2014年8月22日 

子供のお金の使い方。おこづかいはいくら?いつあげる?お金は使ったらなくなることを教えよう

「きょうね、暑いからアイス買ってくる-!」

子供にお金を渡すことって、とってもむずかしいですよね。

我が家の次女は、はじめてのおつかいに4歳でやっと行けるようになりました。

「すごい!1人で買い物に行けるようになったね!」

はじめてのおつかいを経てからというものの、5歳になって土日の休みになると、毎週のように1人で買ってくるように・・・。

おこづかいを渡すと、すぐにスーパーに行く習慣がついてしまったのです。

次女を浪費体質に育ててしまったのは、私でしょうか?

あるだけお金を使ってしまう傾向は、はじめてのおつかいからすでに予兆があったのです。

買いものをすることに快感を覚えてしまった!?

カルボナーラを作るために、次女にはじめてのおつかいを頼んだとき、

「生クリーム買ってきて-!」

とお願いしても、

「ひとりじゃ行けないよー(涙)」

断固として、1人でおつかいに行くことは拒否です。

説得すること20分。

最初は家から歩いて3分の1番近いスーパーに行くことさえ、モゾモゾして行こうとしませんでした。

行ったかと思ったら、エレベーターの前になんと10分も待機です。

「買ってきたよー!」

泣く泣く行った娘は、とっても晴れやかな顔をして握りしめていたものは、なんとスーパーカップのバニラアイスクリームでした。

なぜか1個98円のアイスを、4個も買ってきたのです。

「みんなのも買ってきたよ!」

我が家のスパゲティーが、 ペペロンチーノになったことは記憶に新しいです。

「よく行けたね!がんばったね!」

行けたこと、目的を達成したことをほめたはいいものの、買ってくるとほめられるんだと勘違いしたのか、

「また買い物に行ってきまーす!」

と、財布を入れた斜めがけバックをかけて、アイスを買ってくるようになってしまったのです。

反対に長女は、筋金入りの倹約家です。

「そんなアイスになんてお金使わなーい!」

「お金貯めているんだもーん!」

今からそんなに貯めて、どうするんですか〜?

小学校に行きだしてから、確かに何も使っていません。

財布にはコツコツと貯めたおこづかいが、5,000円以上は入っているはずです。

しかし、次女の財布の中身には、数えたら225円しか入っていませんでした。

「金銭教育、すでに間違えた?」

「おこづかい、与えすぎなのか?」

不安になった母は、子供のおこづかいの相場というものを調べてみました。

子供へのおこづかいはいつからあげる?いくらあげる?

「おこづかいって、いつからあげたらいいの?」

「おこづかい額、いくらにしようか?」

子供へのおこづかいも、親としてはとっても悩みますよね。

子供へのおこづかいに関しては、いつから(時期)と、いくら(金額)を決めておくことがポイントです。

おこづかいはどういうお金で何のためのお金かを、子どもに理解させることが大事なのです。

「子どものくらしとお金に関する調査」によると、

1カ月のおこづいの平均額は、以下の通りです。

  • 小学生:約1,000円
  • 中学生:約2,500円
  • 高校生:約5,300円

毎月のおこづかい額の決め方の法則として、以下の計算式がよくあげられます。

「年齢 × 金額(100円)」

「学年 × 金額(100円)」

この計算式で当てはめると、

5歳児は500円、6歳児は600円です。

我が家のおこづかいは、長女、 次女ともに毎月1,000円です。

なぜこの金額にしているのか?

財布には基本的に小銭を入れていないので、おこづかいのために小銭を作るのがめんどくさいからです。

クレジットカードを我が家ではメインとして使っていますので、ほとんど小銭が財布の中にないのです。

あまりにも単純過ぎる、ズボラな発想です(汗)。

現金主義の方には、とってもお叱りを受けそうです。

我が家では、いつからおこづかいをあげだしたかと言うと、

「これ買ってー!」

と、言い出した時からです。

何歳かは忘れましたが、「買ってー!」と言った時点から、次女にも自分の財布を持たせました。

お金というものを、子供が自覚した時からですね。

毎月1日になったらおこづかいを渡すと、娘達とは約束しています。

お手伝いをどんなに頑張ろうと、毎月一定額です。

お手伝いをすることは、家庭内では当たり前ですが、やっぱり未就学児、小1にしては多いのかもしれません。

次女には差別化をして、500円でも良いのかな?

