20代でやりたいことがわからないなんて当たり前のことだ。やりたいことなんてむしろない方がいい

何となく毎日仕事をしているけれど、自分が一体何をしたいのかさっぱりわからない。

みんな一斉に始めた就職活動で内定をもらった会社に何となく入社してみたけれど、毎日、毎日、満員電車の中で同じレールの上を行ったり、来たり・・。

ふと、電車の窓に映っている自分を見てみたら、ひどく疲れ切っている顔。

「私のやりたい事って、一体なんだろう?」

ふと、こんなことをぎゅうぎゅう詰めの満員電車の中で考えてしまうことがあるかと思います。

でも、やりたいことが社会に出る時点でわかっている人って、一体どれぐらいいるのでしょうか?

やりたいことがなくて困っている人は、ここでふと考えて欲しいことがあるのです。

やりたいことが見つかっている人なんてほとんどいない

「本当にやりたいことってなんですか?」

「一生かけてでもやりたいことを仕事にしなさい。」

周りの大人たちに、このように言われることがいっぱいあるかと思います。

でも、その質問を聞いている大人は、本当にやりたいことってあったのでしょうか?

私自身、20代前半の頃を思い出すと、自分が一生かけて本気でやりたい事なんてなかったですよ・・。周りの友達もみんな同じでした。

確かに「私は弁護士になるために法学部で学ぶんだ!」「医者になるために医学部に入ったんだ!」と熱い希望を持って大学に入って、やりたいことを貫き通す人もいます。

でも、おそらくですが、9割近い人達はやりたいことなんてわからずに就職活動をしているのではないかと思います。

「やりたい仕事」で選んだのではなく、何となく「入れた会社」に行った人がほとんどで、仕事なんて入った部署の上司が決めてしまう。

やりたいことなんてほとんどわからずに、社会が引いたレールに乗っていたら、いつの間にか社会に押し出されてしまった。

「やりたいこと」なんてまったくわからずに、時期が来たから何となく社会に押し出されてしまった人が、実は大半ではないでしょうか?

早い時期にやりたいことにこだわりすぎなくていい

小学生の頃に「ケーキ屋さんになりたい」「警察官になりたい」って夢を描くかと思います。ちなみに私は「パン屋さん」でした・・。

でもいつぐらいからでしょうか?

パン屋になる夢なんていつの間にか消え去ってしまい、20代、30代なんてほとんど自分のやりたいことなんてやってきたかなんて、まったくわからないまま過ごしてきてしまいました。

でも今になって振り返ってみると、「私のやりたいことはパン作りだ!」って思い込んで、パン屋になることに凝り固まってしまわなくてよかったと思っています。

それはなぜか?

1つのことに固執せずに試行錯誤を重ねていったことで、選択肢を増やしていくことができたからです。

本当に自分がやりたいことって、すぐには見つからないです。色んな失敗を経験してみて、雑多で混沌とした中からしか見つからない。

だから早いうちから歩く道をギュッと狭めてしまうことは、本当にもったいないことだと思います。

早い時期から「これになる!」ってこだわる必要なんて、実はまったく必要ないのです。

親が安心するからと言って、やりたいことを決めない

親からは、「公務員がいいよ」とか「医療系は潰しがきくわよ」とか言われて育つと、子供は親を安心させるために「大きくなったら看護師になる」と言うかと思います。

大好きな親を悲しませたくないですから、子供は親の期待に応えるかのようにその通りの道を歩もうとします。

いつしか親の夢が自分の夢にすり替わり、自分の人生の道が決まってしまう。

果たしてこれって、幸せな道ですか?

親が決めたことって、本当にやりたいことではないはずです。むしろ将来その通りになって上手くいかなかったら、親を憎んだり恨んだりすることでしょう。

親が安心するからという理由でやりたいことを選ぶことほど、やりたくない仕事に変わってしまう危険性もいっぱい潜んでいるのです。

やりたいことなんて、実は今の私でさえよくわかっていない

すでにやりたことが見つかっているかのように書いていますが、もう40歳になろうとしている私でさえ、一体何がやりたいのかさっぱりわかっていません・・。

今まで「これをやりたい」と思ってやってきた覚えなんてまったくないですし、これからやりたいことが本当に自分に合っているかもわからない。

でも、1つだけ言えることは、自分のやりたいことと、それを必要としている人のニーズはほとんど一致しないことです。

自分勝手にやっても、そこにニーズがないと仕事になりません。

やりたい仕事にこだわりすぎていると、まったく必要とされていないことに気づかずに、我が道を突き進んでいる可能性も出てきます。

だから、もうこれしかない!ってこだわりすぎない。

1つに固執するのではなく、その時代のニーズに合わせて、自分自身を必要としてくれるところからやることを始めてみる。

試行錯誤で繰り返していった結果、いつの間にか周りから認められていき、やりたいことができるようになっていきます。

まずは何も考えなくていいから、1つにこだわりすぎないところから見つけていくことって大切だったなと、今頃になってから思っているのです。

自分ができそうなことから1つずつやっていこう

20代はおろか、40代手前の私でさえ何がやりたいのかわからないことに、現在仕事に就こうとしている人はちょっとだけ安心しましたか・・?

世間や身近な親にやりたいことを決められるなんて本当に幸せな道なんて歩いていけないし、むしろ将来の道を狭めてしまう可能性があります。

まずはどんな小さなことでも自分を必要としてくれるところで、自分のできそうなことから始めてみましょう。

どんな会社に入っても、毎日目の前のことをこなしてみる。1つずつ仕事を覚えて自分のものにして、周りにどんどん認められていく。

少しずつステップを重ねていけば、10年後か20年後かそれをやってみないとわからないけれど、仕事をやりたいようにできる日がきっと訪れます。

私もそう信じて、社会のニーズがあれば、どんなことでもやるようにしていっていますよ。

本当に少しずつですが実績を積んでいったことで、今ではやりたいことが少しずつ見つかってきています。

もう20代と違って、私もそろそろやりたいこと見つけないと、ですね・・。でもまだまだ人生長いですので、焦らず可能性をたくさん広げていきたいです。

早いうちにやりたいことがないからと言って、決して自分を責めたりしないでください。

やりたいことがないなんてダメじゃない。むしろない方が選択肢が広がっていい。

やりたいことなんてない方が人生の選択肢がいっぱい広がっていくし、いつの間にか社会から認められていって、やりたいことがやれる可能性が広がっていくのです。

やりたいことが見つからずに不安で悩んでいるあなたへ

自分に合う天職の見つけ方がわからないあなたへ。天からなんて降ってこないから自分でつかみとれ

ABOUTこの記事をかいた人

橘 桃音(たちばな ももね)

東京都多摩地域在住小学校2人の娘を持つ母。機械メーカーで10年間勤務した後に独立。
このブログでは、生きていく上では欠かせないお金や家のこと、自分らしい生き方や働き方など、1度きりの人生を前向きにシンプルに変えていける方法をお届けします。

人生相談も無料で受付中です。https://momonestyle.com/life-counseling