小学生になるから、保育園代がなくなるとか大学進学までに何年あるのかとか、時間軸がはっきりと見えてくるのです。
ライププランを作る上で、1番大切なこととは
ライフプランの作成で、1番のポイントは何か?
それはどのイベントとイベントが重なりあうのかがはっきりとわかってくる所なのです。
「この計画だと、次女の入学の時に車買い替えと海外旅行が一緒に重なってない?」
思いをぶちまけけて書いたけれど、お金がかかる時期が重なってしまっていたら、動かせるものを調整して動かしていくのです。
この場合だと、海外旅行に関しては他のイベントよりは融通が効きそうですので来年に移すとかです。
こうすることによって、あと何年でどれぐらいのお金が必要なのかがわかってくるのです。
いつまでにその目的を達成するために、いくらお金が必要なのか?
地図の目的を視覚的にも明確に出来ることが、ライフプランで1番大切なことなのです。
お金が貯まらなくて不安になっている人は、目の前の困っている問題を明確にしよう
このように過ぎ去ったお金の記録をただ付けているだけでは、貯まらないワケがわかりましたか?
死ぬまでの自分が歩んでいく道を描いておくことで、いつまでにいくら必要なのかが明確になってきます。
人間って不思議なことに、目の前に困った問題があると頑張ろうとする習性があります。
「5年後に長女が進学するんだ。その前にマイホーム購入するための貯金額を年単位で出しておこう。」
大好きな子供が学校に笑顔で楽しく通って欲しいという目的があれば、マイホーム資金を頑張って貯めようという気になってきます。
だってお金ってそんなに簡単に貯まらないし増えないです。
その強い目的を達成するために、時間を味方に付けてお金を貯めていくのです。
10年、20年、30年後に、自分の周りで生じる出来事をイメージしておきましょう。
先々に何が起こるかわかるだけで、お金の不安ってやわらいでいくはずです。
お化け屋敷でどんなお化けが出てくるかわかっていたら、全然怖くないでしょ?
お金も一緒です。
家計簿よりもまずはライプフラン表作りを、すごろくを作る気持ちで楽しみながら作ってみてくださいね。
手作りの人生ゲームこそ、どこにも売っていない自分だけのレアアイテムなのです。
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