2017年5月1日 

会社を辞めるか辞めないかの選択肢で迷った時、人からのアドバイスを得たいと思った時に大切なこと

「会社を辞めようか、それとも辞めないでこのまま残ろうか。」

やりたい事を優先して会社を辞めようか、辞めずに今のまま残った方がいいのか。

自分一人で悩んでいたら限界がきて、誰かに相談してみたいと思うことが出てくるかもしれません。

会社の上司や同僚になんて、こんな相談なんて気軽にできないです。

家族や恋人、友人など、自分が尊敬出来る人に相談したり、相談する人がいないとネット掲示板や占い師に見てもらったりすることも・・。

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会社を辞めるか、やっぱり辞めないか。

私もひどく悩んでいた時期があります。とっても心が苦しかったです。

この選択肢で悩んでしまい、他の人からのアドバイスを求める時、こんな事に気をつけて欲しいのです。

私もやりたいことをずっと考える日々で、ずっと逃げていた

私も会社員時は、毎日作業が忙しいだけの日々で、なぜか心はとっても退屈でつまらない日々を送っていました。

仕事内容にまったく興味がわかず、仕事している時でさえ、「会社を辞めたい。」とずっと考えていました。

私の同僚が心で悩んでいる人がとっても多かったことで、「メンタルヘルス対策がこれから最重要課題じゃないか」と感じていた私は、人生や仕事の相談業務にとっても興味を抱いていました。

日々の雑雑した仕事を優先してしまい、本当にやりたい事なんて後回し・・。

今になって思えば、やりたい事に向き合わずに逃げていたんだと思います。

会社員を続けるか。
それとも辞めるか。

この考えを持たないようにずっとフタをしていることにも限界が来て、私は身近な人にアドバイスを求めに行くことにしたのです。

自分の選択肢が不安過ぎて、誰かに背中を押して欲しかった

自分自身の中では、もう答えは決まっていたんだと思います。

でもやっぱり「自分の選択肢は、間違っていなかった。」「この選択肢を選んでよかったんだ。」という安心感が欲しかったのです。

別の道に進むことに、ポンッと背中を押してもらいたい。

もし背中を押してもらったら、「よし、頑張ってやってみよう。」と前向きな気持ちになれるし、もし「今のまま思いとどまった方がいい。」と言われたら、進むことにブレーキをかけてもらいたい。

「大丈夫だよ。」

言葉によって、自分の選択肢が正しいのかどうか、誰でもいいので背中を押してもらいたくて、私は同じような事で悩んだであろう先輩たちに相談しに行きました。

厳しいから、やめとけ!
続けたって意味がない。

色んなアドバイスをいただいたのですが、やっぱり人によってそれぞれ意見が違いました・・。

「聞く人によって、全然言うことが違う。一体、何が正しいのだろう?」

聞く人によってアドバイスの内容が違うことで、一体どれが正しい答えなのかさっぱりわからなくなってしまい、さらに迷うことになってしまったのです。

本当にどうしたいかは、自分自身でしか答えを持っていない

どうしていいのかさっぱりわからず、迷宮入りしていた時に、2年前に会社員を辞めて独立した人に、とあることを言われたのです。

「本当にどうしたいかは、自分の心が温かくなる方を選んだ方がいいよ。」

温かくなる答え?

人のアドバイスを聞いて、ただその通りにするのではなく、「辞めた方がいい。」「辞めない方がいい。」という選択肢を聞いて、自分の心が温かくなる方を選ぶという選択の仕方です。

どちらが正しいのか、どちらが正しくないのか。

損か得か、どうしても頭で考えてしまいます。

ものすごくお金を稼いでいる人や、有名な人が言っていたから、それが正しいことであると考えるのではなく、あなた自身の感覚にもっと従った方がいいということです。

人からのアドバイスではなく、本当にどうしたいかは、自分自身しか答えを持っていないのです。

もし他人のアドバイス通りに生きると、他責と依存が始まる

私が憧れていた人が「会社員なんて辞めた方がいい」と言っていたから、辞めた方がいいに間違いない。

憧れの人が言っていたから間違いないと、辞めてはみたものの、やっぱり上手くいかない。

辞めたらもっと上手くいくって言っていたのに、さらに悪化して借金を抱えてしまった。

「もう、全然言っていたことと違うじゃん!」

怒りでいっぱいに溢れ返ってしまった時、その怒りのほこ先は、アドバイスをした人に向けられていきます。

これが「他責(たせき)」です。

アドバイスした人への感情が反転して、恨むようになっていきます。他人を攻めることで、自分を肯定しようという心理が働くからです。

反対に、アドバイス通りに従って上手く言ったとします。

「この人の言う通りにしていれば、人生うまくいくんだ!」

自分の考えより、他人の考えに従って生きていくようになり、その人の信者になってすがるように生きてくようになります。

これが「依存」です。

依存心が強くなればなるほど、裏切られた時に他人を攻めるネガティブパワーが増大していきます。

アドバイスする方も悪気があってするわけではないですが、特に初めて会った人にアドバイスをするほど難しいことはありません。

アドバイスは、状況によって「薬」にもなるし「毒」にもなる。

アドバイスをする方も自己主張に気をつけないといけないし、アドバイスされる側もどんな相手だろうと、他人のアドバイス通りに生きていかないように気をつけないといけないのです。

他の人のせいにしない生き方をするために、最後は自分で選択

私自身も、すごい尊敬できる人に相談していただいたのですが、最後はやっぱり最初に思っていた自分の答え通りに生きていくことにしました。

アドバイスで心がポカポカと温まる方に従って生きていった結果、今の自分があります。

途中で挫けそうになって、あまりにも孤独感いっぱいになり、泣き出してしまったことも多々あります。

夫婦で意見が対立して、もう会社員辞めなきゃよかった〜って思ったことも・・。

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でも、自分で出した決断。

今は、まったく後悔していません。

アドバイスしていただいた人を攻めることもなかったし、他人に依存して生きていない自分に対して、さらに自信を持って生きていくことができました。

他人からアドバイスを求めることは大切だけれど、最後に決めるのは自分の心です。他人にリードしてもらうことなく、あなたの人生を幸せに導くのはあなたです。

自分が出した選択肢に自信を持って生きていけば、それが後から正しい答えとなっていくのです。

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