2017年8月8日 

40代からの人生をより幸せに長く生きるために、治さなければならない病気を私は治してくる

20代の頃の私は、とにかく働くことが大好きで24時間以上(?)働いていました。

どんなに遅くまで働いていても、3〜4次会まで行って朝帰りでも、翌朝にはシャワーを浴びて元気よく出社していました。

20代の頃の私は、まさにサイボーグのような働き方をしていたのです。

しかし、30代前半で子供を2人産んで、子供を育てるためにこんなにも体力が必要なのかと改めて思い知らされました。

体力が必要、そう、人生で「健康」をもっとも意識しはじめた時期があります。

それは、私がちょうど35歳の時のことです。

35歳という年齢で、人生で初めて入院と手術を経験

「甲状腺に腫瘍があります。大きくなるなら摘出手術をしましょう。」

しゅ、手術?

手術という重い言葉に、かなりショックを覚えたものです。

35歳の時に、私は約7cmにまで肥大化した甲状腺の腫瘍摘出手術を受けました。人生で初めて入院と手術を経験しました。

今ではすっかり首元の傷跡は癒えましたが、見える所に傷跡ができたことは、正直ショックでした。心の傷跡だけが、かなり長引きました。

甲状腺腫瘍摘出手術から1年が経過。あの時はたくさんの方達の温かいお言葉ありがとうございました

何をやっても健康だった私が、まさか病気になるなんて・・。

20代からバリバリ働いて、育児と仕事の両立でパンパンな生活を送っていた私に、神様は一度休めと言っているかのようでした。

「人間、いつまでも無敵でいることなんてないんだな・・。」

人生で「35歳」という年齢が、もっとも健康を意識し始めた時期でした。

40代からの人生で大きな問題となってくるのが健康の問題

20代は仕事中心、30代は家事と育児と仕事が中心、そして40代になってから大きな問題となってくるのが、やはり健康問題です。

40代ではまだ早いかもしれませんが、私の周りでも働きすぎでうつ病で倒れたり、乳がんが見つかったりしています。

自分の病気だけではなく、周りの状況を聞く度に、健康について最近は深く考えるようになりました。

自分が健康的でも、やはり周りが健康でないといい気持ちはしませんよね。夫婦の場合、片方が先に逝ってしまったら、どんなに寂しいことでしょう。

仕事をガンガンやって、お金をバリバリと稼ぐことも大切なことです。

でも、健康だからこそ楽しめます。ガンガンと働くことによってお金をたくさん得ても、健康が減っては意味がありません。

しかし、40代間近の私としては、自分の甲状腺腫瘍手術をきっかけに「健康」への比重がどんどん高くなってきているのです。

そして、私自身、また大きな健康への問題に直面しているのです。

40代目前になって、また手術と入院が控えている

私は現在、幼いころの矯正治療の失敗から、大人になってから再度矯正治療が必要となり、「顎変形症(がくへんけいしょう)」というアゴの病気があります。

顎変形症の手術日と入院期間が決まる。すっごい怖いけれど乗り越えないとはじまらない

「MIKIさんは年齢が高いから、回復するまで若い人より時間がかかるでしょう。」

メッチャ信頼できる先生ですが、せ、先生〜、年齢は禁句です!でも、これが事実です。年齢にはどうしても勝つことができません。

40代になる目前で、私は「大きな壁」が待ち構えています。

人生の中で、また手術と入院が控えています。

私のアゴの治療ですが、余命を宣告されるような治療とは違いますし、別に放おっておいても生き延びられるような病気です。

でも、

治したい、どうしても治したい。

なぜ私はこの年齢になって、治療しようと思い立ったのでしょうか?

長生きしていくために、治さなければならない病気がある

私の病気は手術が成功すれば治らない病気ではありませんので、治る病気です。

でも、なぜ治すのか?

私は、長生きしたいからです。

人間の病気って、もう治らない病気なのか、治る病気なのか、治さなくてはいけない病気なのか、自分の意思で見立てていく必要があります。

残念ながら、治らない病気もあるでしょう。治るはずだったのに、治すことが遅すぎたために治らなくなってしまった病気もあることでしょう。

治らない病気にかかった時に、寝たきりでもいいので1秒でも多く生きていたいのか。延命なんてせずに、最期まで自分らしく生きていたいのか。

1人で孤独になって考えることなく、周囲の人と相談しながら「生き方」について真剣に考えていく必要があります。決して1人で考えないことが大切です。

「自分だけよければいいじゃん!」と思ってしまうかもしれませんが、周りの愛する人を、同時に悲しませてしまう結果にもなります。

90歳ならもう治さなくてもいいかもしれない。でも私はまだ40歳手前。治る病気でもあるし治さなければならない病気であると感じています。

いっぱいおいしいものをしっかりと食べて、健康的な笑顔で過ごしていきたいです。

まだまだ未来があることを、忘れてはいけません。

人生のライフステージに合わせて、この病気に対してどう向き合っていったらいいのかをしっかりと考えていきたいのです。

病気と上手く付き合って、90歳ぐらいまでは楽しく生きたい

今回は手術をすれば、何とか治る病気です。ただ、手術と入院はとっても怖いです。全身麻酔をして骨を切るため、出血大量でもしかしたら死ぬかもしれません・・。

でも、このままでは60〜70代になった時に、おいしいものが食べられなくなる可能性があります。今のうちに治しておけば、おいしく噛んで食べられることでしょう。

誰もが願うことかもしれませんが、私は、40代からの人生を、もっと幸せに生きていきたいのです。

だから私は自分でできることは精一杯やってみて、この病気はきちんと治します。治るのだから治します。治さなければならないと強く感じています。

もしこれから治らない病気になってしまい、100%完璧に治らなくても、もし生きられる可能性があれば、うまくその病気と付き合っていきたいです。

人間の細胞はどんどん衰えていきます。細胞の劣化は止められないけれど、進行を遅くしたり、いい形に変化することはできます。私もいい形に変えることで、長生きしようとしています。

体に入る食べ物を考えることも大切ですが、耳に入る「言葉」も同じように大切です。

グチや悪口は体によくないです。どうせ言葉を発するなら、笑顔で「楽しい!」「幸せ!」など、いい言葉を言った方がよっぽど健康にいいです。

時間は「有限」です。

どうせ時間を使うなら、人のためにもっと何かをしていきたいですね。

もうどうしようもなくなることもあるかもしれませんが、恐れて生きるよりも、うまく病気と付き合って、私は100歳なんて言わないから、90歳ぐらいまで生きたいです。

いや、80歳ぐらいでもいいかな・・?何歳でもいいですが、太く濃い人生を楽しんでいきたい。

なんとかなるさ精神で生きていれば、自分の未来はなんとかなる!

生きるために、私は治すぞ!

どんな病気にかかったとしても、40代からの人生を幸せに生きていくために、私は治る病気をとことん治していきたい。

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