我が家が収入が増えてもメタボ家計にならない理由。この5費目にお金をかけないからこそ貯まる

「共働きで働いているのに、なかなかお金が増えていかないわ・・。」
2人で働いているからこそ収入が高いはずなのに、なぜかなかなかお金が貯まらないというご家庭も多いのではないでしょうか?
収入が高くなったのだから、貯金も多くできるはず。
しかし、現状は貯まらないどころか、支出が増大する「メタボ家計」に陥ってしまうことがあるほど、貯金をすることってとっても難しいです。
我が家では、夫が会社員で私が自営業という共働き家庭ですが、10年前の貧乏時代と比べたら、だいぶお互いの収入が増えてきました。
なぜ収入が増えてきても、メタボ家計にならずに済んでいるのでしょうか?
それは我が家では、この5つの項目に関してほとんどお金をかけていないからなのです。
1.住宅ローン額が年収に対してとても低く抑えられている
お金が貯まらない原因の1つとして、もっとも多く上がるのが家に対してお金を過剰にかけてしまうことです。
「一生に一度の買い物」という、今の時代にはまったく通用しないような言葉を親世代に刷り込まれてしまった世代は、「少しでもいい家を!」と意気込んでしまいがちです。
我が家も1度、いや、2度、3度?家に多額のお金をつぎ込んでしまい、騒音がひどい土地をつかんでしまったことで売却を決意。
たった1ヶ月で500万円を大損してしまいました。
しかし、失敗を肥やしにして不動産購入術をメチャクチャに勉強し、今の中古マンションを猛烈に買い叩いて購入しました。
マンション購入体験記。新築と中古マンションってどっちがお得?購入時の注意点と我が家の選んだ理由
2,800万円の35年ローンを組んで現在5年目ですが、新築価格よりかなり安く買えたこと、年収に対する年間返済額の割合である「返済負担率」は、なんと約10%です。
一般的に約25%以内が「安全圏」と言われていますから、我が家がメチャクチャ安い返済負担率であることがわかります。
リフォームもしましたし、今後さらにリフォーム費用がかかると思いますが、それでもかなり住居費は低く抑えられたことで、かなり家計は助かっています。
共働き夫婦30代最後の年間貯金額と総貯蓄額。2,800万円の住宅ローン完済に向けて家計管理で見直していくもの
2.私立中学や高校には興味なし!教育費はほとんどかからず
共働き家計である程度余裕が出てくると、かわいい子供にどんどんお金をかけたくなってしまうかと思います。
でも、我が家では夫婦そろって、私立中学や私立高校にまったく興味がありません。子供に任せていますが、その先の大学も行っても行かなくてもいいと思っているぐらいです。
子供の頃から競争社会でヘトヘトになりながら育ち、学歴社会はメリットよりもデメリットが多かったことが関係しているのかもしれません。
うーん、あまりいい思い出ありません・・。
子供たちには「いい学歴」「いい会社」に入ることよりも、好きなことで負けない「スキル」を身につけていって欲しいという思いの方が強いです。
親の思い通りになんてまったく行かないし、子供の学力次第でどうなるかなんてまったく予想もつきませんが、社会の中で常識ある子だけには育って欲しいです。
出してあげるお金にも上限がありますが、教育費に関してはすでに大学費用は貯めきっている安心感があります。もし足りなかったら、その時に話し合って考えます。
子供の教育費貯金2人分の600万円の目標達成!貯金全額を目的別貯金に分けたことが心の薬となる
習い事も絞ってあり、現在は塾にも行かずにひたすら「スマイルゼミ」が大好きなことで、自宅学習で勉強ができています。
高学年になったらまた変わってくるかと思いますが、教育費に関しては、保育園の時とは比べ物にならないぐらい固定費が減って、かなり安く抑えられていると思います。
スマイルゼミのタブレット講座を入学前からやり続けたら、四谷大塚全国統一小学生テストの結果はどうなったのか?