毎回小銭を作ることをためらってしまい、与える金額に悩んでしまう次第です。

臨時給付金から子供名義の口座をつくる計画

昨日、我が家に『子育て世帯臨時特例給付金支給決定通知書』の用紙が届きました。

この給付金の対象者は、児童手当を受給している中所得世帯(所得制限額は960万円未満)です。

あなたは、忘れずに申請しましたか?

長女、次女、1万円ずつですが、このお金に関しては自分たちで管理していって欲しいと思っています。

そんな大金、財布に入れておくのも限界がありますので、これを気に「子供専用の口座」を開くことにしました。

利率のいいネット銀行では、以下の3つが候補としてあげられます。

  • 楽天銀行
  • ソニー銀行
  • 新生銀行

しかし、

「やはり金銭教育をしっかりとしたい!」

私が有給休暇を取って、この夏休みの間に郵便局に行って、ゆうちょ銀行の口座を一緒に行って作ることにしました。

うーん!これで子供にお金の意識を高めて欲しいと考えています。

子供名義の口座を銀行やゆうちょ銀行で開設するメリットとデメリット。おすすめの子供用の銀行ってどこ?

子供の時から、お金にはどんどん失敗させていこう!

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「子供にどうやってお金について教えたらいいか、まったくわからない!」

国語、算数、理科、社会。

こういった科目はあるのに、学校には残念ながらお金の科目がありません。

お金について話すことは、日本人はタブーとしている意識がとっても強いからです。

みんなお金について教わらないからこそ、お金に失敗していくのです。

反対にお金に失敗しないと、覚えていきません。

それが「お金」というものです。

お金は使ったらなくなる。
お金は使わないと貯まる。

しくみはとってもシンプルなのに、大人でさえわかっていないのが「お金」というものです。

お金に関して教わってないから、わからないのです!

ただ、勉強すればするほど、お金については使い方が上手くなっていきます。

そんなことわかっているのだから、やっぱり子供のうちからどんどん学校で教えて欲しいです。

現状は学校に頼れないからこそ、親が教えていくしかありません。

自分のお金は、自分で守って管理していく。

まずは自分がお金を所有していることを、親として教えてあげようと思います。

財布から口座へ。

そこから増えることを教えるのは、次のステップです。

最初は上手に使えなくてもいい。
むしろ失敗して学んで欲しい。

大人になってから、お金に失敗すると本当につらいですし、死のうと思うぐらい、お金は人間の命をも奪ってしまいます。

500万円の借金を一瞬で作った親から、一体何を教えられるか。

自分自身のお金の失敗談は、子供に腹を割って本気で言い聞かそうと思います。

次女よ、欲しいままにお金を使って、お金がなくなるとどうなるかを教えてあげよう。

反対に、お金を貯めるとどんなにいいことがあるかを、もっと教えていこう!

「今我慢すれば、スーパーカップじゃなくてハーゲンダッツが買えるようになるかもよ?」

「私はハーゲンダッツより、スーパーカップのバニラが好きなの!」

チーン・・・(涙)

ハーゲンダッツより、スーパーカップが好きだとは何ともコスパのいい子供ですこと!

子供のおこづかい額を、まずは調整してみようかと思います。

お金が日々安定して入ってこない厳しさ。
お金がなくなるつらさやないことの怖さ。
そして使う事を我慢した後の大きな喜び。

お金の使い方は、急にはうまくなりません。

だからこそ、いまのうちからしっかりと身につけていって欲しいです。

浪費家次女に、浪費家だった親として・・・。

これから未来を築き、キラキラと輝いていく子供たちに、親としてお金の教育は徹底して教えていきたいと考えています。

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