共働き家計のお金が貯まらない改善術。夫婦で不安な気持ちをケンカしてでもぶつけて共有していくことが大事

今は共働き世帯の比率が、年々増加してきています。
1997年以降は完全に共働きの方が、片働きより多数派の時代なのです。
2人分の収入があるのですから、当然共働きはお金が貯まるはずなのです。
でも一生懸命家計管理しているのに、なぜか貯まらないのか共働き家計です。
私もほんの2~3年前までは、全然ダメダメ家計と貯蓄ゼロで、ずーっと家計管理劣等生でした。
そんな劣等生が今では貯まる家計に、どうやって変わっていったのでしょうか?
2~3年前までの家計管理方法とは
2〜3年前までの家計管理方法としては、ひたすら1人で家計管理をしていました。
夫に相談したり、見せることはなかったです。
私はExcelの家計簿でずっと付けておりました。
共働き夫婦の貯まる家計簿開発。研究期間はなんと10年!自分流のExcel家計簿でつける目的とは
しかし、自分のローカルの環境に入れて、ひたすら買ったレシートをExcel家計簿に付けているだけでした。
そんな方法をしておりましたので、夫が買った時はレシートを私に渡すだけです。
その買ったものを、私が家計簿に記録するだけです。
会社で言うと、営業担当と営業事務みたいな関係ですね。
営業担当が使った経費を、事務担当が記載するだけです。
そこに夫婦で家計を管理しているというスタイルは、微塵もありませんでした。
それで貯金は貯まったのでしょうか?
ただ記帳するだけの管理方法でしたので、まったく貯金は貯まりませんでした。
お互いの小遣いの話をまったくしなかった
どれだけ必要か、どれだけいらないのか。
夫婦の間で、まったく話したことがありませんでした。
どれぐらい小遣いが欲しいのか、小遣いはどれぐらい使っているのか。
まったくお互い把握していませんでした。
どのように小遣い額を決めていたかというと、よく世の中のお小遣い平均額っていうニュースが流れますよね?
「男性の小遣いの平均が5万円かー。それじゃあ我が家もその額でいいや。」
なんとも単純な決め方ですが、他の人がそうしているからその額で安心という決め方です。
お小遣い額も話し合うことなく、世の中の他人基準で決めていたのです。
特にお小遣いの内訳なんていう話は、プライバシーを侵害しているみたいで、話しづらかったんですよね。
だってね、もしかしたらさ、エロ本に1万円使っているなんてわかったら、イヤじゃないですか?
だから、あえて聞かないようにしていました。
変に他人行儀なプライドが邪魔をしていたんです。
夫婦で不安な気持ちを夫婦でぶつけることが大事
家計のテクニックを身につけるよりも、まずやらなければならないことは、不安であると思うことを言葉にして夫婦の気持ちを1つにすることです。
普段の会話の中の延長上でいいのです。
「マイホームは一戸建てにする?」
「これからどんな家に住み変えて行く?」
「子供たちの習い事、どうしていこうか?」
不安な気持ちをぶつけて悩みを共有化していくだけで、家計は一気に明るくなっていきます。
他人は他人。
自分たちはこれでいいんだ!と自信になります。
平日は無理だから、お休みの日の晩酌時にでも、子供たちには遊んでいてもらって、1週間分濃い話し合いをするのです。
「お小遣い、一体何に使っているの?」
「ビールに1万円以上も費やしていない?」
「なんで半年前に買ったスマホをまた買うのさ?」
もう時にはケンカになりますが、いや、毎回ケンカにもなります。
ケンカが長引きすぎて、ベッドで3時ぐらいまでずーっとケンカしていることもありました。
ケンカしながら寝て起きてからまたケンカしていましたが、とことん話し合った後は、まずは謝りましょう。
「ごめん!!言い過ぎた!!」
もう、自分に非があったら素直に謝るのです。
「そうだね、やっぱりこれっていらないよね?」
「ビールに1万円は多すぎだなぁ。健康に悪いよね。」
お互いにモヤモヤしていた気持ちが、スーッとなくなっていきますよ。
不安に思っていたら、見えるようにすればいいのです。
夫婦ですから運命共同体です。
お互いの間に壁を作ってはなりません。
時には取っ組み合いになってもいいじゃないですか?
どうしても言えないこともあると思いますが、夫婦間に変なプライドなんて不要ですよ!
1人で悩んで家計を切り盛りせずに、夫婦でしっかりとぶつけあっていきましょう。
夫婦って、一緒にいる時間はとっても短いです。
一緒にいる時間は短くても心が通じ合っていれば、うまく船のかじを取っていけるのではないでしょうか?
共働きは特に別々の船に乗って運航しています。
お互い別々の船でも、かじを同じ方向に向けて運航していくのです。
協力して獲物を捕ることが大切です。
船の「かじ」が同じ方向を向けば、「家事」は上手くいきます。
夫婦で強力しながら、明るい貯まる家計に変身していきましょう!
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