2016年1月4日 

月曜日に仕事に行きたくないほどつらい病にかかってしまったとき、月曜日が待ち遠しいと思える仕事をしよう

「楽しかった連休がもう開けちゃった。憂うつで会社なんて行きたくない。」

金曜日の仕事が終わると、ワクワクするほど楽しくなってしまいます。

土曜日なんて、もうウキウキな休みを満喫してしまいます。
しかし日曜日の夕方ぐらいになると、途端にトーンダウン。

連休明けなんて朝に目覚ましが鳴った途端に、恐怖心さえ芽生える事があるかと思います。

しかも連休明けが月曜日だとしたら、5日間も連続で働かなければなりません。

「もう会社に行くのがつらくてしかたがない。」

起きるのもしんどくなって、足取りがズッシリと重たくなってきます。

「月曜日なんて、永遠に来なければいいのに!」

私も月曜日の朝がひどくつらくて、イヤでたまらなかったのですが、最近は月曜日が来ることがとっても楽しくなりました。

どうやったら、月曜日を楽しく過ごせることが出来るようになるのでしょうか?

仕事がまったく楽しくなくて私は会社を辞めました

私は大学を卒業してから、派遣社員からアルバイトから色んな仕事をして転職を繰り返して、正社員の仕事に就きました。

しかし、私は、大手の機械メーカーで10年間働き続けてきた結果、37歳で会社を辞めました。

10年勤めた会社を退職しました。たくさんの退職の贈り物に感謝でいっぱいに。今後の私の働き方とは

それはなぜか?

理由は簡単で、「仕事内容が面白くなかった」からです。

最初は覚えることがとっても楽しかったのですが、3年、5年、7年経ってもまったく変わることなく、同じ仕事ばかりを続けてきました。

仕事を面白くしようと思って、秘書検定とか情報処理系やCADや英語の資格とか取ったりしましたが、資格なんてまったく昇給に生かされませんでした。

女性が働きやすくするために、有給の時間単位での取得制度を取り入れようとしたりしましたが、100人の著名を必死に集めたにも関わらず、上長にまったく理解してもらえませんでした。

仕事を楽しいものに変えていくための知恵もスキルも、私にはまったくなかったのです。

これ以上この会社にいても貴重な時間を潰すだけと判断し、私は思い切って会社を去る決断を固めたのでした。

能力を活かせていない仕事はひどく退屈であることがわかった

私自身、会社にいたときに男の人に言われたことだけをやっていたとき、仕事がイヤでイヤでたまりませんでした。

「また会社に行っても、同じことをやらされるだけか・・。」

どんなに女性が頑張っても、どんな資格を取っても、女性が設計者になれるわけでもないことがわかり、やれと言われたことだけをやる毎日が永遠と10年も続きました。

自分に向いている仕事って、なんだろう?
自分がやりがいを感じることって、なに?

寝る時間を惜しんででも、無我夢中でやりたい仕事を、会社員時代にはまったくやれていませんでした。

自分に合っている仕事なんて、誰も教えてくれないじゃないですか?

自分にはこの仕事は向いていないと気がついたときから、色んな本を読みあさって、自問自答を繰り返してきました。

しかしある時に、ふと気が付いたのです。

仕事とは自分の能力や興味や価値観と異なる仕事をしているときに、人は仕事が面白くないという実感を持つということを。

「そうか、私は能力をまったく活かしてもらってなかったから、毎日が退屈でイヤだったんだ。」

これに気が付いた時に、目の前のグレーな雲のすき間から太陽の光線が見えてきたのに気が付きました。

退屈な仕事ほど自分を苦しめることになり、仕事がはじまる月曜日になるとひどくつらくなることがわかったのです。

能力を活かせる仕事についてから、月曜日が楽しみになった

私はいままで仕事って、人から言われたことだけをやればいいと思っていました。

会社にいる以上、自分の意見なんて言ってはダメで、指示された仕事だけを行うことが仕事であると思い込んでいました。

家族のために、退屈な仕事でもやり続けないといけないんじゃないのか?

