小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School」で体験入学。結果ではなく過程を考える力を養う大切さ

「子供の習い事、どうしよう?」
我が家の長女はもうすぐ小3になりますが、何一つ習い事をしていないのが悩みです。
毎日学校と学童と家との往復だけで、何か1つでも興味がある分野を伸ばしてあげたいと親としては考えています。
水泳、英語、そろばんなど色々ありますが、まったく興味を示さず・・。
ずっと子供を観察し続けていたところ、タブレット端末による学習やスマホの知育ゲーム系には飛び抜けて関心を示すことがわかりました。
私と夫が元IT系の会社で働いていた元プログラマーであるためか、私たちもIT系のスキルを身につける大切さは痛感しています。
先日も自宅で子供向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を体験させてみたところ、すごい夢中に!
子供向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を小学生が実際に試してみて果たして動かすことが出来たのか?
「試しに小学生向けのプログラミングスクールの体験入学に行ってみようか?」
「うん、行ってみたい!」
親子で話し合った結果、サイバーエージェントグループの「CA Tech Kids(シーエーテックキッズ)」が運営する小学生向けのプログラミング教室「Tech Kids School(テックキッズスクール)」に行ってみることに。
新1年生も参加可能ということで、今年小学校に入学する次女も一緒に体験入学してくることになりました。
さて、今親子で大人気の習い事である「子供向けプログラミングスクール」は、一体どんな感じだったのでしょうか?
プログラミングスクール開催場所は、「渋谷マークシティ」13階!
今回体験入学に行った場所は、渋谷駅直結ビル「渋谷マークシティ」の中にある13階です。
Ameba(アメーバ)で有名な大手IT企業である、サイバーエージェントにやってきました。
「あ、アメーバピグだ!」
アメブロをやっていた私としては、アメーバピグを作っている会社に来ただけで心がドキドキです。
それでは早速会場の中に入ってみましょう。
Tech Kids Schoolプログラミング体験は、こんな手順で行われる!
「こんにちは、本日はよろしくお願いします。」
娘達は、受付でお兄さんとお姉さんにご挨拶です。
会場に入ると大きなスクリーンがあって、3つのテーブルが設置されていました。
小人数に分かれて、チームで教えていただけるということです。
体験相談会に選べるコースですが、以下の5つの中から選ぶことができます。
- iPhoneアプリ開発コース
- Webアプリ開発コース
- Scrathゲーム開発コース
- 2Dゲーム開発コース
- Minecraftプログラミングコース
小1・2年生は「Scrathゲーム開発コース」のみ体験することができますので、我が家の娘達は同じコースを選びました。(予約はネットから可能です)
「さて、それでは今からはじめますよ〜。」
ほとんどが小学校低学年の子達でしょうか?
小5〜6年の大きな子も3人ぐらいいました。
「お兄さんを、この名札のニックネームで呼んでね!」
優しそうなお兄さんがスクリーンの前に立って、ユーモアたっぷりな説明がはじまり、子供たちは興味津々で楽しそうに聞き入っていました。
このように自分のニックニームを書き込んで、お互い呼び合うときに使うようです。
ゲームやアニメなど、自分の興味があるものを塗っていくことからはじまりました。
次女は、お姉ちゃんがどのように塗っているのかとっても気になるようです・・。
タイピングをすることはなくて、キーボードがわからなければローマ字表もありますし、イラストがいっぱい載っているテキストも一緒にありました。
スタッフの方は、ほとんどが主にプログラミングを学んでいる理系の大学生・大学院生で、自分でアプリ開発をしているなど高い技術力を持つ方達ばかりです。
テーブルにスタッフの方がついてくださるので、わからないとすぐに丁寧に教えていただけます。
Minecraft(マインクラフト)でプログラミングをやってみよう
D-SCHOOLオンラインの口コミ・評判を徹底解説
こちらは世界中で大人気のものづくりゲーム「Minecraft(マインクラフト)」の体験風景です。
高学年の子たちが一緒に「すごーい!」「おもしろい!」って言いながら、真剣になって聞いていました。
このようにスタッフさんが手とり足とり子供にわかりやすく教えてくださっているおかげで、パソコンに張りついて真剣にモノづくりに取り組んでいました。
さて、肝心のプログラミングは完成したのか?
