小学生の塾っていつから必要?中学受験を視野に学童保育を継続するかどうか迷って出した結論

我が家の長女が学童保育にお世話になってから、丸2年が経過しようとしています。
学年が上がるごとに学童保育に入れる点数が下がってきますので、今年は無理かな?と思っていたのです。
しかし、学校から遠くて不人気の学童保育だったせいか、小3でも運良く「入所承諾通知書」をいただくことができました。
学童保育はとても気に入って通っていて、親としてはつい安心しきって小3になってからも継続して通う予定にしておりました。
「あのさ、お母さんさ・・・。」
しかし!もう少しで新学期がはじまるというのに、ここで我が家に進路に関する重大な事件が発生してしまったのです。
学童保育に通うことを断固拒否しはじめた長女!
「お母さんさ、もう学童行きたくない!」
えぇ〜〜!
あんなに楽しそうに学童に行っていた長女ですが、来年からはもう行きたくないというのです。
行きたくない理由をじっくり聞いてみると、学童の中の定員がパンパンでギューギュー詰めで息苦しいとのことです。
確かにたまに早めにお迎えに行くとよくわかるのですが、保育園と違って大きな子どもたちが狭い所で自分の居場所探しで押し合いへし合いしているのです。
まるで狭小住宅の「うさぎ小屋」のようです!
これじゃあ、イヤになるのも仕方がありません。
宿題もやったらやりっぱなしで別に見てくれるわけでもないし、おやつも市販品だしこれだったらのんびりと家にいたい!と。
私も在宅ワークに切り替えたこともあり、子供が早く帰ってきても特に問題がなくなってきました。
小2の後半ともなると本当にしっかりしていて、1人で出かけることもお留守番も全然問題ありません。
「そっか、小3でやめようか。やめてどうしようね?」
我が家は下の娘が来年から小1になりますので、一緒の学童に通うことにしていたのですが色々と悩みます。
長女が学童やめるなら、次女もやめようかなと。
もしくは、次女だけ学童に行かせようかなと。
色々と悩んでいるうちに、さらなる事件が発生してしまったのです。
学童保育の役員決めが「あみだくじ」に。その結果・・・
毎年1回、PTA役員決めがあるように、学童保育にも役員決めという正念場がやってきます。
会長や副会長、書記やお弁当手配係など総勢10人ぐらいは役員をやらないといけないのですが、みんな仕事で忙しいですから誰もやりたくありません。
役員決めの父母会で何人かは立候補したのですが、会長とあと2人の役員が残ってしまいました。
「我が家は途中で学童をやめるかもしれないのですが、その場合どうしたらいいですか?」
役員を引き受けても、途中で学童をやめたらご迷惑がかかりますので、思い切って聞いてみました。
「その場合は、ご自身で別の方を探していただくことになります。」
なんというアナログ的なシステム(汗)!
MIKIさんがやったらいいのに、在宅ワークなんだから!と色々と遠回しでいやみを言われつつも、長女の言動に困惑して挙手できず・・。
結局最後まで決めることができず、とうとう残り3人の役員を「あみだくじドットコム」という電子的なあみだくじで公平に決めることになりました。
そして結果は・・・、
見事に役員当選!あちゃー。くじ運強し。
途中でやめる可能性があるというのに、一体どうしたらいいのでしょう。
幸いなことに、次女は「学童保育に行きたい!」と言っていることで、次女だけは何とか学童保育を継続してもらうことで、役員を引き受けることにしました。
2人の娘の学童保育撤退というルートはここでなくなり、次女は学童継続確定で、長女だけ学童撤退路線が強くなってきました。
長女の学童撤退後は、塾通いをさせるか?児童館か?
小3になる長女の進路で学童継続がなくなったことで、放課後の使い方で新しい悩みが発生してきました。
習い事も今まで色々と検討してきてはいるのですが、自宅近くにちょうどいい習い事がありません。
そうなると塾か、近くの児童館で遊ばせておくか、家でダラダラ過ごすか・・。
家にそのまま帰ってくると、ランドセルをグチャグチャにしたままでマンガかゲームをしているだけですので、私が返って仕事ができずにイライラしてしまいます。
児童館では学童に行かない子達がいるようでして、違った刺激を受けてくるようですが、3DSなどのゲーム機を持って遊びに行くだけです。
うーん、ほんとにどうしましょ。
やはり小3近くにもなれば、自分の意思をきちんと持っています。
「週2〜3日でもいいから、塾通いをしてみる?」
聞いてみたところ「塾に行ってみたい!」と、顔がキラキラと輝いておりました。
嫌がるかなと思っていただけに、予想外のやる気満々モードで夫と驚いて目を丸くしてしまいました。
小学生の塾通いっていつから必要なのかしら?
