東京の新築マンションを購入する時の価格が下がりにくい7つの法則。将来の資産価値を左右する買い方

満足度の高い家探しってとっても難しいです。同時に価格が落ちない家探しも難しいです。
我が家は2012年に、東京郊外に10年落ちの中古マンションを購入しました。
我が家には以前新築一戸建てを購入して、1ヶ月でたった500万円も値段が落ちた苦い経験があります。
子供が生まれてからは、もう2度と失敗できないという思いで今のマンションを購入しました。
今回「住まいサーフィン」の「価格が落ちにくいマンションの7つの法則」を見て、選んだ条件がほぼ同じであることがわかりました。
東京都内で価格が落ちないマンション選びって、一体どんなことが重要なのでしょうか?
法則1.「駅近」物件であること
我が家が新築一戸建てを購入したとき、駅が近くに出来ると聞いて購入してしまいました。
しかし結局ウワサで終わり、いまだに駅は出来ておりません。
我が家はすでに売却済ですが、同じ分譲地で10年前の3,200万円の家が2,200万円で売り出されていますが、半年以上売れていません。
平均成約データが1,500万円ぐらいなので、売れるわけがありません。
さらに値下げしても、売れる補償なんてどこにもありません。
駅近という要素は、一戸建てだろうとマンションだろうと大多数の人が必要と感じている条件です。
欲しい人が多ければ多いほど、価格が下がらないのが鉄則です。
間取りは変えられても土地だけは変えられませんから、法則1はとても大事な条件と言えるでしょう。
法則2.安い郊外より都会の高い場所
「子供を広い庭で思いっきり遊ばせたい!」
子供部屋を1人ずつ用意したり、庭で遊ばせたいと思うと、やはり郊外の広い家が欲しくなります。
しかし安い郊外は買う時は気楽でいいのですが、永住するつもりで買わないと売る時に相当苦労することになります。
やはり郊外は非常に安いので買いたくなりますが、毎日の通勤も大変になってきます。
資産価値だけを考えたら、高くても都心の物件を買った方が賢明です。
我が家は東京都23区は頭金が足りずに勤務地の関係で、買いたくても買えませんでした。
都心に比べたら中古騰落率(中古で売った時、どれぐらい下がるかという比率)は、やはり郊外は不利です。
郊外はすばらしく環境が良いので、住むにはとってもおすすめですけれどね・・・。
価格が落ちにくい物件を狙うのであれば、やはり都心の駅近物件が有利なのです。
法則3.大規模で階数が高いマンション
一般的に大規模なマンションであるほど、中古騰落率は小さくなります。
どれぐらい大規模かというと、600戸以上にもなる超大規模なマンションです。
このクラスになると中古騰落率が逆に上がるのです。
一般的に「億ション」と呼ばれている物件は、年収800万〜1,000万円クラスのサラリーマン家庭でも手が出しにくい価格になります。
いくら価格が落ちにくいと言っても、無理に手を出すべきではありません。
どんなに大きくても駅から遠かったり、変な地にあればまったく意味がないことを知っておきましょう。
階数もとても大事な要素です。
一般的に15階以上が超高層タワーと呼ばれていますが、都心では普通の高さになりつつあります。
40階以上の超高層マンションなどはほとんど値下がりしませんが、その分値段も高くなります。
予算と相談して、可能な限り大規模で階数が多いマンションを選ぶようにしましょう。
法則4.その地域で有名なマンション
不動産ってやっぱりイメージが大切です。
マンション名に「南青山」とか「白金台」とか付いていたら、すごい高級なイメージじゃないですか?
地名って不動産選びでは、ものすごい大事なポイントです。
「台」「丘」「高」とか付いていると高くなります。
高さが高いイメージが、高級感を作り出すのです。
港区の「高輪(たかなわ)」などは、やはりお金持ちが集まりやすいのです。
住みたくても住めないぐらいの価格がしますけれどね・・・。
価格が高くなるのは、人間のイメージが不動産の価値を上げているのですね。
人気マンションランキングなどの上位に上がっている物件は、ほとんどがその地域で有名なマンションです。
選ぶ時のポイントにするといいですよ?