「お母さん、見て!クルクル動くでしょ?」
ひと通り説明を聞いたあとに画面を見てみたら、長女は1度おうちで学習してきているせいか、得意げになって動かしていました。
「ママ、私のもトコトコと歩いたよ。」
次女はパソコンなんて触ったこともなかったのですが、最後の方はマウスパッドで上手に操作をして、きちんと動くモノを作りあげておりました。
スタッフの方に聞くと、参加者のうち約8割以上はプログラミング初心者ということでした。
まったく触ったことがなくても、ここで動かすものを作りあげることができるのですね。
たった2時間の間に、パソコンの基本的な操作から簡単なプログラミングまで楽しめちゃうのってすごいことだなぁと、感心しながら見ておりました。
体験相談会では、親向けに「Tech Kids CAMP」の説明会あり
この2時間の中盤ぐらいになってから、親向けに「Tech Kids CAMP(テックキッズキャンプ)」という、春休みや夏休みを利用して行う短期集中講座の説明会がありました。
この短期集中講座は、3日〜5日間の中で小人数でグループを作り、開発だけが目的ではなく子供たちが仲良くなって一緒にモノづくりをしていくというコンセプトも含まれているようです。
お昼ごはんも一緒に食べたり、遊ぶ時間もあるそうですよ。
ここで集団で楽しくなにかを行うチーム力や団結力が養われるのですね。
キャンプの最後には、自分で開発した作品をみんなの前でプレゼンテーションをするそうです。
発表会に向けて、より効果的かつ魅力的なプレゼンを実施するための組み立て方や、伝え方まで学ぶそうです。
大人でもみんなの前で自分の仕事の成果を発表する機会なんてあまりないだけに、子供のうちから自分で発信する力も養うことができます。
わずか数日間ですが、学校を超えた仲の良い友達も出来て、一緒にゲームを作り上げる達成感も味わえるそうです。
子供の自主性を養っていきたい親としては、ほんと考えてしまいますね・・。
短期集中キャンプと通常受講クラスの料金はこちら
親としては気になるのが、料金体系です。
短期集中講座である「Tech Kids CAMP」のコースと料金
コースは4種類で、料金は以下の通りです。(すべて税別)
- Tech Kids CAMP Junior: 44,000円
- Tech Kids CAMP Trial 3 :42,000円
- Tech Kids CAMP Basic 5 :66,000円
- Tech Kids CAMP Advance 7 :91,000円
小1・2年生対象である「Junior」は3日間コースで約4万円ですが、3〜6年生向けの「Advance 7」の5日間ですと約9万円もします。
いや、すごい価格ですね。
別途パソコンを持っていないとレンタルが出来るようでして、3日間だと3,000円(税別)、5日間だと5,000円(税別)です。
スタッフさんに聞いたら、約7割の子がレンタルするそうですよ。
早期申し込み割引制度ですとか、お友達紹介キャンペーンなどを使うと数千円安くなるみたいです。
通常の通学コースでは「毎週クラス」と「隔週クラス」あり
キャンプではなく毎週通うクラスですと、1ヶ月約2万円は覚悟が必要です。
1日2時間 × 4回ですが、いや〜、それにしても高いですね・・。
隔週でも約1万円はかかりますが、習い事としては妥当な金額なのでしょうか?
ほとんどが土日クラスの開講が多いのですが、曜日が合わなければ、他の曜日や時間帯に振替をすることも出来るようです。
論理的に考える力をつけて、結果ではなく過程を大事にする時代に
今回実際に教室に行って体験をしてきましたが、長女は高学年の男の子と一緒に、マインクラフト談義で花を咲かせておりました。
Minecraft(マインクラフト)でプログラミングをやってみよう
D-SCHOOLオンラインの口コミ・評判を徹底解説
「うちでこんなマウスやキーボードの操作って、教えたっけ?」
夫と一緒に顔を見合わせて驚いてしまいましたが、子供ってすごい吸収が早くって、大人がびっくりしてしまうぐらい覚えが早いです。
私の子供時代はスーパーファミコンが流行っていて、自分でプログラミングを作って動かすなんて、まったく想像出来ませんでしたけれどね。
今はネットが発達してきて、スマホやタブレットも子供が日常の生活で目にする機会がとっても増えました。
学習教材も、今は紙ではなくてタブレットで分析しながら学んでいく時代です。
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もはや今の子供たちは、「ITなしでは生活できない」時代になったなと感じます。
この子供向けプログラミングスクールは、コードをカタカタと書くわけではありませんし、難しいことは一切していません。
どういったしくみでモノが動くのかという、空想力や発見力を養う目的があるのではないかと思いました。
生まれた時からデジタルに触れている「デジタルネイティブ世代」だからこそ、ただモノを消費するだけではなく、どうやって動くのかというしくみまで理解することが大切ですね。
プログラミングは、将来プログラマーだけに必須の知識ではありません。
私も感じていますが、プログラミング言語を覚えると日常で論理的に考えられるようになってくるんです。
「もしこの場合〜だったら。」って、常にIFによる条件分岐で考えています。
たまに頭がオーバーヒートしてエラーを起こしてしまって、常に修正しながら生きていますけれどね(笑)
どんなことでも試行錯誤の末にものを作り上げる力は、どのような職に就いても役に立つと感じています。
トラブルを経験すると情報リテランシーが高くなりますし、リスクを認識して対処方法を身に付けていくことができます。
アメリカやイギリスなどと同様に、日本でもプログラミング教育は今後必須科目になっていくかもしれません。
これからはテストの結果ではなく、考えた過程が大切な時代になってくるのではないでしょうか?
考える過程を身に付ければ、どんな失敗の状況でも立ち直れる子になれます。
成功が大事なんじゃなくて、失敗からどう立ち直れるかの力が大事なのです。
体験してきた結果、我が家は今後どうするか?
今回体験入学してきましたが、我が家は今後どうしようかなぁ?
子供には「論理的思考力」や「アイデアを実現する力」をぜひ身につけて欲しいのですが、親子で都心に通うのがとっても大変です。
都心に住んでいる子とそうではない子との教育格差が、「通える場所」でも生まれていくのでしょうね。
長女はとっても積極的で楽しそうでしたが、次女はまだ早かったのか知恵熱が出てしまい、次の日はぐったりと疲れ果てていました・・。
小4〜5年生は良さそうですが、小6になると塾に流れてしまってやめて行く子もとっても多いそうです。
やはりまだプログラミングが中学受験には必要ないことで、プラスα的なお勉強は楽しむためという目的で来ている方が多いのかもしれません。
何でも続けていかないと、意味がありません。
夫とも話し合った結果、お金も結構かかりますし、他のプログラミング教室や評判の良い塾も探してみようと思います。
実際の我が家の娘達は、まだまだタブレットのゲームで遊んだり、外でふざけ回っていることの方が多いですからね。
親としてはもっと勉強して欲しいんですが、まだまだ外で思いっきり遊んでいる方が子供の成長には良さそうです・・。
これから子供の習い事どうしようかな?と思われていたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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