2016年2月7日 

確定申告とは何?初めて確定申告するフリーランスの女性向けセミナーでわかりやすい説明と注意点を聞いてきた

「もっときちんとフリーランス向けの確定申告について勉強しなきゃな。」

会社員を辞めてフリーランスになってから、早くも1年が経過しようとしています。

本で知識を付けようと思っても、自分の状況に合ってなかったりして参考にならなかったり・・・。

自分の知識不足を補うために、今回「フリーランスの女性向け確定申告セミナー2016」があることを知って、早速参加してきました。

とってもステキな女性税理士である田上沙織さんに、フリーランスが確定申告をする上での基礎的な知識や注意点を聞いてきましたので、ご紹介します。

フリーランスの方で、今年初めて確定申告をされる方は要必見です。

男女別に見た確定申告をする理由とは何?

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まず最初に、確定申告をどういった理由でしているのか気になりますよね。

男女別で見てみると、男性はサラリーマンが多いのか「医療費控除」が約34%とトップです。

女性の方は自営業の方が多いらしく、2箇所以上から給料をもらっている方が多いためか、事業所得が約40%にも登っています。

子供を持つとなかなか外では働きづらいことで働き方が変わり、自ら事業を起こす人が多くなった事がうかがえます。

そもそも確定申告ってなに?

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そもそも確定申告とは、一体何の事でしょうか?

確定申告とは、毎月1月1日から12月31日までの1年間の「収入」から「必要経費」を引くことで「所得」を計算して、所得の合計金額について納める税額や還付される税額を計算して申告する手続きのことです。

こちらの計算式で、所得を計算します。

所得 = 収入 ー 必要経費

サラリーマンやOLでも、給与所得以外に不動産所得や雑所得、一時所得(競馬などで当たったり、株で儲けた時など)も、申告をしなければなりません。

原則として確定申告は、2月15日〜3月15日の期間内に行う必要があります。

1年間どれぐらいお金が手元に残ったかを計算して、期限までに税金を確定する必要があるのです。

所得税の計算の流れとは

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納める所得税の計算の流れを、きちんと把握することが大切です。

給料や不動産所得や事業所得など全部の所得を合算して、所得控除(医療費控除、配偶者控除)を引くと、課税総所得金額というのが出てきます。

この課税総所得金額に税率をかけて、算出税額を出します。

算出税額から、住宅ローン減税などの税額控除や源泉所得税額などを引くと、納付する還付税額が算出出来るのです。

計算が複雑で、理解するにはむずかしいですよね。

この納付(還付)税額がマイナスになると、税金が戻ってきます。

マイナスになれば、お金が戻ってくるのです!

税金を戻して欲しければ、還付申告をして納め過ぎた税金を戻してね!というのが、確定申告のしくみなのです。

自分は確定申告が必要なのかしら?

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「自分が確定申告をする必要があるのかどうかさえ、わからないわ。」

もし自分が確定申告が必要かどうかわからない時は、こちらのチャート図でチェックしてみてください。

会社員でも副業収入が年間20万円を超えている場合は、確定申告が必要になってきます。

フリーランスの方でも年間38万円の収入を超えていて、経費や基礎控除、所得控除などを引いても38万円を超えていれば、確定申告をする必要があります。

私はどう考えても必要ですね。あぁ、めんどくさい・・。

自分がどのパターンに当てはまるのかしっかりと確認して、必要か不要かを把握するようにしましょう。

税金っていくらぐらいになるの?

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所得税には課税所得金額によって、税率が決まっています。

所得税は累進課税になっていて、所得が多いほど税金は高くなります。

田上さんのところのクライアントさんに、実際に4,000万円以上の所得がある方がいらっしゃるそうですが、なんと税率は45%と半分も持っていかれちゃうのです。

稼いだ金額のほぼ半分が税金だなんて、せっかく頑張って稼いだなのに泣きたくなってしまう額ですよね。

税金って何も対策をしないと、恐ろしい金額が取られてしまうことがわかりました。

所得から引いてもいいよと認められている控除とは

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税金を少しでも安くするためには、たくさん控除することが大切です。

医療費控除は、自分の分だけではなく家族の分まで一緒に引いてOKです。

生命保険料控除は、年末に「あなたの控除額はこれぐらいですよ。」というはがきが届きますので、その金額を入れればOKです。

寄付金控除に関しては、最近話題になっている「ふるさと納税」で納めた額を引くことができます。

基礎控除の38万円は誰でも引ける金額ですので、この基礎控除に関しては誰でも引くようにしてください。

寡婦・寡夫などは、未亡人などの方は引いてもいいよという控除です。

これらの所得控除は、「国から引いてもいいよ」と認められている金額のことですので、しっかりと引けるものは引くようにしましょう。

確定申告をしないとどうなっちゃうの?

