2017年5月22日 

好きなことを仕事にするために努力なんてしなくていい。過去の才能からワクワクすることを発掘してみよう

「自分に合った仕事って、一体何だろう?」

就職して今の会社になんとなく入れたけれど、なんとなくやりがいがない・・。ふと、好きなことを仕事にしたいと思ったことってありますよね。

私も平凡な会社員で働いている時に、好きなことを仕事にしたいと頭の中でグルグル思いながら、勤務中はボーッと上の空だった記憶があります・・。(集中しなさいってば!)

好きなことを仕事にしたいけれど、じゃあ、好きなことって何だろう?

もし現時点で疑問を持ちながら働いていたら、こんなことを考えて欲しいのです。

好きなことを仕事にしたらキライになるような仕事はやめる

「仕事って、つらいものなんだよ。好きなことを仕事にしたらキライになるよ。」

仕事なんてつらいのが当たり前であって、なんだかんだと生活のために稼いでいる。好きなことなんか仕事にしたら、その好きなことがキライになってしまう・・。

人生の大先輩に、このように言われることがあるかと思います。

私も父親に散々このように言われて育ってきましたので、仕事は「つらい」「しんどい」というイメージをずっと持っていました。

確かに仕事をしてお金を稼ぐことは、とっても大切なことです。「お金のために働いている」ことは、誰もが否めないのではないでしょうか?

でも、好きなことを仕事にして、それがキライになってしまったらヤダなぁと、やる前から不安になるような仕事なんて、最初からやらない方が身のためです。

そんな中途半端な気持ちでやるから、途中でキライになってしまうのです。

仕事だろうと遊びだろうと、どんなことでも無我夢中で時間を忘れてでも没頭しているようなこと、そんなことを仕事にすることが大切なのです。

働くことはつらい、疲れることなんだという姿を子供に見せる大人になんてなりたくない

才能って、過去の自分の中に眠っていることがある

「自分になんて、才能なんかない。」

って思うのは早計過ぎます。私自身も、自分にはまったく才能なんてないと思っていましたけれどね・・。実は才能ってあるのではないかと思うのです。

まだ6歳児なのに暗算がスラスラ〜ッて解けたりとか、プログラミングをいとも簡単にできちゃう子っているじゃないですか?

あれって、0歳児からおむつフリフリして、ガムシャラに数字やパソコン操作を覚えていましたか?

イヤイヤ期はあるかもしれませんが、イヤイヤ言いながらというよりは、むしろ自ら夢中になって数字やプログラミングを覚えていったはずです。

ヘトヘトに頑張ってガムシャラになって取った資格やできるようになったことって「スキル」です。

しかし、たいして努力もせずにできるようになったことこそ「才能」なのです。

子供の頃に、特に何もした覚えがないけれど、簡単にできてしまったことってないですか?

私自身は、絵の具で絵を書くのが大好きすぎて、画用紙を10枚ぐらいくっつけて、桜の大木を描いてしまい、見事小学生の絵画コンクールで金賞をいただいたことがあります。

他にもとにかく書くことが大好きだったらしく、ハリーポッターの簡易版的な物語を作文用紙に100枚ほどスラスラ書いてしまい、小学校の先生にビックリされたことがあります。

私にも、気がつかなかった才能があったのですね・・。

今その書くことが、仕事につながっているのでビックリです。

100mを走るのが大好きだった。
実験が楽し過ぎて大好きだった。

才能って、過去の中に必ず眠っています。

今までの人生の中で「スゴイ!」と言われた中に、実は「才能」が眠っていることがよくあるのです。

才能を発掘したら、才能と共にスキルを磨く

数字を解くのが好き、作文を書くのが好き。

心がワクワクするような「才能」を過去から見つけ出してきたら、恥ずかしがらずにどんどん才能があると認めていきましょう。

才能なんて聞くと、特別な天才児しか持っていないと思って萎縮してしまうかもしれません。

「私は書くことが大好きなんだ!」

ずっと自分にこう言い聞かせ続けていると、あたかも自分って書く才能があるかのように思えてくるから不思議です。

でも大切なことは、「才能」をどんどん磨いていくと同時に「スキル」も一緒に身につけていくことです。

「才能」+「スキル」が、他者と差別化できる誰にも負けない最強の好きなことにパワーアップしていくからです。

やっぱり、才能だけだと仕事にならないです。お金にならないんです!

私は書くことは好きですけれど、仕事となるとつらいこともたくさんあります。

思い通りにいかなくて、泣きたくなってしまったことも多々あります・・。いや、我慢できずに泣いたことも多々あります(泣)

めんどくさい、大変、納期がつらい・・。でも文章を書いているとおもしろい。

才能を活かして仕事にするのは大変だけれど、苦労が楽しくなっていく。

才能と同時にビジネススキルも一緒に磨いていくことで、好きなことをお金に変えていくことができるのです。

才能からスキルを身につけて、自分の強みに変えていこう!

これは私自身の経験ですが、やっぱり好きなことをしている時って、あっという間に8時間が過ぎ去ってしまい、寝る時間を惜しむほど夢中になって没頭していることだと感じます。

苦労が苦労ではなく、苦労を楽しんでいる人です。

だって、会社員の時なんて、「まだ14時?」「まだ16時?」ってお菓子を食べて現実逃避しながら、ずっと時間が過ぎることが待ち遠しくて仕方がなかったですから・・。

どこかで書く事を学んだ覚えも一切ないですし、イヤになるほどガムシャラに勉強した覚えがない。

でも書く時だけは、心がワクワクしてメチャクチャに楽しい!

「なぜこんなに楽しんだろう?」

自問自答した時に、あぁ、自分って昔からよく作文スラスラ〜ッて書いて、よくコンクールで入賞していたよなとか、振り返ると才能だったなぁとわかるわけです。

大人になると、夢中になったことって忘れてしまいますよね・・。

だから、他の雑念が入らない環境を作って、過去を思い出してみる。

過去のアルバム写真やノートを見てみたり・・。「あ、レゴやプラモデルにハマっていたのか!」と何かを発見したり。

そこからモノづくりが自分が好きだったなぁとわかったりします。モノづくりの分野で才能があることを認めて、さらにスクールに通ったり、本を読んだりしてスキルアップしていく。

実はモノづくりをするためには、たくさんのお金や人脈が必要とか、妬んでやっかみを言う人とか失敗作ができるとか・・。色んな経験をしてさらに成長していく。

ちょっとした過去のできごとから才能が見つかり、お金になるスキルを失敗しながらでもいいので身につけていくことで、好きなことを仕事につなげていくことができます。

才能から好きなことを見つけてみると、途中でイヤになって止めることなんて滅多になくなります。

いや、挫折することもありますけれどね・・。また心がうずうずしてきて、やりたくなってしまうことこそ、本当に好きなことだと思いますよ。

本当に好きなら苦労はいとわない。
苦労が苦労でないからである。
苦労したくないなら、結局それほど「好きではない」のである。

by 解剖学者:養老 孟司(ようろう たけし)

才能からスキルを身につけて、好きなことを「強み」にする!

見つけた才能にスキルを合わせていくことで、他には決して負けないような最強にワクワクする仕事ができるようになっていくのです。

やりたいことが見つからずに不安で悩んでいるあなたへ

自分に合う天職の見つけ方がわからないあなたへ。天からなんて降ってこないから自分でつかみとれ

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