学童保育をせめて小3いっぱいまで通わせようと思っていただけに、予想外の展開でどうしていいか戸惑っています。
ここで塾通いをするとなると、やっぱり考えてしまうのが小学校卒業後の進路です。
一般的に「小4」になってから、中学受験の準備をはじめるといいます。
色んな塾の説明会にも行ってみて聞いてきたのですが、早い子は6歳からでもっとも多いのが小3の2月からスタートするそうです。
中学受験を意識するとしたら、もはや塾通いは欠かせません。
受験を意識したら、早めに塾通いをはじめることに越したことはないのでしょうか?
周りのママさん達に「塾通いしている?中学受験考えている?」なんて聞ける人がいないですので、うーん、どうしたらいいものかと。
塾代も調べてみると、学童保育代なんて比べものになりません。
夏・冬期講習を含めると4年生で60〜80万円、5年生で70〜100万円、6年生で100万〜150万円はかかると言われています。
今年から塾に通うにしても通わないにしても、たくさんのお金と心構えが必要になってきていることは間違いありません。
小学校卒業後の子供の進路って何がある?
小学校卒業後の子供の進路として、以下の5つが考えられます。
- 私立中高一貫校
- 国立付属中学校
- 公立中高一貫校
- 通学区域の公立中学
- 学校選択制の公立中学
受験が必要なのが、1.〜3.ですね。
受験するかしないかなど含めて、子供の進路を考える年齢が12歳ではなく10歳からはじまってしまうのです。
私立中学ですと、独自の学校方針と教育理念のもと育てることができますが、学費がメチャクチャ高いのがデメリットです。
年間100万円程度は、少なくともかかると考えておく必要があります。
6年間完全に一貫した教育を受けられる中高一貫校では、授業料が無料なのに私立並みの教育を受けられることから、最近は大人気となっています。
子供が希望する進路によって、塾が「私立向き」なのか「中高一貫校向き」なのかをよく調べる必要が出てきます。
もちろん塾に行っても、中学受験はしないという選択肢もあります。
地元の慣れ親しんだ色んな子どもたちと共に、たくましく成長できる公立中学でも十分に学ぶことはできます。
自治体によって変わりますが、「学校選択制」を使ってより評判のいい公立中学を選択していくことだって出てきます。
ただし、3年間なんてあっという間に過ぎて、高校受験をどうするか再び考える必要が出てきます。
どのコースに進むかどうかは、子供自身が決めることかもしれません。
親として何をしてあげられるのか。
何もせず見守るだけでいいのか。
子供の特性をよく知り、よく話し合って決めていく必要が出てきました。
ゴールだけを見ない。子供のやる気の過程をよく見ていきたい
つい先日までは、学童保育に2人通わせる計画でいたのに、長女の発言から学童撤退路線を考え、役員に当選(?)したおかげで次女だけ学童継続という結果になりました。
段々と大人に成長するにしたがって、保育園という1つのレールから学童保育に移って、次はどんどん先に見えるレールが枝分かれしてきました。
レールを選ぶ時、どの道を選んで行ったらいいのか?
はじめてのことだらけで、霧がかかっていて前がよく見えません。
選択肢が増えるごとに、子供も親も「人生の悩み」がどんどん増えていっています。
悩みが増える分戸惑いもありますが、とっても大事なのはその目的地に行くまでの過程を見てあげることです。
ゴールに行くことだけが、人生の目的ではありません。
生きていく過程でどう悩み、どう考えてその道を歩いて行く事に決めたのか、その考えた過程を親が見てあげることが大事です。
たとえ途中で道を間違えたと思っても、その道からどうたどって行けば違う道に行けるかの道しるべを教えてあげることが大切ではないかと。
道を歩いて行くにも、本人のやる気がどれぐらいあるかで進む速度も違ってきます。
親の期待に答えなきゃとプレッシャーが強すぎると、心身共に疲れ果ててしまいます。
途中の駅で子供の意思を確認しながら、これから中学受験するかどうかは考えていきたいですね。
ゴールだけを見ることなく、やる気の過程を見ていこう。
人生は迷路のようなもの。迷えば迷うほど頭が鍛えられて面白い。
親子で迷いながらも、よく考えて答えを探して決めて行けば、きっといい選択ができるはずです。
はぁ〜、子供の将来の進学先って、親はいつでも気になる問題ですね。
来週早々に「学童保育退所届」を役所に出してきて、塾選びを一緒に検討していきます。
なんだか、すごい不安だなぁ・・。
よく話し合って、どの道に進むか。
親子でじっくりと決めていきたい。
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