新入社員に贈る言葉なんて私に言う資格なんてない。宿命は変えられないけれど運命は自分で変えていける

4月になると、新年度に切り替わる所が多いですよね。マンネリ気味な空気に新しい風が吹き込んできます。

各メディアやネット上で、新入社員に贈る言葉が出て来ます。

4月1日、エイプリルフールでウソが許される日です。各地で楽しいウソが騒がれていて私も楽しみたいのです。

でも同時に出てくる贈る言葉が、ネット上に溢れ返ります。自分の気持ちがそれを見ただけで、どんよりしてしまうのです。

見たり聞いたりしていると、どうも吐き気がしてきます。
4月1日だけは、猛烈に気分が悪くなってしまうのです。

その答えは、明確です。

自分自身が新社会人に言う資格なんて、まったくない人生を送ってきたからです。

大学4年生は大学に1度も通ったことがなかった

一浪して何とか大学に進学した私でした。春色のまばゆいキャンパス生活が待ってました。

しかし大学1年の夏に、私の運命が変わりました。

大切な家族との突然の別れ。車の中で燃えて消えた父を見て、過去のつらい経験が今の自分の強さになる

振り返ると いつも君が 笑ってくれた
風のようにそっと

「TRUE LOVE」(by 藤井フミヤ)

大学に入ったら、柴門ふみ原作の「あすなろ白書」みたいな恋や友情が織りなす青春の日々が続くと信じていました。

しかし現実は、単位を取りに行くだけのキャンパスライフでした。朝から晩まで働き詰めの汗水垂らす人生が待ち受けていたのです。

大学4年生ですでに社会人になって働いていた

「もう私、大学を中退して働きます。」

生きていくためには、やはり働く必要があります。母親に真剣な思いでこう宣言しました。

親戚のおば様にひどく反対されました。あの時は、メチャクチャ反発しました。

こっちの気持ちなんて、わかってたまるもんか!
借金3,000万円もあって生きるだけで必死なんだ。

血のつながっていない縁なんて、切れる時は簡単です。父が亡くなったことで次々に親戚と連絡が途絶えました。

でもあの時冷静になって、大学を中退しなくて本当に良かったです。おば様に言われたことが悔しかったのですが、人生の先輩の意見を受け入れました。

大学3年生でバイトと両立しながら、必死になって卒業単位を取り終えました。

「大学4年生は、社会人になってがむしゃらに働く。」

なんと1年間前倒しで、学生兼社会人になりました。電車通勤で約20分の所にある眼科で医療事務を始めました。

なんと正職員として勤務していました。社会保険も、きちんと払っていました。

同級生が就活を頑張っている中で、就活を終えて卒業旅行を楽しんでいる中で、1人で先に社会人として働いていました。

卒業式も、アルバイトのために出席することが出来ませんでした。私の大学生活は、19歳の夏までの思い出しかありません。

私に働かないという選択肢は、人生の中でどこにも残されていなかったのです。

大学卒業後は新卒派遣で後ろめたい人生だった

医療事務職に限界を感じ、大学4年生の12月から就活を開始しました。就職活動を必死でするものの、世の中は超就職氷河期まっさかりです。

どこの組織も、私を雇ってはくれませんでした。

「自分は組織に入れなかった、ダメなやつなんだ。」

この思いを23歳から14年間、ギュッとフタをしてきました。その中で、誰にも聞こえない声で叫びながら生きてきました。

仕方なく新卒の時から、私は派遣社員の道を選びました。実は新卒から派遣であったこと、夫にも昨日話した内容です。

自分のプライドが許せなくて、夫に話すことが出来ませんでした。

「僕も大学行けてないから一緒だよ。大変だったよね。」

夫にそう言われて、すごい肩の力が抜けました。思い切って言ってみたら、大きなトゲがポロッと取れて心の中がとっても楽になったのです。

人生の中ではどうしても変えられないものがあります

私はご覧の通り大学生の時から、普通のルートを通る人生を送ってきておりません。

新社会人になったら先輩の言うことよく聞けよとか、初任給もらったら何割かは貯金しろよとか、私にはまったく言う資格なんてありません。

この14年間、自分の人生に「恨み」を持って生きてきました。

「もっと普通の家庭に生まれたかった。」

人生の中では、どうしても変えられないものがあります。何をどう思おうとも、決して変えられない事があるのです。

親や兄弟や生まれつきの容姿などです。
生まれた時から両親は決まっています。

あらかじめ決められていることが「宿命」ですが、最近になって心の中で変化が起こってきました。

それは宿命を受け入れるようになったからです。

宿命は変えられないけれど、運命は自分で変えていける

もうこんな親の元に生まれてきたことをいつまでも恨んでいても、前に進めないと思いました。

いったん宿命を自分の中で許容しないと、人生立ち止まったままだからです。

ふと楽になったのは、最近でしょうか?

もう変えられないものを変えようとしても、無駄な時間だなとわかったからです。

宿命は何をしても変えられませんが、運命は自分で変えられます。

運命は「自分で運ぶ命」です。自分には宿ってはいません。

だから私はここ5年ぐらいは、運命を自ら作って生きてきました。

どうでしょうか?

最近の私は、つらくて不幸な人に見えるでしょうか?

最近の私は、とっても生きていて楽しいです。色んな事が悟りの境地に入ったからでしょうか?

メッチャクチャ楽しい人生を謳歌しています。人をねたみ、恨んだり比べたりする心も減ったように思います。

大学生から失敗の連続で、とても先輩ヅラなんて出来ません。就活に勝ち抜いてきたあなたを、私は心の底から見習いたいです。

唯一新社会人の方に教えられること、それは、

マイナスな宿命を、プラスの運命に変えましょう。

これから挫折して、どん底に落ちる時が来ると思います。入ってすぐにイヤになって、転職したくなる時が来ます。

それは決して失敗なんかではありません。失敗した地点は、スタート地点なのです。

これだけ失敗した私が、数百倍も楽しく生きています。自分の宿命を受け入れて楽しい運命を切り開いて行って下さい。

あなたが自ら切り開く道を、私は心の底から応援していますよ!

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