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「確定申告なんてめんどくさいから、したくない!」

計算なんてめんどくさいからと、確定申告をしないとどうなってしまうのでしょうか?

実はきちんと申告をしないと、ペナルティーが課せられるしくみになっています。

どういったところでバレるのかというと、ブログやHPを見て「こいつは稼いでいるな。」と、どれぐらい稼いでいるかどうかを税務署は調査するらしいです。

こわーい!怖すぎる!

いや、国税庁査察官様、ブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます!

申告したけれど納税しなかった場合などは、「延滞税」として14.6%もペナルティが取られてしまいます。

意図的に正しい申告をしなかった場合は、脱税とみなされて「重加算税」として35%、無申告の場合は40%も取られます。

ちゃんと申告をして税金を納めないと、罰金や利息が取られてしまうのです。

意図的に脱税をしているとなると、7年前までさかのぼって調査をされるらしいです。

確定申告をしないと、とっても重い負担があなたにズシリとのしかかってくるのです。

実際に税務調査が入って「今すぐ100万円払え!」と言われる人は、かなりいるそうですよ。

あなたは大丈夫ですか?

正しい税金額はいくらかを、きちんと責任を持って把握することが大事なのです。

青色申告と白色申告の違いとはなに?

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日々の経費をしっかりと貸借対照表で帳簿をつけていれば、青色申告にすることができます。

青色申告のメリットは、65万円の控除が出来ることですね。
白色申告の場合は、1円も控除をすることができません。

控除も出来ないのに、2014年1月からは「帳簿への記帳」「記録の保存」をすることが、白色申告者全員に義務化されました。

記帳する必要が出てきましたので、白色と青色の違いがなくなって、白色のメリットはなくなってしまいました。

田上さんは「白色と青色どっちにしたらいいの?」と聞かれたら、迷わず青色にした方がいいよというアドバイスをしているそうです。

青色申告の承認を受けるためには、原則その年の3月15日までに、住所地を所管する税務署へ提出する必要があります。

新しく事業を始める場合は、原則その事業を開始した年の3月15日が提出期限となりますが、1月16日〜12月31日に事業を開始した場合は、その事業開始日から2ヶ月以内が提出期限となります。

開業を考えている方は、開業届を出すのと同時に「青色申告届」も一緒に出しておいた方がいいですよ。

私もサラリーマン時代に、一緒に提出しに行きました。

20万円以上副業で稼ぐサラリーマンの税金対策。個人事業開業届、青色申告届を税務署に直接提出

専従者給与(奥さんが手伝っている場合など)は、全額経費で算入できますので、やはり青色のメリットの方が大きいです。

もし赤字が出てしまった場合などは、「損失繰越」として赤字を3年繰り越すことができます。

白色は赤字を繰り越すことができません。

繰越出来ると言っても、赤字にはなりたくないですねぇ・・。

青色申告の方が色んな面で有利になりますので、確定申告が必要な方は青色申告をぜひ目指してみましょう。

事業所得の計算方法はどうするのか?

