月3万円の副業生活。副業収入のメインとしていたWebライターで稼ぐことを一切止めてしまった理由

私ははっきり言って、本業収入には満足していません。
やはり37歳のフルタイム正社員でありながら、手取りが少ないからです。
20代プログラマーの頃と比べると、手取りは2分の1以下です。
残業が一切出来ないことが理由ではありますが、新卒の隣の男の子よりも給料が低い。
ライフスタイルを考えると、これ以上は今はムリです。本業の不満部分を、今は残業収入として副業で補填しているのです。
私が副業を始めた理由は他にもある
「なんでこんなにお金に恵まれないのか?」
私は過去にお金に関して失敗した経験があります。たった1ヶ月で作ってしまった500万円の借金がありました。
不動産という投資に失敗したのだから仕方がありません。
この失敗によって失った500万円の借金です。これが私のコンプレックスとなってしまいました。
「この500万円を何とかして取り戻したい!」
失敗した事実は取り戻せないけれど、副業だけで500万円を取り戻せたとき、もしかしたらコンプレックスがなくなるかもしれません。
これが私を副業稼ぎへの道に走らせた根底の原因でした。
ライター作業生活どんどんはまっていった
「月3万円を目標に副業稼ぎを頑張ろう!」
無理だと思う大きな副業目標を掲げました。
早速始めた副業生活です。
「副業」「お小遣い稼ぎ」と検索ワードを入れると、そこにはライターによって稼ぐ方法がたくさん出て来ました。
「そっか、こうやってコツコツ稼げばいいんだ。」
あるお題があって、ルール通りに文章を書きます。600文字で40円~60円ぐらいの単価です。
仕事や育児や美容やダイエットなど、比較的書きやすい文章をひたすら書いていきました。
そしてなんとライター作業だけで何十万円と稼いでいきました。
「これ、元本割れしないし確実に稼げる!」
株で大損したことがある私は、このWebライターというお小遣い稼ぎにどんどんはまっていきました。
ライター作業にも転機が訪れた
「やればやるだけお金になる。」
書くのが大好きであった私にあった副業スタイルです。書けば書くほどお金になっていきました。
2年ぐらい、毎日コツコツと稼ぎましたが、やっているうちに違和感を感じてきました。
「この書いた文章って、どうなるんだろう?」
この書いた文章って、一体どこで使われているんだろう?と気になってきたのです。
調べたら、これらは他のブログなどに活用されるとのことでした。いくらお小遣い稼ぎと言えども、一生懸命書いた文章です。
自分の書いた文章が他の人のブログの要素になる。
何だか違和感を感じたのでした。
ブロガーとしての性質が出て来てしまった
副業を続けていくのと同時に、ブログも同時に立ち上げていました。ライターとは違って、ブログは自分の書いた文章がそのまま読まれます。
ゴーストライターとなることなく、自分の書いた文章がそのまま公開することが出来ます。
そうです。
ライターですと、自己承認欲求が満たされません。
ほんの少しでいいから自分の存在を知ってもらいたい。だからこそ違和感、欲求不満が残ったのでしょう。
こう自覚してくると、やっぱり続きません。
楽しくないから続かないのです。
書いても読まれないからです。
こう自覚した時点で、ライターというお小遣い稼ぎへの欲が止まってしまったのでした。
ライターは時給制、ブログは歩合制
また副業を働く視点から考えると、ライターは決められた金額しか稼げません。
要するに働いた時間給分しかいただけない。
しかしブログはどうでしょうか?
調査や書く時間などは多大にあるけれど、そこから歩合が常に発生していきます。
しかもその発生する金額は未知数です。
決められた額ではない所がおもしろい。
そのためにはたゆまる努力と予測力が必要ですが、それが達成された時がブログの真骨頂と言えるでしょう。
世の中のニーズに合った記事が書けたこと、読んでいただいたことが、とても嬉しかったりするのです。
副業は自分に合って楽しくないと続かない
なんでも共通していることだとは思いますが、続けていくために楽しくないと続きません。
反対に楽しいとずっと続けられるものです。
お金のためだけに稼ごうと思っていることが、やっぱり続かない原因です。
それは働かされていると思っているからでしょう。
社会で自己実現したい。
そう思うからこそ、働く意味ってあるかなぁと。
自己承認欲があるからこそ、周りの人の承認欲求を満たしてあげることが大切です。私はいま、ライターよりもブロガーが自分には合っているかな?と感じます。
ブログは、自分のサイトで読んでもらえる楽しさがあります。
これほどうれしいことはありません。
ブロガーさんは同じ思いでしょうか?
本業収入にはちょっと不満があるけれど、せめて副業だけは楽しく気楽に続けていきたいですね。
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