株式投資やギャンブルをやめたいけれどやめられない理由。損失がどんどん膨らむ前にこの自覚を持て!

「もう何十万円って投資しているから、やめたいのにやめられない。」

もっとお金が欲しい。もっとお金を増やしたい。

お金の欲しさゆえにさらにお金を増やそうと思い、株式投資やギャンブルにお金を投資してみたけれど、増えるどころかどんどん損失が広がって減るばかり・・。

「もうここまで下がっているんだから、次こそ上がるでしょ?」

「もう数万円もつぎ込んだんだから、次こそ当たるでしょ?」

「次こそは!」と思ってさらにお金を投資し続けてしまい、やめたくてもやめられず、いつの間にか大金が吹っ飛んでしまうことも。

もう、あなたはやめたいんですよね?
ここで、もう、終わりにしましょう。

投資やギャンブルをやめたいと思ってもやめられなくなってしまう理由って、一体なぜなのでしょうか?

投資やギャンブル以外にもやめられないものって結構ある

今まで使ってきた金額や時間のことを考えたら、もったいなくてやめるにやめられないことって、投資やギャンブル以外にも誰にでもたくさんあるかと思います。

例えば、たまたまコンビニで見つけた雑誌を買って読んでみたら面白かったから、定期購読を始めてみたけれど、半年ぐらい読んだら飽きてしまった。

「もう、雑誌いらないんだけれど」と思いつつ、なんとなく読んでおかないともったいないし、流行に遅れたらイヤだなと思って、解約せずにズルズル・・。

「一人だとさみしいから、一緒にジムに入会しようぜ〜。」

友達に誘われてスポーツジムに入ったはいいけれど、仕事が忙しすぎてやっぱり行くことができない・・。でも、友達との付き合いでなんとなく入っている。

「この化粧水、初回900円の限定割引だって〜!安いうちに定期購入しちゃおう〜!」

化粧品やサプリメントの定期購入や、スマホのゲームやアプリなど、なんとなく惹かれて入って、毎月やめられなくなっているものって、いっぱいあるかと思います。

私も人のことなんて言えず、株式投資にハマってしまい、たった10分で65万円の損失を出してしまったことがあります。

始める時はウキウキして楽しいのですが、何度か買ってお金を投資してしまったらもう最後です。

私達は、どんどんやめられない沼の中に引き込まれてしまうのです。

私はバリバリの元デイトレーダー。仕手株でたった1分で10万円稼いだ私が株式投資から足を洗った理由

やめたいけれどやめられない状態である「サンク・コスト効果」

今まで費やしてきたお金や時間のことを考えると、やめたいのにやめられない状態のことを「コンコルド効果」といい、別名「サンク・コスト効果」と呼ばれています。

ある物にお金をつぎ込み続けることが、金銭的・精神的・時間的にも損失につながっていると、頭の中ではわかっているのです。

でも、今までの投資が惜しくて、投資をやめられない。こんな状態のことを「サンク・コスト効果」と呼んでいます。

例えば、パチンコやスロットなどで、「5万円投資しているから、勝つまでやめられない!元が取れるまでやろう」と焦って、必死になってしまうかと思います。

株式投資でも、「10万円投資したら、急落して一気に12万円マイナスに・・。そろそろプラスになるはずだから、まだ持っていよう。」と、損切りできず状態に。

この心理状態が、まさに危険な状態となっています。

5万円使っているから、今やめたらすでに使ってしまった5万円がもったいないと思い、さらにお金を使ってますます損してしまうのです。

それまでに多額のお金を使っているから、損切りするのはもったいないと思ってしまうのです。

もったいないから、元を取ろうとしてしまうのです。

もったいないと思う気持ちがなかなかやめられず、借金取りに自宅まで追われるなど、最悪の事態になるまでやめることができないのです。

泥沼にハマりにハマってしまい、続けるためにさらにお金が飛んでいくことを繰り返さないために、一体どうしたらいいのでしょうか?

