2016年1月12日 

お金の増やし方は簡単ではないことを娘に教えてあげよう。銀行に預けた1,000円は10,000円になったのか?

「お母さん、私の1,000円ってどれぐらい増えたかな?」

ちょうど一年前に作った娘名義のゆうちょ銀行の口座に、千円札を入れました。

ゆうちょ銀行で子供名義の口座を小1長女が作ってきた。お金は預けて増えるという喜びを知って欲しい

この時に銀行にお金を預けるとお金が増えるんだよと、娘に教えてあげたのです。

「きっと1,000円が10,000円に増えているにちがいない!」

娘は預けたお金がどれぐらい増えているのか知りたいらしく、一緒にどれぐらい増えているのか近くのゆうちょ銀行のATMに確認をしに行ってきました。

お年玉も実母からいただいたものがありましたので、お金を預ける練習です。

そしたら娘にとって、びっくりなことが起きたのです。

ゆうちょ銀行のATMでお金が増えているかどうか確認してみた

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さてやってきましたゆうちょ銀行のATMです。

「ここの中にお金が入っているの?」

小2の長女は、はじめて見たATMの機械に目が釘付けになっています。

 

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さてお年玉を入れる前に、いくらお金が増えているかを確認してみることにしました。

「通帳ってどうやって入れるの?」

娘に通帳の入れる場所や入れ方を教えてあげます。

「すごい!スイーって吸い込まれていったー!」

通帳が機械の中に吸い込まれていったことに、正直びっくりしていました。

さて肝心の1,000円は、いくら増えていたのでしょうか?

 

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「お母さん、1,000円のままだよ?」

当たり前です。

ゆうちょ銀行の通常金利が0.03%ですから、たった1年弱で増えてなんかいません。

1円も増えていなかったことに、娘はとってもがっかりです。

「お金はそんな簡単に10,000円になったりしないんだよ。お年玉も入れてごらん。」

がっかりしてしまった娘ですが、お年玉をATMに入れてお金を預ける練習をすることにしました。

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「お母さん、6,000円になった。やったー!」

5,000円を入金して、やっと6,000円に増やすことができました。

銀行に預けても簡単にはお金が増えないことを理解して、お金をATMに入れるとどんどんお金は積み重なって増えていくことは理解できたようです。

お金を引き出す練習も一緒にしてみた

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お金は貯めるだけではありません。
貯めたお金は使うことが目的です。

目的のお金が貯まった時に、どのようにしてお金を引き出すかの練習をします。

キャッシュカードを入れて、暗証番号、引き下ろしたい金額を指定します。

 

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「お母さん、1,000円が出てきた。」

子供にとって、ATMの中からお金が出てくることが不思議のようです。

一体いくら入っているのか、大人でも気になります。

「明細は必ず持って帰るんだよ。」

明細は個人情報が書かれている大切なものですので、その場で捨てずにきちんと持ち帰ってから不要だったら捨てることを教えます。

財布の中に使うお金だけ残して貯金することを教える

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実は他にも、財布にお年玉やおこづかいで貯まったお金が入っていました。

「これ、持っていても使っちゃうから貯金しておこうよ。」

長女は小学校の友達同士で流行っているアーケードゲームである「プリパラ」にはまっていて、財布にあると使ってしまう習慣が出来つつありました。

「わかったー。貯金してみる!」

 

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「それじゃあ、2,000円だけ残して入れてごらん。」

2,000円だけを財布に残して、残りは貯金して貯める計画です。
なぜこの時に5,000円を預けたかは、のちほどわかりますよ。

 

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お札をキレイに並べて、ATMに入れました。

 

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「お母さん、10,000円に増えたよ。」

はい、希望通りに1,000円が10,000円に増えました(笑)

銀行に1年弱預けておいたお金は、この低金利では増えないことは娘は体感したようです。

「お金が増えるって、とってもうれしいね。」

しかし自分でこのように銀行に少しずつ預けていけば、お金はどんどん増えることが身を持ってわかったようでした。

手元のお金は小遣い帳へ記入。貯める目的も考えておく

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「財布の中に入っているお金も、おこづかい帳に付けておこうね。」

今財布に残っているお金がいくら入っているかを知ることで、買い物するときの予算が立てられるようになり、使いすぎ防止につながります。

そして何のためにお金を貯めているのか、目的を書くようにしています。

クリスマスプレゼントには、アイカツのミラクルコンパクトが欲しいと言っていましたが、それほど欲しかったわけではありませんでしたので、購入は見送りました。

最近になって、何が欲しいのか娘に聞いてみました。

「あのね、スマホが欲しい。」

そうですか、親の影響受けて育っていますね・・。

スマホを買うためにあといくら貯めたら買えるのか、いつ買えるのかを計画を立てるようにしています。

我が家の娘のお小遣い帳なんて、自分で作った手作りですよ!

子供でもお金を貯める意識がどんどん芽生えてきますので、ぜひ親子で作ってみてくださいね。

お金の増やし方は簡単ではないことを小さいときから身につけよう

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「私は貯金箱があるから、銀行に入れないもん!」

長女が銀行にお金を預けてきたと聞いて、我が家の6歳の次女は銀行に預けるのを拒否してお年玉を貯金箱に入れ始めました。

「それじゃあお金は増えないんだよ!」

長女が次女に教えてあげても、お金が増えるしくみはよく理解できないようです。

銀行に預けると金利の分のお金は確かに増えますが、欲を出し過ぎるとお金は減ることも教えてあげないといけません。

やはり次女用の口座も作って、次女も本格的に金銭教育をはじめてみたいと思います。

子供名義の口座を銀行やゆうちょ銀行で開設するメリットとデメリット。おすすめの子供用の銀行ってどこ?

お金の増やし方ってすごく気になりますが、簡単にはお金持ちになんてなれません。

収入と支出と貯蓄、貯蓄から投資へと、家計のバランスを見ながら、お金を増やす戦略を考えることが大切です。

お金に関する感覚って人間は生まれた時にはゼロですから、後から身につけていかないとまったく身につきません。

生まれてからどのような経験をするかで、お金の感覚は決まってしまうのです。

生きるためには、お金はどうしても必要です。

1人で生き抜く力は、小さい時からお金に触れさせる機会をどんどん増やして、親が身に付けさせることが大事です。

大人になってからお金で苦労するのは、あなたではなく子供たちなのです。

失敗しながら、楽しく親子でお金のことを学んでいきましょう。

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