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フリーランスの方のほとんどは、事業所得が何であるかを知っておくことが大切です。

事業所得とは、事業を営んでいる人がその事業から生ずる所得のことをいいます。

計算方法は、売上である総収入金額から、収入を得るために必要だった経費を引いていきます。

アクセサリーを売るために必要だったものや、パソコンを買うための通信費などが必要経費です。

一緒に出している家族にも給料を出している場合は、専従者控除を引くことができます。

専従者給料に関しては、一定の条件に達していれば認めてあげてもいいよという控除のことです。

青色申告に関しては、毎日しっかりと帳簿をつけていて、複式簿記でつけていれば青色申告税額控除を引けます。

この計算の最後に出てくるのが、事業所得になります。

日々帳簿をつけていった方が青色申告を出来ることにもなりますし、納める金額が少なくなりますので、やはり青色申告にした方がとってもお得ですよ。

総収入金額の計算上の注意点とは

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「事業所得の総額って、どのように計算したらいいのかしら?」

事業所得の収入金額は、ざっくりいうと年商が収入金額にあたります。

サラリーマンがもらう給料は給与所得ですので、事業所得の収入金額には入りません。

外注や業務委託を受けている場合でも、源泉徴収されている場合は源泉徴収される前の額面の金額が収入金額となります。

また計上のタイミングですが、お金が入ってくる月が1月や2月だったりする場合って、どちらの年に計上したらいいのか困りますよね。

その場合は、12月で終わらせた仕事に対する成果までを年度内に計上することができます。

お金が入ってくるタイミングが1月でも、「この仕事は12月に納品したものだわ。」となれば、年度内に売上は計上するようにしましょう。

経費計上の留意点とは

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「これは経費になるのかしら?ならないのかしら?」

経費を付けていると、なるのかならないのか迷いながら付けていくと思います。

初心者に多いのが、プライベートで支出したものに関してすべて経費計上してしまうことだそうです。

友達との飲み食いなどは事業に関係ありませんので、経費に入れないようにしましょう。

家の家賃ですが、家を仕事部屋で使っているかもしれませんが、事業用部分とプライベート部分を分けておく必要があります。

家賃や水道光熱費は経費に入れてもいいのですが、半分以上は不可とのことです。

収入を得るために使ったその経費は、本当に必要だったものなのかどうかを考えることが大切です。

コピー機のリース代や事業に必要だった交通費、パソコンや入れるソフトなども、経費にすることができます。

事業に必要なセミナーの参加費や買った本なども、経費になります。

この経費に関しては、日々の経験と正しい知識が大事かな?と私は思います。

領収書は原本で残しておく必要がありますので、必ず保管して残しておきましょう。

フリーランスの女子向け確定申告セミナーを聞いて思ったこと

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確定申告について、基礎的な内容を聞いたことがありませんでしたし、フリーランス女子向けというセミナーだったことで、非常に関心を持ちながら聞くことができました。

女性でも自分で働いてお金を得るということは、社会的な意義が発生してきます。

自分で責任を持って行った対価として、お客さんが喜んでくれるからこそ仕事が発生します。

女性がどんどん活躍して仕事で収入を得ていくことで、社会的な義務として税金を払う必要もどんどん出てきます。

税金を納めるって、私もとってもイヤです。

取られたくなーい!

でも、この1年間でかなり意識は変わりました。

今までサラリーマン時代は税金は他人任せで無頓着でしたが、フリーランスになったことで税金を取られないように猛勉強するようになりました。

せっかく入ってきたお金が取られちゃいますから、取られないように必死になるのも無理はありません(笑)

でも税金を納めるということは、お金が手元に残るということですので、自分の仕事を誇りに持つことが大事です。

税金というのは、1歩間違うとペナルティもとっても重いですし、ヘタすると事業がストップするリスクも伴います。

社会に意味を持って続けていきたいと思ったら、そんなリスクを減らすためにも、お金を使うことも大切です。

税理士さんにお願いしたり、クラウド型の会計ソフトを活用して手間を省くなどです。

私も今は「MFクラウド確定申告」を使って帳簿を付けていまして、お金を使って手間と時間の節約をしています。

おすすめNo.1の会計ソフト『MFクラウド確定申告』で個人事業主1年目に実践していることや失敗したこと

「MFクラウド確定申告」などの便利なツールを利用していけば、自分自身の事業のリスクを減らすことができます。

でもある程度簿記の知識も必要ですし、グチャグチャになるぐらいだったら、はじめから税理士さんにお願いしてしまうのも1つの手です。

まだまだフリーランス1年生、勉強が足りないですね・・。セミナー中にとっても反省しました。

同じフリーランス女子の方、一緒にガツンと稼いで、ガツンと税金を取られ過ぎないように頑張って節税のお勉強をしていきましょう!

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