2014年11月15日 

好きなことを仕事にしたり、趣味を本業にしてお金を得る事は果たして悪いことなのだろうか?

「好きなことを仕事にしよう!」

「あなたの趣味を仕事にしてみませんか?」

本屋に行って資格の本のコーナーに行くと、こういったキャッチコピーがついた本が目に入ってきます。

「好きなことを仕事にねぇ・・。」

「子どもが出来るまでは考えていたけれどねぇ。」

子どもが出来てからは、仕事への優先順位はこうなっています。

勤務地 > 残業の有無 > 土日休み > 休みやすさ > ・・・・ > やりがい

うぁーー!!

や、やりがいがーー!!

優先順位がはるかに低くなっています。

いいんです、いいんです。

今はこのスタイルが合っていますから・・・。

でも一生は一度しかない。

このままやりたくない仕事で、仕事人生が終わっていいのでしょうか?

そんな疑問がふつふつと沸いてきたのは、果たしていけないことなのでしょうか?

趣味を本業にすることは悪いことか?

好きなことを仕事にすることについて、世の中には色んな意見があります。

「好きなこと、趣味を仕事にするなんてやめておいたほうがいい。」

どんなことでも仕事にすると、お金と人間が絡んできます。

妬みや嫉妬の嵐にあいます。

好きだと思って就いた仕事なのに、だんだんとイヤになってきます。

お金をもらって生活をしていくことで、別のストレスが発生することあります。

「趣味のままにしておけば良かった。」

好きだったことが嫌いになってしまいます。
これでは仕事にした意味がなくなってしまいます。

私自身はどう思っているかと言うと、趣味や好きなことを仕事にすることは「大賛成」です。

料理が好きで家で料理を作っていて、ブログにアップしていたら人気ブロガーに。

目に止めた出版社から本の出版依頼がきて、普通の主婦がカリスマ料理研究家へ!

自然が大好きで仕方がなくて、ボランティアで野山をツアーする企画を作って、いつの間にか同士が集まって野山探検ツアーの経営者へ。

兄から聞いた話なのですが、自衛隊の訓練がイヤでイヤで、でも唯一みんなの食事作りがとっても楽しいという人がいたそうです。

作って食べてもらう喜びが忘れられず、自衛隊を辞めてパティシエに変貌した人もいたとか。

そんな人、数少ないかもしれませんが、趣味レベルからスタートしていつの間にか本業を実現した人は、実は世の中にたくさんいるのです。

好きなことをしたいからする

私達は生活をするためにお金を稼ぎに行っています。
お金が得られないと働かないかもしれません。

しかし!本気で趣味を仕事にしようとしている人達は、お金のことは最初から頭にありません。

好きなことをしたいからする。

心がワクワク楽しくて、1日他の事が考えられず、気がついたら1日終わっていた。

それぐらい大好きなことをやるために、まずは飛び込む!

無一文で極貧生活になってでもいいから、やりたいからやる!

それを見ていた周りの人達が、その人の人間として輝く姿を見る。

本気で取り組む姿に感動して、共感して虜になっていく。

「料理がおいしそう!」
「こんな料理食べてみたい!」

「この人なら信頼出来そう!」
「こんな感動する歌聞いたことがない!」

「この人のお笑いトークオモシロ過ぎ!」
「もっとこの人のお笑いが見たい!」

「この書いた文章素晴らしい!」
「ぜひ本にして読んでみたい!」

周りで見ている人達が、この人にお金を払ってでも食べたい!聞きたい!見たい!と思えるようになることで、その人にお金が入ってきます。

そう、好きなことや趣味でお金を得ている人は、発想が逆なのです。

お金を得たいから、仕事をするのではありません。

好きな仕事をした結果、お金が後から付いてきただけなのです。

趣味から自然とお金が入ってくる楽しさを持とう!

それでも生活がかかっているのは事実です。

「本業なんて辞めて飛び込む勇気なんてない。」

ほとんどの人、おそらく90%以上の人がそう感じているに違いありません。

私もその1人です。

組織から抜け出す恐怖との戦いで、戦いに勝つには相当の勇気がいるはずです。

趣味からお金を得られるとはどういうことか?

あるアイドルが好きで好きで、大好き過ぎてブログに書いていて、その熱い思いが画面を通じて伝わってきて、いつの間にかファンが大量に出来ていたり・・・。

アイドルの事を知って欲しいために、色んな商品をアップしていたら、いつの間にか収益が発生していた!

お菓子作りが大好きで大好きで、日々作るお菓子をブログに載せたとします。

「うぁ!おいしそう!どうやって作ったんですか?」

そんなやりとりを楽しんでいて、材料をブログで紹介していたら、それが収益に・・・。

料理教室を開く軍資金になっていた人もいます。
いづれも最初からお金のことを考えていません。

最初から売る気満々だとわかると、日本人は売り込みが大キライですから、ファンはどんどん離れていきます。

でもその人が本気でその商品が好きで、好き好きだけモードが伝わってくると、思わず引き込まれて買ってしまいます。

それでも本人にとってみたら、

「趣味からお金が発生するなんて悪いなぁ。」

お金が発生することに敬意を示しています。
素敵な発想だなと、私はいつも感じます。

私もね、今はブログを書くことが大好きで、私の趣味と言っても過言ではありません。

たぶん、子どもがいなかったら、1日中記事を書いているはず(汗)。

何時間かかっても没頭していて、昼夜問わず好きなことをしていられることはとっても幸せなことだと感じています。

でも楽しく続けていくには、この逆転の発想をすることが大事です。

お金を気にせず好きだから取り組んでいたら、いつの間にかお金が発生していた。

お金が欲しいんだー!って全面に出すから続かないのです。

そう思うようにしたら、すごい気が楽になりました。

たとえこの記事から収益がわずかでも、

「ワクワク楽しいからやる。」
「読んでくれている人がいる。」

それだけでいいと思うようになりました。

ちょっと前までは、収益に対してギラギラでしたけれどね。

その楽しんで行った結果として、小遣い程度にお金を頂ければいいなと思うようになりました。

私がしている「書く」ことはいったいなんだろう?

note_20141115

私がしている書くことというのは、趣味以上本業未満のレベルですね(汗)。

趣味は、自分だけが楽しめればいいです。

でも趣味を本業にするためには、自分だけが楽しむ領域を出て相手もよろこべるレベルにしないといけません。

相手からお金をいただくという意識を持つことが大事です。

プロとはそういった意識が必要なのではないでしょうか?

お金を払ってでも読みたいと思ってくれる。
そんな人が自然と集まってくれるといいですね。

趣味が将来の夢に自然とつながるまで、日々思うように行かないはずです。

うん、上手くいかないことの方が多い。多すぎる・・・。

頭抱えて、へこみながら模索しながら続けておりますが(涙)。

才能がお金になるってきっと素敵なこと!!

今の趣味以上にワクワクすることを続けて、この心の中にあるエネルギーをもっとお金に変えていきたいと考えています。

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