2015年2月16日 

引越し業者選びは安さだけで決めてはいけない。働く人が最後に運ぶべきもっとも大切なもの

「引越しする予定だけれど、どこの業者が良いかしら?」

引越しは、自分たちでそう簡単に出来るものではありません。ほとんどの方が引越し業者の方に依頼すると思われます。

我が家も結婚してから転勤族でもないのに引越しの連続でして、その数はなんと12年で8回にも登ります。

我が家って、引越しの達人ですね(汗)

数々の引越しをしてきた我が家ですが、1番印象的だったのは新婚わずか1ヶ月弱での引越しです。

実はこの時に、とってもステキな営業マンと出会いました。

新婚の時に住んだ所は光が丘団地

私は25歳の時に同じ年の夫と結婚して、最初に住んだのは練馬区にある光が丘団地です。光が丘パークタウンのいちょう並木に、我が家はひと目惚れしてしまったのです。

練馬区役所に婚姻届けを出して、新婚生活をはじめました。

お金は貯金10万円しかなかったのですが、なんだか心だけはポカポカと温かい生活でした。

家計を支えるために夫が正社員に転職しました

私も夫も当時はIT系の会社の派遣社員でしたが、有期雇用の派遣社員同士ではリスクが高いです。

「これでは何かあったときに家計を守れない。」

夫は結婚と同時にIT系の会社に正社員として転職しましたが、慌てて転職をしたせいか会社選びに失敗です。

採用条件がまったく違ったのです。
だまされた方も悪いですけれどね。

まじめな夫はあまりのギャップにダウンしてしまい、1ヶ月も経たずに仕事を退職してしまいました。

光が丘のUR賃貸の家賃って、相当高いです。

当時契約していた2DKの家賃が11万円でしたし、私の派遣社員の月収が21万円です。

どう考えても残りの11万円では生活出来ません。

「引越ししなくちゃね。」

私の実家に転がり込むかのように引越しを決意しました。

引越し見積もりは機械的な対応ばかり

「引越しと言ったら引越し一括見積もりかな?」

ネットで検索して出てきた引越し一括見積もりに、すがるようにネットで登録をしました。

ここのシステムはどうなっているのでしょうか?
登録して1分も経たないうちに電話が鳴り響きます。

「今からお見積もりにお伺いしてもよろしいでしょうか?」

引越し業者さんの客の奪い合いです。

でもどこに依頼したらいいかわかりませんでしたので、とにかく順番に来ていただくことにしました。

引越しの営業マンの機械的な対応にヘトヘト

「こんにちは、見積りにお伺いに来ました。」

営業マンは、チェックシートなるものを持っています。

家具やら荷物やらを点数を書き込んで家中をウロウロして、そのチェックシートを元に引越し見積額を算出です。

テーブルの上にはオプションパックのパンフレットだらけに!引越し費用はこれぐらいです、と提示するだけです。

「もっとお安くならないんですか?」

「まぁ、あと5,000円ぐらいですかね。」

日程どんどん埋まっちゃいますよ?と焦らされるばかりです。

営業マンは人をあおるばっかりなのです。

5社ぐらい見積もりを取った後に、もうイヤイヤになっておりました。

「ぜんぜんCMやサイトのイメージと違う。」

CMしているような有名な業者さんでも、対応はとっても機械的でした。

そんな時に電話がかかってきた引越し屋さんが、我が家の人生を後ほど運んでくれる所になったのです。

我が家の話をずっと聞いてくれた営業マン

「まだお引っ越しされたばかりなのにどうなされたんですか?」

家を歩きながら、引越しのきっかけを聞かれました。

「転職に失敗しましてね。仕方なくです・・・。」

いろんな営業マンを見てきましたが、話し方が違いました。

ずっと気丈に張り詰めていた糸がプチンと切れてしまい、もうその場で泣き崩れそうになりました。

「なんとまぁ!そりゃ、ひどい会社があるものですわ!」

その営業マンの方は、チェックシートなんてそっちのけで、自分も仕事に失敗をして転職をした話をしてくれました。

「僕はそんな人生を応援したいです。」

その営業マンの方の対応の素晴らしさに夫婦で感動してしまい、値段も何度も本部に問い合わせをして頑張ってくれました。

納得出来る金額と営業マンの対応に感動です。

私達が最後に決めた理由は、ここにありました。

引越しはとても丁寧で感動しました

「本日担当します○○です。よろしくお願いします。」

引越し担当の方が、なんと3人もいらっしゃいました。

もうとってもいい笑顔で、この方達なら安心かなぁと。

ムキムキの腕と足で迅速にそして丁寧に作業していただいて、最後は残した部屋に一礼をしていきました。

そこの主任担当の方とも色々とお話をしました。

最後に声をかけられたひと言が、とっても嬉しかったのです。

「旦那さん、新しい仕事見つかるといいですね。」

置いてきた心も一緒に引越し出来た瞬間でした。

今までたくさん引越しを経験してきましたが、今までで1番印象に残っている引越しになりました。

仕事が出来る人はマニュアル外の差別化が出来る人

引越し業者の方の役割ってなんでしょうか?

1番は大切な荷物を運ぶことに間違いありません。引っ越し先に荷物を運べば最低限の仕事は達成です。

「助かりました、ありがとうございます。」

お客様は満足して喜んでくれるでしょう。

でもそこからもう1歩進むにはどうしたらいいか?

運び終わって満足した後のもっと先の「感動」です。

ここまでサービス精神を持つことです。

私もファミレスのアルバイトをしていた時に、とっても嬉しかったことがありました。

「ありがとうね。とってもおいしかった。」

こう言われる事が心から嬉しかったです。
喜ばれたい一心でサービスして良かったなぁと。

でも本当に感動を与えるためには、マニュアルに載っていない対応をすることです。

「外は寒いですから、風邪に気をつけて下さいね。」

もっと感動していただいた事があります。
今回の引越し屋さんはこれが出来ていました。

仕事における差別化はこういった感動を与えられる人です。

まさに仕事が出来る人とは、人の心を動かせる人です。

「私ももっと人を感動させる仕事をしないとなぁ。」

無感情で変わりなき日々をこなす自分に喝です。

人が泣くほど感動を与えられる人になりたい。

仕事の本当のゴールは、自己満足で終わらせないことが大事です。その先の感動を得られるように私もこれから努力したい。

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