生活優先だから、自分の好きなことを優先してはいけないんじゃないか?と、自分にギューっとフタをして生きてきました。

でもそれは思い込みで、仕事は自ら考えて、自らの能力を活かせる仕事に就かなければならないということがわかったのです。

これに気が付いてから、私は自分の生きる人生で仕事ってとても重要な位置づけで、この重要な位置づけの仕事を楽しまないで生きなくて、お前はどうするんだということがわかってきたのです。

私は今は心からワクワクと楽しく、自分の脳力を活かせる仕事に就いてから、月曜日が来ることが楽しみで仕方がなくなりました。

反対に「もう金曜日終わっちゃうの?」と、仕事時間が終わってしまうことがとても残念に思うようになりました。

在宅で事業をしているため、土日は子供が家にいて子供優先の生活のため、集中して仕事が出来ません。

だから月曜日に1人になって集中できる時間が来るのが待ち遠しくて、今は仕方がないのです。

自分の能力を見つけ出し、胸が踊り出すほど楽しいことを仕事にすると、こんなにも休み明けが楽しめるようになることがわかったのです。

大好きなことを仕事にするってこういうこと?好きなことをしていると時間の充実感が全然違うと思うこと

心がイヤと思うような仕事なんてするのは、もうやめてしまおう

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仕事がイヤになる原因って、何でしょうか?

上司や同僚との人間関係、給与への不満、満員電車のしんどさ、残業疲れでヘトヘト、仕事が休めないなどたくさんあると思います。

奴隷のように毎日行って、何も考えずに自分の気持ちを押し殺して働く生活って、あなたの心は楽しいと言っていますか?

生活のために稼がなければならないからと、自分に言い訳をして何も考えないようにしていませんか?

自分の内面を見つめることって、とってもつらいことですから、考えないことって実はとってもラクなんですよ。

でもこれを機会に、自分の内面によーく語りかけてみてください。

家族に迷惑かけるからと思って働いているのだったら、それはあなたはまったく幸せを感じていない証拠です。

心がつらいと悲鳴をあげているのだったら、もうイヤな仕事をするなんてやめたらどうですか?

本当に自分がやりたい!寝ないでもやりたい!って思う仕事だったら、月曜日がワクワクと楽しくて仕方がないはずです。

土日を楽しみに仕事をするなんて、まったく逆です。
土日が来ることが惜しいぐらいの仕事に就くのです。

新卒で入った会社にずっといなければいけない時代なんて、とっくに終わりました。

もし会社に行くのがしんどいほど悩んでいるのだったら、もうそこにいるのはやめてしまいましょう。

あなただけではなく会社にとっても迷惑ですし、双方にキズがつきます。

「会社に行くのがつらい病」から開放されるためには、あなた自身が変わらないと治りません。

自分の胸に手を当てて、飛び込む勇気を持ちましょう。
家族がいたら、必ず相談して最後は自分で決めましょう。

「月曜日が来ることが楽しみで仕方がない!」

あなたが今していることに、心から幸せを感じるのです。
あなたに自信があれば、いつでも仕事はあるはずです。

生きるためには、食べなければならない、食べるためには、稼がなければならない、そのためには、仕事をしなければならない、この「しなければならない」の繰り返しが、大人の言うところの「生活」だ。

しなければならなくてする生活、生きなければならなくて生きる人生なんかが、どうして楽しいものであるだろう。

・・・(中略)・・・ だったら人は、自分で自分の人生を選んで生きているということを、はっきりと自覚して生きるべきなんじゃないだろうか。

仕事も生活も何もかも、自分がしたくてしていることだと、自覚するべきじゃないだろうか。

そうすれば、自分のことを人のせいみたいに文句を言いながら生きることもなくなるはずだ。

『14歳からの哲学 考えるための教科書』池田晶子

あなたは自由だし、別の場所で働く選択肢だって自由なのです。

本当にここで働きたくないと思ったのなら、ここで働かなければいいだけの話です。

自分が進むべき道は、自分で選択していくしかないのです。

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