法則5.ファミリータイプのマンション
購入する層って、何だかんだと子育て世帯が多いです。そうなると、一般的な間取りの3LDKが売れたりします。
ファミリータイプの一般的な間取りのマンションを購入しておくことが、実は非常に大切なことなのです。
家族3〜4人暮らしの世帯は、3LDKがとても使いやすい間取りなのです。
みんなが欲しい物件を買っておくが、不動産選びの鉄則なのです。
法則6.周りの相場を調べて「高すぎない」価格
家を買う時、どうしても目が盲目になってしまいます。
よくあるパターンが、1つのマンションの中だけで値段を比べてしまうことです。
たった1社が売りだした狭い土地だけを見ていると、実は建物価格が異様に高いだけだったりすることがあります。
必ず周辺の同じようなマンションの相場を比べてみましょう。住まいサーフィンでも、物件の相場を調べることが可能です。
6万戸超の新築マンション価格表がわかる「住まいサーフィン」で相場を調べてみよう
「なんで5年で1,000万円も下がっちゃったの?!」
5年後に泣かないためにも、しっかりと周辺の相場は調べましょう。
法則7.景気拡大(インフレ)のタイミングを見極める?!
法則7に、景気のタイミングを見極めることが大切となっていますが、これだけは賛同できません。
景気の拡大を見極めるほど難しいことはありませんし、上がるとわかっていたら、みんな苦労していません。
「来年から不動産は値上がりしますよ?今のうちに買っておきましょう。」
このように不動産業者の方に言われますが、そんな短期間で相場を考えてはいけません。オリンピックまで値上がりする、その後値下がりするなんてことは誰にもわかりません。
景気が下がって不動産も同時に下がるなんて法則もないですし、こればっかりは自分の欲しいタイミングで買うことがベストであると思います。
我が家は、2012年の円高水準の時に購入出来たため、市場より安い価格でたまたま買うことが出来ました。
タイミングだけは、周りに流されないで買うことがベストでしょう。
知っておかないと将来の資産が減ることに。自分の心に響く家探しを
我が家も家選びで失敗してどん底の気持ちになっていました。悔しすぎて、家の選び方でとてつもない勉強をしました。
7つの法則のうち、法則2.以外は条件をクリアしているため、現在は買い値より高い相場で推移しています。
家探しって、恋人選びと似ていますよね。
最初はピカピカで新鮮で満足度がとっても高いけれど、月日が経つごとにどんどん資産価値が下がるものもあれば上がるものもあります。
最初の選び方で5年後10年後に1,000万円以上も値段の差が出てきます。
一生懸命節約して貯金しても、実は将来「マンション貯金箱」で差が付いているのです。
毎日ストレスいっぱいになって節約するよりも、家選びを間違わなければ将来のお金の残り方が数倍も違うのです。
日々のスーパー選びより、物件選びに力を入れてみてください。
いくら資産価値の高い買い物をしても、心が満足しなければそれはムダ買いです。
自分の心に刺さる家が、本当に価値ある家です。
お金と心の満足度のどちらか選ぶことはできませんが、最初にちょっと頑張って家探しをしてみてくださいね。
あなたの住みたい街のマンションの資産価値を調べてみよう
あなたが住みたい街にある「マンションの資産価値」って、調べたことってありますか?
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売り出し価格は適正価格なのか?
一生に一度しかないような、慣れないマンションの購入を手助けしてくれます。
家を買うというのは、多くの人にとって、生涯でもっとも高い買い物であり、もっとも高額な資産形成ではないでしょうか。
数千万円単位の契約書に判を押すには、大きな決断を伴うため「この家に住み続ける」と当然のように考えてしまいがちですが、ライフステージは刻々と変化するもの。
転勤、結婚や離婚、子供ができた、大きくなった、巣立っていった。両親との同居や相続など、その時々の状況に適した住まいの形は様々です。
マンションを買う時は、売る時も「視野」に入れる必要があります。
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