もうすでに使ってしまったものは取り戻せないことを自覚する

この危険な心理状態から抜け出す方法、それは、

すでに使ってしまったお金は、どうしようもない。

ということを、自分に言い聞かせるしかないです。

もうどんなに頑張っても、もがいても、泣きついても、決してそのお金は戻ってきません。

「当たれば取り戻せるんじゃないか?」

「明日は上がって、爆上げするんじゃないか?」

株式投資やギャンブルの世界では、こう思ってしまいがちですが、こんなことを思っていてはいつまで経っても「サンク・コスト効果」から抜け出せません。

確かに勝つことができたり、爆上げをすれば、今まで使ってしまったお金が返ってくるような気がしてしまうかもしれません。

しかし、実際にはかけているお金や時間が多ければ多いほど、思い込みから来る判断ミスが多くなり、結局は出るお金が増えて、損を拡大させていってしまうのです。

この状態から抜け出すためには、

 

勇気を持って決断して、諦める。

もう使ったお金はどうすることもできないのですから、諦めざるを得ないことを自覚するのです。

私も過去に散々「儲かる投資方法」や「この株を買っておけ!」という、投資家の甘い言葉に誘惑されて、お金がどんどん儲かって人生がバラ色に変わると思っていました。

勇気が持てずに、何十万円というお金が一瞬で吹っ飛んでしまったのです。

もったいないと思って更なる投資を続けたとしても、何も解決することはありませんし、そこで何も生まれないのです。

もったいないと思ったのなら、次にどう行動するかを考える

人間は、どうしても心が弱い動物です。

ギャンブルで10万円も使ってしまったらもったいないと思ってどうしても取り戻したいと思う気持ち、とってもよくわかります。

でも、ここで2つの選択肢を考えてください。

  1. 10万円使ったけれど、もったいないから更に投資する
  2. 10万円を使ったけれど、諦めて次に進む

この2つの選択肢で、果たしてどちらが今後あなたのためになると思いますか?

答えは「2.」で、諦めて次に進むです。

洋服を引っ張られて前に進みたいのに進めない状態でも、その洋服をポイッと投げ捨ててまで、苦渋の決断をして前に力強く進むのです。

もったいないと思うことは、決して悪い事ではありません。

でも、ここで気がついたなら、選ぶ選択肢は1つしかありません。

もったいないと思って自覚した上で、次に自分ができることは、どう行動するかです。損失を拡大しないために、私たちは自覚することしかできないのです。

諦めるのはつらいけれど、今後のためにも勇気ある撤退を!

今まで費やしてきた時間、たくさん使ってきたお金・・。

諦めることって、とってもつらいです!

でも、続ければ続けるほど、引き返す判断も大変になります。「私は冷静な判断ができる。」と思っている人ほど、その心理のワナにハマりやすくなっています。

ここで勇気を持ちましょう。

勇気ある撤退を持つことが、今後多くの時間とお金を失うことから防ぐことができます。

「あぁ、もったいない。」と思った時は、その後の人生の方がもったいないです。

ただ人間は、100%完璧にできる強い意志は持てません。今までの自分を攻めることなんてしなくていいのです。

もし1人の意志で解決することが難しければ、医療機関などの専門家に頼ることも大切です。1人で悩むことをせず、まずは人に相談する勇気を持ちましょう。

今まで失ってしまったものは、今後の人生に役立つ勉強代だと思えば、つらくて泣く思いで勉強した分、大きく今後の人生に返ってきます。

勉強したのですから、これからは「損してもいいライン」を自分で作っていきましょう。10万円が損切りラインだったら、超えたら「勇気ある撤退」が必要です。

私も散々お金と時間を費やしてきましたが、「目を覚ませ!」」と家族や周りの詳しい人に言われて、やっと自分が「サンク・コスト効果」の危険な状態にハマっていること気づきました。

今では危ない投資生活から抜け出すことができたことを、本当に心から感謝しています。

どうしようもないことは、どうしようもないと自覚せよ!

その勇気ある決断をできる人だけが、最終的には損をせずに得をして、真のお金持ちになっていけるのです。

ABOUTこの記事をかいた人

橘 桃音(たちばな ももね)

東京都多摩地域在住小学校2人の娘を持つ母。機械メーカーで10年間勤務した後に独立。
このブログでは、生きていく上では欠かせないお金や家のこと、自分らしい生き方や働き方など、1度きりの人生を前向きにシンプルに変えていける方法をお届けします。

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