3.化粧品はプチプラコスメ命!メイク代がかからない
私、化粧品をデパートのカウンターで買ったりとか、有名な国内メーカーなどのブランドにあまりこだわっていない人です。
化粧品って成分はほとんど一緒なのに、ブランドがついただけで数百円で作れるものが何万円にも跳ね上がってしまう、恐ろしい金食い商品です。
1カ月に5,000円違うだけで年間6万円、5年間で30万円も違ってきますからね・・。
中学や高校生の時はよく化粧品は手作りしていました。クエン酸とグリセリンを水と一緒に混ぜたり、アロエを買ってきて焼酎につけたり・・。
今現在は作っていませんが、1度お気に入りの化粧品を見つけたらほとんど浮気することなく長年使っていることが多いです。
1,000円ぐらいの化粧水とか、3,000円以下ぐらいで買えるプチプラコスメを愛用していることで、化粧品代はかなり安く抑えられています。
ははぎく水おしろいは最強の時短節約プチプラコスメ。私の使い方と驚きの年間ファンデーション代
4.洋服の持っている数が少ない!オシャレ代がかからない
我が家では、洋服にほとんどお金をかけていません。
夫婦でスーツを必要としない仕事をしていることも関係していますが、ブランド物に関してはほとんど興味がありません。
最近ではユニクロでさえ高く感じてきてしまい、近所の激安洋服店に買いに行くことの方が多いです。子供服なんてすぐ着れなくなってしまいますから、そんなもので十分です。
普段着る洋服は3〜4着しか持っていません・・。大きなウォーキングクローゼットがついていますが、ほとんど使ってません。
同じくバッグやアクセサリーなども、ほとんど、いや、まったく興味がないことでオシャレ代なんて毎月5,000円いくかいかないかです。
オシャレは、人の見栄であることが多いです。
人と比較することなく、自分がこれでいいという基準を持っていることで、オシャレ代もどんどん減っていくでしょう。
5.旅行は保養所か楽天のポイントを使っておトクに行く
やっぱりお楽しみと行ったら、旅行などのレジャーじゃないですか?
100万円ぐらいボンッ!て使って、旅行に行くことも楽しみかもしれませんが、我が家では1回にお金をかけるよりは、たくさん旅行に行くことに重点を置いてます。
結婚した時、新婚旅行なんて「熱海」です。いや、熱海をバカにしているわけではありませんが、昭和チックでステキでしょ(汗)?
海外でゴージャスよりも、温泉でゆったりくつろぎたいというお互いの価値観が合ったことが結婚した決め手でもありました。
家族で非日常生活をたくさん一緒に送ることに、我が家では重点を置いています。
これもそれぞれの価値観なので何とも言えませんが、海外旅行に行くよりも国内で多くゆったりくつろぐために、夫の会社の保養所に何度も応募して抽選で当たったら行くようにしています。
保養所は、年末年始や長期休暇中も同じ料金ですから、当たったらコスパ最強なんですよ。
他にも楽天市場を多く利用していることで、楽天スーパーポイントが貯まったら、ポイントを使って「楽天トラベル」経由で行くようにしています。
2ヶ月に1度は旅行に行っていますが、1度にかかる旅費代なんて2〜3万円で済みます。でも、家族で一体になれる満足度は変わりません。
どこに行くよりも、「どう楽しんだか」が大切だと思っています。
旅行代をおトクに済ます術を使うことによって、年間を通してかなり安く抑えることができています。
家族で旅行・おでかけ&レジャー費の節約術。割引クーポンや無料施設を利用してみよう
貯金は収入が増えても生活費が変わらなければお金は貯まる
私、外出する時は常にペットボトルを持参していくのですが、「水筒をいつも持ち歩いているなんてすごい!」と、周りの知人によく言われます。
もはや節約と思っておらず、無意識に節約が習慣化しているのでしょう。
共働きでもお金がなかなか貯まらない理由、それはとってもシンプルで簡単です。
収入が増えるごとに、支出も増やしていくからです。
給料が上がって収入が増えても、生活費が変わらなければ、お金は確実に増えていきます。
今の時代なかなか片働きでは難しい時代です。しかし、夫婦が共に働く時間が増えてしまうことで、多くのお金を稼げる分、多くのお金が出ていってしまうことも事実です。
本当は外に行かなければかからない日々の通勤代やランチ代、洋服やバッグやアクセサリーや化粧品などのオシャレ代。
いい場所に住んだら、隣近所の目線が気になり、いい車、いい教育、もっと、もっと上を!!という欲望が、さらに支出を増やしていってしまいます。
上を目指すことはとっても大切ですが、支出は工夫次第で減らしていけます。
我が家は、我が家らしく。
他の人と一緒じゃなくていい。
心の欲望を少しでもコントロールしてあげることで、膨らみに膨らんだ支出を1つ1つ見直していけば、少しずつ貯金ができる家計に改善していけることでしょう。
体型と一緒ですが、1度膨らんでしまった支出はなかなか減らすことが難しいですよね・・。
財布からお金を出す時に「これ、本当に必要?」と自問自答してみてください。
収入の増加に合わせて、生活水準は上げないように心がけよう。
心のメタボが家計をメタボにしていきます。少しずつでいいので、膨らみすぎた支出を改善していけるといいですね。
この記事が気に入ったら
いいね ! しよう