ウェブ解析士会議2018に参加してきた。とても有意義すぎるイベントだった #wacajp

2018年6月9日はロックの日でもありますが、ログの日でもあります。
昨日、ベルサール神田イベントホールにて開催された「ウェブ解析士会議2018」に参加してきました。
ブログは書いているけれど、その裏で解析している方たちは、一体どのような仕事をしているのだろう?と、興味津々で参加してみることにしたのです。
会場には400名も集まっていて、熱気ムンムン!ブロガーさん、どなたか来ていないかな?と思ってキョロキョロしてみましたが、誰も知り合いはおらず(汗)
6時間にも及ぶイベントで、登壇された方すべての方が素晴らしかったのですが、ブロガーとして関係性が高く、特に印象に残った3人の方をメモしておきます。
グーグルの金谷さんのお話では、モバイルファーストインデックスの話やスピードアップデートの話が中心。
2018年7月よりページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用するが、本当にユーザーに対して遅いサイトのみ適用するので、遅いサイトは改善したほうがいいとのこと。
ページスピードインサイトで、ページの読み込み分布で「Slow」は改善が必要とのことでした。
金谷さん、Twitterのアイコンが怖すぎて、きっとお会いしたら違うかも?と思っていましたが、やっぱり見た目は怖かったです(笑)
追記:金谷さんから「話せば違いますよ(笑)」とご返信いただきましたので、次回このような機会がありましたら、真っ先にご挨拶にうかがいますm(_ _)m<ご返信いただきまして、たいへん光栄です。
でも、私のように解析が苦手でよくわかってない人にも、とてもわかりやすい内容で、さすが検索エンジンの帝王だと思いました。
企業・自治体向けSNSコンサル・運用・講演・研修・ 広告出稿などを行っている田村さんのセッションでは、SNS広告や運用の仕方について。
企業がSNSを運用するに当たって、Q&A方式でお話していただきました。
Q. 新しいメディアが台頭したときクライアント様に伝えるべきこととは?
A. マストドンが伸びると言われていたけれど、すぐに衰退していったように焦るな!既存のメディアをしっかりと運用しよう。
Q. Twitterの活用はいまからでは遅いのか?
A. Twitter人口は4,500万人もいる。ここに露出しない手はない。
Q. 性質がかわりつつある炎上にはどう対処したらいいか?
A. 誰かに相談。すぐに削除しない。本当に悪いことを発言したのか?よく考える。
SNSは「交流ツールである」ということを忘れずに!
先行者利益などない!今からでもすぐにやろう!と、インフルエンサーなど気にせずにどんどんSNSを始めようということでした。
田村さん、SNSの運用に精通しているだけに、話がメチャクチャおもしろくて、ついつい引き込まれてしまいました。
田村さんの著書を読んで、もっとじっくりと勉強したくなりました。
ウェブライダーの松尾さん。実は「ぱくたそ」のイベントでお会いしてから2回目です。検索集客を意識したウェブライティングの本質について。
Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えている。むちゃくちゃ遅いページが表示されたら、誰もがイヤと思うのは当たり前。
「当たり前」「そもそも論」で考えれば、Googleの未来がわかってくる。
「ユーザー」、「利便性」という2つのワードがもっとも重要。ユーザーに焦点を絞れば後からなんでもついてくる。
そもそも、私達はなぜ検索するのか?
- 自分の悩みを解決したいから
- 自分の願望を叶えたいから
例えば、
リフォームしたい→リフォーム業者を探したい→評判のいい業者に連絡したい→早くリフォームを完了したい→リフォームを完了させて素敵な家に住みたい、までユーザーの思いを考えることが大切。
Googleは、ユーザーの悩みや質問に対する最適な「答え」を返そうとしているという本質を忘れないようにと。
検索エンジンの上位表示をさせるってことは、とても責任が伴うのです。
多くの人に読まれるならどんなことでもやっていいとか、都合の押し売りとか、決して自己満足に陥ってはいけないと、同じ作り手としてとても気をつけないといけないと思いました。
マンドリル松尾さんの沈黙のマーケティングの本も、しっかりと読んでみようと思いました。(マンドリルって..
とっても有意義なイベントでした。じゃんけん大会でプレゼントがもらえたり。ワクワク楽しくて、あっという間に6時間が経ってしまいました。
「裏」でしっかりと分析や解析をしてくださる方たちがいるから、書く側は安心して運用していける。
この方たちのたゆまない地道な努力があるからこそ、ウェブ業界は衰退することなく、どんどん発展していけるのではないかと。
ユーザーの悩みをしっかりと聞いて解決していく。
立場は違うけれど、ユーザーの悩みをしっかりと聞き、悩みを解決していくという目的は同じなんですね。大変勉強になりました。
私もウェブ解析士の講座受けてみようかな?
ウェブ解析士協会、代表理事の江尻さんのお話を聞いて、本気でそう思いました。数字めっちゃ苦手ですやん!どうしましょ..。
またこのようなイベントがあったら、ぜひ参加したいです。
とても素敵なイベントの開催、ありがとうございました。
イベントのツイートは、こちらに素敵にまとめられていますよ!
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