バレンタインに職場で義理チョコあげるのなんてやめちゃえば?想いを込めすぎると大変なことになるかも

「チョコ、受け取ってくれるかなぁ・・・。」
2月14日は、女子には心ときめくバレンタインデーです。
恋人同士にとってみたら、なんて楽しいイベントなのでしょう!
バレンタインデーと言えば告白です。女の子が男の子に唯一手助けをしてもらえる日です。
私が学生の時は、ドキドキの大イベントでした。
女子より男子の方が実は緊張するイベントであることに間違いありません。
「もらえるかな?」
「もらえないかな?」
そんな純粋な女子から男子に渡すイベントですが、現在では非常に気を遣わないといけないイベントにまで進化しました。
バレンタインデーには、戦略が必要になってきたのです。特に働いている女性にとってみたら悩みのタネですよね・・。
統計によると、働いている女子で義理チョコを渡す人は7割以上なのだとか!
かなりの多さに、私はびっくりしてしまいました。
私も現在の職場で入った時は渡していたのですが、とんでもない事をきっかけに、義理チョコを渡すことをやめてしまったのです。
入社した時に、バレンタインデーにあげるかどうか悩んだ
「やっぱり、バレンタインデーの日に、義理チョコでも渡した方がいいよね?」
私と同期の女の子同士にとって、初めての職場でのバレンタインデーを迎え、渡すかどうか、ずっと悩んでおりました。
本来、お局さんなどがいて会社の慣習に従うのが普通だと思いますが、当社には女子が当時3人しかいませんでした。
だって、がっつりメーカーですもん。
設計部隊、女子なんていませんから。
もう1人は事務の独身の女の子です。
事務の子とは会話をしたことがないので、同期2人で決めることにしました。
結局色々と悩んだ結果、部署内だけにそれぞれ買ってきて贈ることにしたのです。
気合いを入れて個別に手書きのカードまで添えた
初めて迎える転職後のバレンタインですから、やっぱり感謝の言葉って必要だなぁと思ったのです。
メッセージカードを買って、1人1人に手書きで書きました。
デパ地下で結構高級なチョコレートをセレクトして、店員さんにお願いして、カードも一緒に梱包してもらうことにしました。
「うん、これだったら、きっと喜ばれそう。」
1口サイズのチョコに高級な包装紙、そしてきっと伝わるであろうメッセージ入りです。
感謝の気持ちがいっぱいに詰まった、バレンタインデーの贈り物が出来ました。
バレンタインデー当日は丁寧にひとりひとりに配り歩いた
「いつもありがとうございます。」
「どうも・・・。」
エンジニアの方は、やはり照れ屋がとっても多いです。表現ベタというか何を思っているのかさっぱりわかりません。
それでもくじけずに渡り歩きました。
義理チョコなんてもらっても迷惑って思っている方も、実際はいらっしゃるかもしれません・・。
だって、ホワイトデーにお返ししなければならないじゃないですか?
それでも誰も遠慮せずに、きちんと受け取っていただきました。
「ふー、やっと配り終えたー!」
私も受け取った方も、バレンタインデー当日は、かなり神経がすり減ってしまったかもしれません。
そしてバレンタインデーが終わって1か月後に、ホワイトデーを迎えることになったのです。
ホワイトデーにびっくり仰天なことが!
ホワイトデーのことなんて気にしているのは、告白した人だけでしょうか?
職場について、既婚男性の1人の人がやってきて、
「これ、バレンタインデーのお返しです。」
そっか、今日はホワイトデーなんだっけ?って気がついたぐらい。(ほんと?)
「あ?!あ、ありがとうございます。かわいいクマの箱♪」
なんと奥さんに選んでもらったそうです。
義理チョコは、ドキドキ感がまったくないです。気持ちはお歳暮をもらうような感覚です。
でも、その後さらにびっくりしたことが起きました。
「みきさん、これ、お返しです!!」
な、なんだ?
そんなに、テレビの告白番組のように真剣な表情で渡さなくても・・。
贈った金額が1人500円ぐらいだとしたら、3,000円はするんじゃないの?と言うぐらいの豪華さです!
クッキーに加えてアクセサリーやハンカチ、ゴルフ用の手袋にゴルフボールがセットになっています。
これは一体何?
一緒にプレーしましょ!ってこと?
私、ゴルフしませんから・・・。
うれしいを通り越して、無駄金を使わせてしまったことに対して、とっても罪悪感が残りました(汗)
「ちょっと想いを込めすぎてしまったかなぁ?」
非常に反省した私でした・・・。
職場の義理チョコ制度に私が思うこと
最近のバレンタインデーって、やっぱり何か変です。企業戦略にまんまとはまっている感じもします。
女性が配らなければという、脅迫概念を持っているんだと思います。
もらった方も大変ですよね。もらいたくもなかったかもしれないのに、もらったから返さなければならない。
とってもめんどくさいです!
お互いが脅迫概念におびえてしまいますし、お互い無駄な出費の使い合いです。
なんであんなに気合いを入れてしまったのか、たくさんの無駄金を使わせて、気を遣わせてしまったのかと、今でもバレンタインデーの時期になると落ち込みます。
現在当社では、バレンタインデーの風習は私が廃止しました。
無駄な神経のすり減り防止と、家計の経費削減です。
誰にも利益になりませんからね・・。(楽しみにされていた方ごめんなさい)
職場内で渡す時は、本気で好きな人にあげましょうよ。それこそ男性が、きっと心の底から喜んで受け取ってくれるはずです。
ホワイトデーが、心から待ち遠しくなるような素敵な想いを届けましょう。
職場恋愛が、いつの間にか結婚に発展するかもしれませんよ?(私も職場恋愛)
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