2014年6月28日 

非正規雇用って悪?目の前でボーナス明細をビリビリと破られた悔しさを今でも忘れない。

もうすぐボーナスの時期ですね。

私が新卒でリストラされてからは、正社員での就職をすることなんて困難で、日雇いバイトや、派遣社員を長年経験しております。

派遣社員というと、自分のスキルを武器にお金を稼ぐ、というイメージがあるかもしれません。

私の年代では少なくとも、超就職氷河期で正社員になりたくてもなれなかった人達が、仕方なく派遣社員になった、という方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな悔しい思いをしながら、何とか採用していただいたのが派遣社員でした。

デザインソフトを用いて、取扱説明書を作る仕事をしておりましたが、正社員と同等、いや、正社員以上に残業をし、毎日必死に誠意を持って働いておりました。

しかし、働いていると、欲が出てくるものですね。

同じように働いているのに、

なぜ、自分にだけボーナスがない?

正社員の人と同じように働いていても、ボーナスが無い事に本当に屈辱感を持って働いておりました。

ボーナスの時期、正社員だけ集会ホールに集められて、ボーナスの説明をしていた事。

その間に、派遣社員の人達は、デスクで電話番だけをしているだけでした。

ボーナスが支給されて、目の前に座っている私を気にして、ビリビリと音を立てて明細を破っていたこと。

ビリビリビリ・・・。

色んな所から聞こえてくる聞きたくない音。
その明細を見ながらニヤニヤとしていた顔。

今でも悔しすぎて忘れない。

誰が付けたのか知らないが、「非正規雇用」と呼ばれて。

「非」という意味は、

悪い。間違っている。悪いこと。道理に反すること。正しくないこと。

「夢は正社員になること」だった。夢って一体なんだろう?夢を叶えるためにすべきこと


誰が悪いんじゃ!非で悪かったな!

道理に反した正しくない働き方で悪かったな!!

負け犬の遠吠えにしか聞こえないかもしれないが。

本気で非正規雇用の時は、自分が必要とされていないと思って悩んだ。

そんな働き方に決別したくて、現在の自分がいる。

あの時の、脳内物質が壊れそうなぐらい悔しかった日を忘れない。

それが今の私の働き続ける原動力。

血のにじむぐらい悔しすぎた涙が、私の心臓の体液となっている。

絶対忘れない。忘れないでこれからも働き続けよう。

派遣社員から正社員になれる人の特徴。私は正社員になって不安はなくなったのか?

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