2014年8月31日 

年間の目標貯金額以上は無理して節約して貯めない。それ以上はお金は使うという「勇気」を持つ

「もっともっとお金が貯まったらいいのになぁ。」

「何も使わなければお金は貯まるんだから、使わないようにしようかな。」

お金が入ってきたら貯金額をアップするために、どうしても節約思考に走ってしまってしまい、お金を使う事が嫌になってきてしまいます。

だんだん年の後半になって貯まってくると、この傾向が出てきてしまいますよね。

せっかく頑張って貯めたお金は、使ったらなくなってしまいます。

「こう思っているのって、私だけ?」

やはり、借金より貯金の方が良いに決まっているし、貯金は多いに超したことはありません。

でも日々考えるのは、貯金は多ければ多いほど幸せなのかということです。

あなたは、幸せなお金の使い方が出来ていますか?

自分自身は一体どうなのか、ここで振り返ってみることにしました。

お金を貯めるだけの家計になっていないだろうか?

我が家には、新築一戸建て購入に失敗し、売却損でできてしまった借金500万円を抱えてしまったつらい過去があります。

借金500万円をたった1年で完済した時の家計簿公開。返済は地獄だったけどお金の失敗はプラスの財産

その時は、何も買うことが出来なくて、どこにも行く事が出来なくて、ただ食べるだけ、呼吸しているだけで、動物のように生きていただけでした。

お金がない恐怖って、こういうことでしょうか?

会社の人がハワイ旅行に行き、お土産にチョコレートをもらってとっても嬉しかったけれど、正直心底からうやらましかったです。

「今日は飲み会だぁ!どこ行くー?」

週末は社内みんなウキウキで、一人寂しく行けずに泣きながら帰ったくやしさでいっぱいでした。

お酒なんて買う余裕なんてなくて、水をお酒と思って飲んでいました。

借金返済に死に物狂いの1年間だった私としては、

あんなつらい思いを2度としたくない!

必死になって借金を1年で完済しましたが、貯金ゼロ家計からもがく日々で、節約リバウンドで浪費をする毎日でした。

支出額をただ記錄することではなく、こうやって「マインド重視家計」を実践したことで、浪費家計から貯蓄筋肉家計に意識を変化させていきました。

しかし、結婚してから12年は、1度も年間貯金額300万円を達成したことがなく、去年はまだ浪費体質が残り、最高で280万円でした。

「くやしい!絶対に貯めたい!」

何が何でも貯めたい精神でやってきた今年前半です。

我が家は来年中にはこのままいくと、誰もが憧れる大台貯金額に乗るかもしれません。

貯金15万円から始まった結婚生活12年目で、なんとか平均並みの生活に戻ってきたことで、貯めるだけの思考に変わりつつある我が家です。

こんな生活を続けるうちに、ふと考えたことは、

「このままでいいのだろうか?」

「貯めるだけでいいのだろうか?」

ふと、疑問がふつふつと沸いてきたのです。

目標貯金額以上はお楽しみ費に捻出する勇気を持つ

「今年こそ、300万円を絶対に達成したい!」

しかし、また必死に節約!節約!に走って、家族のお楽しみに使ってないでしょうか?

浪費になりやすい項目であるレジャー費など、しっかりと計画しているでしょうか?

私は今年の年頭に、大型レジャーには年間2回必ず行くと計画していました。今年に入ってから、5月に箱根の保養所に行けたので1度は達成済です。

でも、やっぱり気になる目標年間貯金額です。

「出来れば、レジャー費は節約したい!」

それなので、我が家では、9月に保養所に行く計画を立てました。しかし、10月も別の保養所に行く計画を立てました。

なぜか?

ダブルで当選したからです!

我が家の方針として大きなレジャーにドン!と行くのではなく、小分けにしてチョコチョコと行きたいです。

我が家の長女が、

「大きな布団1枚で、みんなでゴロゴロするのが楽しいんだもん!」

この小さな子の大きな楽しみを、奪ってはいけないと感じています。

倍率が高い保養所が今ノー抽選で行けるようになった背景

今までの傾向では不況であったためか、激安な保養所に行くのは抽選が必須で、倍率10倍はするであろう抽選に当たる必要がありました。

しかし、アベノミクスを経て、世の中の収入が増えたのか、最近の保養所は抽選不要で行けてしまうのです。

保養所の状況を見て、世の中の経済情勢がわかるとは!

収入が上がると、みんなイイトコ行くのですね。保養所より海外旅行かもしれません。

しかし、場所ではなく、心の満足度を重視するのが我が家です。4人で宿泊費3万円以下で行けるのが、お得すぎる保養所です。

部屋は100平米はあるであろう豪華な作りでして、夜は豪華な夕食で、朝は楽しいバイキングです。

レジャー費を含めても、現金4万円を持って行けばおつりが出ます!

「サラリーマンで働いていて良かった!」

これぞ、日々つらくても組織に属している醍醐味でしょうか?

こんな激安な宿に無抽選で行けるのであれば、3ヶ月に1度はゼッタイに行きたいです。

夫は小さい頃のレジャーの記憶がありません。

そして中卒である理由は、

住宅ローンの支払いに、全部親に使われてしまったからです。

実は妻の私の方にも、レジャーの記憶がないです。

年収1,000万円以上のバルブ収入があったはずなのに、父と兄が家にいなかったので、思い出が作れなかったのは仕方がないです。

我が家は、親が反面教師です。

ローンの支払いも大事だけれど、貯金も大切だけれど、目標貯金額300万円到達する見込みがあるのであれば、それ以上は無理に貯めずに、

お楽しみに使おう!

貯めたいけれど、使うという勇気も大切です。この勇気は貯めたい気持ちに逆らうから大変なのです。

でもね、

500万円を1年で完済した実績がある!

まじめに働いていれば、お金はあとから必ず取り戻せます。

しかし、楽しかった時間の記憶は、後からでは決して取り戻すことは出来ません。時間はお金と同等、我が家はお金以上に大切だと思っています。

しっかりと目標を達する意志と計画を継続し、

記憶と体験にしっかりとお金を使おう!

お金は使うことで、「お金の価値」が出てくるのです。

1年間で100万円貯金する方法は、この習慣を大切にしよう!

1年で100万円を貯金する方法。お金を貯められなかった私ができるようになった理由はこの習慣

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう